士気昂揚

侍がメリットポイントグループ2で習得出来るジョブアビリティ。2006年7月25日のバージョンアップで追加された。

パーティメンバー1人に自分のTPの1000を超えた分を分け与える。再使用時間5分、その後強化するごとに分け与えるTPが12%アップする。

侍のメリットポイント2群の中では、正正堂堂や意気衝天の有用性が高く、このアビリティにメリットポイントを注ぎ込む機会自体も少ない。

また、侍自身は他のジョブに対してWSダメージが優位である場面も多いため、単純な削りの底上げにはTP1000の時点で侍自身がWSを放つ方が効果が高いことも多い。

実装当初は使えないものばかり言われていた侍メリットポイント2群の中では、かろうじて存在意義を見出すことが可能なものだった。しかし侍のWS自体TPを貯めるほど威力が強くなる物が多いため、どのみち分け与える機会が少ないというジレンマに悩まされていた。また実装当初は与えるTPのボーナスはなし、使用間隔は15分で能力値1で使用間隔を2分30秒短縮するという性能だったが、2012年5月16日のバージョンアップにおいてテコ入れが行われた。

なお、意気衝天は4段階でTPを1000貯めるための振り数を一振り削減できるため、正正堂堂5段階・意気衝天4段階で、一枠余ったところに士気昂揚を入れてみてはどうだろうか。

前述の通り、基本的に侍自身がWSとしてTPを消費する方が有効であるが、武器の特性やアビリティ・互いの装備の質の差によって他の前衛の方がダメージを稼げる場合には積極的に分け与える意義が生まれる（マイティストライク中の戦士など）。

また、トリッキーな使用方法として他人に一人連携を行わせることも出来る。
対象者が自身のTPでWSを発動した直後に、侍から士気昂揚でTPを分け与えて、即時にまたWSを放つ。戦士にレイジングラッシュをさせ、分け与えたTPでもう一度レイジングラッシュで分解が起き、そこを花車で光につなげると、曲芸的ではあるが、2人で大ダメージを与えることが出来る。

TP3000の状態で士気昂揚（1段階）を使用すると、対象者にはTP2000が渡ってしまうが、石火之機を併用するとTP3000を余すところなく3発のWSに利用することが可能になる。(相手にTPが無くても、石火之機→侍のWS→相手に士気昂揚＋相手のWS→侍のWSで、3連携が成立できる）

その他、複数人で潜在消しをする際や手伝いを行う際に何かと便利である。

【正正堂堂】【峰打ち】【意気衝天】【メリットポイント】