死にアビ

記事名読み
しにあび
実用性がなく、使われる事のないアビリティの事。
ゲーム中ではジョブ特性アビリティコマンド下の小分類として並立しているため、ジョブ特性が機能しない事例をこう呼ぶこともある
注釈1
こだわりを持って「死に特性」と呼ぶこともあるが、「特性が仕事してない」といった言われ方をされることも多い。

限定的な状況下でしか使い道がない場合
多数存在するジョブアビリティジョブ特性があらゆる状況を鑑みても完全に機能していないという場合はさすがに皆無だが、一方でごく局地的な状況でしか機能しないようなアビリティ・特性は「機能していない≒死にアビ」であるとみなされやすい。

例を挙げると、デリケートなヘイトコントロールを前提とした戦闘が稀である昨今においては、学者ライブラは使われること自体が稀であるし、ダメージを与えるジョブアビリティであるにも関わらず、攻撃手段としての期待性が非常に低い忍者微塵がくれも、本来の機能を期待して使われることは滅多にない。

特性においては、しばしば「必要な時に限って発動しない」と言われがちな各レジスト系特性や、「相手の攻撃対象にならない限り発動機会が得られない」各キラー特性、MGS魔法薬品等が普及した現在では警戒ステルスなども効力の発揮がごく限定的である。
ソロ行動では意味を持たない場合
パーティプレイを前提とした仕様のアビリティは、ソロ時には機能不全に陥り易い。
FFXIにおいては大半のジョブPT戦闘前提のアビリティを有しているにも関わらず、ソロ行動の比率が増えつつある昨今ではそれらのアビリティが死蔵されてしまう状況もよく目にされるようになった。

白魔道士マーターデヴォーションナイトかばうシーフアカンプリスコラボレーター士気昂揚などはPTプレイでしばしば使われる一方、ソロ行動では機能の大部分が発揮されないため死蔵されがちである。
ジョブ選択の結果として発生する場合
アビリティよりもジョブ特性が陥りがちな状態で、特性が重複することによってサポートジョブとしての機能が一部有効でなくなってしまうため、無駄が生じる、或いは勿体無いといった意味合いで言われる。

二刀流モクシャ物理命中率アップ物理攻撃力アップといった有用性が高い特性でしばしば起こり易く、これらを一通り備えた踊り子を中心にしたジョブ選択で起こり易い。

例としてはソロ行動力の向上を目当てにモンクシーフ忍者竜騎士などがサポ踊を選択すれば、モクシャ物理命中率物理回避率アップ二刀流と重複する要素が多く、メインでそれらを持たないジョブサポ踊を選択した時よりも受けられる恩恵が少なくなり易い。
その他の状況により意味を失ってしまう場合
ゲームの仕様変更やレベルキャップの解放等の外的条件が著しく変わったために、使いどころが失われてしまうことや、戦術選択の結果として死蔵されてしまう場合もある。

かのAbsolute Virtueを瞬殺する手段として一躍脚光を浴びながら、その後の耐性導入により活躍の場を奪われた学者以逸待労の計はその最たるものであるし、アビセア以降の高レベル帯において主力が汁ペット一択となったことで事実上死蔵に等しい状態にある獣使いあやつるみやぶるも同様)はこの代表格である。

また、両手武器アタッカーとしての役割が大きくなってしまった戦士や、そもそも近接攻撃の機会が少ない吟遊詩人の持つフェンサーは、そのため事実上サポ戦ナイトが特性1段階の恩恵を受ける以外ではほとんど使われず、同様の事情で戦士白魔道士の持つエクストリームガード詩人C.リデュースなども死蔵される傾向が強い。
関連項目
死にスロット】【ジョブアビリティ】【ジョブ特性

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