コロロカアスフロ

記事名読み
ころろかあすふろ
召喚士SPアビアストラルフロウ」を用いて大量の敵を一気に撃破し、短時間で凄まじい勢いでレベル上げを行う行為。

発祥の地が「コロロカの洞門」であることからこのように呼ばれるようになった。アスフロパーティ、【召喚士】【バーン】(こちらは主に外人)とも呼ばれる。

なぜコロロカの洞門かというと、アストラルフロウ一発で敵のHPの多くを吹き飛ばせる低レベルの狩り場であること。
コウモリ族リーチ族スパイダー族といったリンクする敵がある程度密集していること。
また、コロロカの洞門では出口付近のワーム族以外はレベル上げであまり狩られず、通常のレベル上げPTとの摩擦を生み難いという利点もあるため多用される。
メンバー入れ替えやジョブチェンジするのにモグハウスまでの距離が遠くないのも適している。
ちなみにコロロカの洞門ではLv10台前半で行うと最も効率がよいとされている。

レベルシンクが存在する今では低レベル帯限定という縛りは無いに等しく、キーとなるLv10台前半のキャラヴァラー等を駆使すればかなり容易に準備できる。
またバストゥークに捨てキャラを一体作ればほぼ移動させる必要が無いのもメリットだろう。
つまり、コロロカアスフロで適正レベルを超えてしまったら削除し再度バストゥークに作成し直す事でさしたる労力も無く繰り返す事が出来る。

当然ながらアストラルフロウ頼みの戦術のため、長時間実施するということは不可能。ただしメンバーにコルセアがいると連戦が可能になる場合もある。
また敵のHPの大半をアストラルフロウで吹き飛ばせる低レベル帯限定の戦術でもある。
(複数人で一気にアストラルフロウを用いれば中レベル以降も可能だが、効率はかなり低下する)
メリットとデメリット
短時間で一気にレベル上げが可能となるため、レベル上げの時間があまり取れない人や効率を重視する人に向いている。
また、通常のレベル上げではケアルタンク化しつつある召喚士が主役となり多くの敵を一掃できるため、一部召喚士にも人気がある。

半面、レベルシンク前提の戦術のため多用しているといつまでたってもスキルが上がらないという弊害が発生する。
また現地の大半のモンスターを狩る関係上、他のレベル上げPT素材狩りの人に迷惑が掛かる可能性がある。

また確実に成功する保証などないため、野良PTなどで失敗すると一気に雰囲気が悪くなることも・・・
メリットばかりの戦術ではないため、あくまで自己責任の上実施していただきたい。
その是非
レベル上げパーティの主な獲物であるミミズは取らない(というより取れない)ものの、そのやり口は結局のところ狩場占有に他ならない。また、大量の敵を引き連れたPC視界に現れると途端に動作が重くなることなどもあり、一般のプレイヤーには非常に迷惑な存在として認知されている。稀に素材狩りの対象であるスライムを持って行かれるケースや抽選POPの対象モンスターを巡るトラブルなどもあり、この認識がそう簡単に変わることはあり得ないだろう。
また、その業者じみた
注釈1
もともと業者が短時間でレベルを上げるための手法とも言われる。「リンク狩り」の項を参照。
パワーレベリングを感情的に嫌う者も少なくない。

もっとも、GMの回答によれば、敵を集める行為についてはそれ単体では問題にならないとしており、各トラブルに関してはユーザー間での状況改善を勧められる。
ただし、敵を引っ張る際に多数の黄色ネームの敵をリンクさせるという性格上占有を解くのは容易であり、範囲WS魔法を用いることで、タゲごと引き剥がしたり瞬殺したりといった「妨害」も可能。
もちろん「黄色ネームは誰のものでもない」ので、こういった行為について「妨害」「嫌がらせ」等と公に口にするのは筋違いである。例えば二時間、抽選対象を狩り続けたNMを三分前に来たライバル釣り負けて持っていかれたとしても、文句を言う筋合いはないのと全く同義である。

PS2では近付いただけで強制終了させられるという意見もあるが、実際のところ、動作が重くなることはあっても強制終了させられるということはまず起こらない。
しかし、強制終了することはまず起きえないにしても、PS2や低スペックPCで接近する際は動作が重くなることは確かなので注意が必要かもしれない。

又、一度に大量の敵をほぼ同時に倒す事により敵のリポップ時間が重なる為、アルテパ砂漠を目指した新規プレーヤーが突然複数の敵の出現によって絡まれ、ホームポイントへの強制帰還を余儀なくされたという報告もあるので、低レベル帯の通行者は例え視界に敵がいなくとも注意が必要である。

その他、地味な副次効果として、「所属国に関わらず」コロロカで大量の経験値が稼げてしまうことにより、グスタベルグの支配権が左右されてしまうことがある。

尚、2012年12月6日に公式から今迄グレーゾーンだったPLに対し、RMTに関わるような内容のPTの場合はSTFによる懲戒処分対象となる事が明記された為、ギルと引き替えにPLに参加するような内容の募集は注意した方がいいだろう。
注釈2
参照元⇒ http://www.playonline.com/ff11/polnews/news21807.shtml


派生「アスフロMMM
MMMでも同様の手法で経験値が稼げる。
敵の数が多ければ多いほどよいので、その性質上メイズバウチャー01「MMM駆除部1課」にメイズルーン102「四面楚歌の試練」を付けて使われることが大半。
またチェーンを確実に繋ぐためメイズルーン018「強力」があると良い上、クリア後の経験値が上昇するメイズルーン108「修行の契約」があるとなお良し。

上記と異なる点は、突入したPTメンバーの一人が中でPTから外れて敵を集めることになるという点
注釈3
レベルシンク直前までならパーティに入っていても問題ない。

よってこの手法では最大5人までしか経験値稼ぎができない。

ただしMMMを利用した場合はメイズクリアの際に経験値が更に入手できるため、状況次第ではコロロカアスフロより稼げる場合もある。
他のPTを気にする必要もないため、こちらを多用する人も多い。

編成をする際はフロウ役一名、シンク基準ジョブ(10~20程度)一名、囮役一名、その他(稼ぎたいジョブ)で構成する。複数回やる場合はジョブチェンジしながら行う事になる。
要となる囮役赤魔道士サポ赤で挑む場合が多い、ストンスキンファランクスで雑魚からのダメージを無力化出来るためである
注釈4
逆にこれがないと前衛ジョブでも任務完遂の前に死ぬ可能性が高い。

他には吟遊詩人ピーアン囮役以外の召喚士によるカーバンクル加護を用いてダメージを相殺する方法がある
注釈5
神獣の加護を用いる場合はレベルシンクを行う直前まで囮役パーティに居る必要がある。


現在、高レベルのメンバーが敵の目の前で/sit
注釈6
ヒーリングでは絡まないので注意。
しても、リンク範囲に別の敵がいる場合は反応しないようになっている。リンク範囲外なら2匹以上を同時に釣る事も可能。そのため、釣る際に敵をうまく引き離すようにしてからダッシュで/sitするという方法や基準レベルのジョブに釣ってもらいケアルタゲを奪う等の方法が行われている。
また、ダンジョン内は凹凸が激しいため引き連れているモンスターが引き返して戻ってくる等のややこしい動作をする場合がある、焦ってマラソンを行うとターゲットがきれてしまうため段差や境目などに入ったら一時停止するなどして待ってあげると良い。可能であれば囮以外のメンバーが一緒について行って見てあげるとより安全だろう。

全ての敵が集め終わった後はフロウ役の安全のためにモンスターヘイトを上げておくこことが望ましい、赤魔道士ならエンIIや白魔道士イレースなどの高ヘイト魔法を自分にかけると良い。
それ以外のジョブはフロウ役にターゲットを合わせておき、フロウ後にケアルを行う事で奪い返す事が可能。

残りの5人は基準レベルのジョブレベルシンクをし、コルセアズロールにて経験値ボーナスを付ける。その後、アスフロで履行を2~3発で完了となる。

一度に取得できる経験値は、2レベル分のキャップ-1までとなり、それ以上の取得経験値は切り捨てられるので、指輪などを使う場合は注意が必要である。
関連項目
アストラルフロウ】【レベルシンク】【リンク狩り】【パワーレベリング】【黄色ネームは誰のものでもない

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