サンギンブレード

片手剣WSの一つ。スキル300で習得するEXWS。
2010年6月22日のバージョンアップで実装された、

属性WS。闇属性魔法ダメージ。TP:HP吸収量修正。連携属性はなし。

修正項目	倍率	HP吸収量修正			系統係数
		TP1000	2000	3000
STR30% MND50%	2.75	50%	100%	160%	(自INT-敵INT)×2.0

敵に闇属性ダメージを与え、与えたダメージのうちTPにより決定される割合分だけHPとして吸収できる。アンデッドに対してはダメージは与えられるがHP吸収効果は発生しない。

連携属性が無い為、パーティメンバーの連携に割り込む事なく即撃ちし続ける事ができる。
但し累積魔法耐性の対象となるので、NM戦ではマジックバースト前後での使用は控えたほうが良いと思われる。

修正項目はSTRとMNDだが、属性WSなので威力は魔法攻撃力が大きく影響する。また系統係数には倍率がかからないものの上昇率が修正項目より高いためINTを上げたほうがダメージが伸びやすく、装備品やジョブ特性の関係からナイト・戦士よりも赤魔道士、青魔道士や暗黒騎士の方が使い勝手が良い。アイテムレベル以降はジョブを問わず魔攻魔命をブーストしやすいので片手剣を扱えるジョブならば回復手段として活躍する。

青魔道士の場合、事前にP.エンブレイスをかけて相手にベンシクタイフーンやアクリッドストリームを撃つ事によって簡単にダメージの底上げができる。
魔導剣士はテネブレイを重ね掛けしてビベイシャスでMPを回復しつつ、ガンビット⇒サンギンブレードでHPも回復できるので相性がいい。特にシャンデュシニュのような強力なWSを持たない魔導剣士にとっては威力も主力級であり、ジョブポパーティのような回復支援が乏しい状況ではメインの回復手段にもなる。

TPは吸収率にのみ影響を与えるので、ダメージを稼ぐだけなら即撃ちした方が効率がよい。
TPボーナスをブーストすることで、即撃ちでも高い変換効率を実現可能。
アイテムレベル時代になってからは、格上の相手にTP1000で3000を超えるダメージを与えることもできるようになり、瀕死状態から一瞬で全快できるような非常に有意義なウェポンスキルとなっている。

片手剣の属性WSの中では即撃ちに優れるので、アビセアではアートマやクルオの支援、験者の霊薬によって魔法攻撃力を上げれば、それ以前の片手剣の属性WSとは比較にならない程のダメージ効率を誇っていた。
現在においてもアビセアを始め、イオニスエリアや神符が貰える星唄エリアでは安定したダメージを出しやすく、連携を邪魔しないのもあって特に盾ジョブにとっては使いやすい。

魔法命中率が比較的に高めに設定されているらしく、とてとて相手にも問題なく入るため、格上との戦闘で役に立つ機会が多い。
但し、闇属性に耐性がある敵や、魔法ダメージをカットする相手にはかなり威力が落ちてしまう欠点があるので他のウェポンスキルと使い分ける必要はある。

似たようなWSに白兵戦オートマトン「ホワイトキャンサー」が使用するカニバルブレードがあり、「武器で突き刺し、敵から何かを吸収する」というエフェクトも良く似ている。ただしこちらは収縮/振動の連携属性を持つ。

実装当初はダメージ倍率が2.00であり、レッドロータスに毛が生えた程度の威力でしかなかったが2010年9月9日のバージョンアップにおいて倍率が変更され実用的なWSに変貌した。

2014年6月17日のバージョンアップでは他のWS共々基本性能が調整されている。それまでは以下の性能だった。

倍率	HP吸収量			属性	修正項目	系統係数
	TP1000	2000	3000
2.75	50%	75%	100%	闇	STR30% MND50%	(自INT-敵INT)×2.0

このバージョンアップでは多くのWSと異なり修正項目は据え置かれたが、TP2,000以上でのTPボーナスが引き上げられている。
同時に他の属性WS同様、メインウェポンのアイテムレベルに応じて威力がさらに上昇するよう調整された。

名前は「血の刃」といった意味。
サンギン（sanguine）はサングインソードのサングインと同じだが読み方は異なり、なぜか短縮表記されている。

【片手剣】【カニバルブレード】