JP Only(じぇいぴー・おんりー)
日本人日本語)のみ」つまり、JPユーザー日本語の通じるPCだけでパーティを組みたいという意思表示。
短い文字数で必要な内容を伝えられる便利さから、特にサーチコメントに記入されることが多い。

外国人プレイヤーを避けたい場合には、定型文辞書【私は英語が話せません。】【日本語は話せますか?】などが使われることもある。
しかし、前者はフランス語など英語以外の言語について言及しておらず、また「話せないだけで、パーティを組むのはOK」なのかどうか紛らわしい。後者ではそのような恐れはないが、変換の手間やサチコメの限られたスペースなどが原因なのか、「JP Only」ほど普及しているとは言いがたい状況にある。

JP Onlyにする理由

少なくない数の日本人プレイヤーがこのようなコメントを書き、外人外人パーティを避けようとする理由には、大きく分けて言語面での問題と文化面での問題がある。細かい理由としては、以下のようなものが考えられるだろう。


このうち、一番最後については海外でのサービス開始から長い期間が経過していることもあり、日本人外国人関係なく「人それぞれ」というレベルに落ち着きつつある。
ただ、「野良外人は当たり外れが大きい」という認識が、今なお日本人プレイヤーの間である程度広く共有されているのもまた事実である。加えて、外人はいわゆるソーシャルLS内でレベル上げなどを完結させており、野良に出てくるような外人はそこから爪弾きにされた害人に違いない……といった偏見もある。

問題点

  • 人種差別ととらえられる可能性
    外国人プレイヤーの中には、「JP Only」とはすなわち「外国人の排除」に他ならず、差別的であるとして嫌う者がいる。下記余談項目も参照のこと。もっとも日本人側はそのように深刻には考えておらず、また外国人と一緒に組む・組まないの選択は完全にプレイヤーの自由である。

  • サチコメを確認していなければ効果なし
    本当に避けたいところの「害人」は、目当てのジョブが現れたと見ればこちらのサーチコメントも読まず一方的に/tellを寄越してくるということが多く、そういった相手には何の意味も持たない。そしてそのような者からの英語や定型文のみの/tellに対し、律儀に相手に合わせて英語・定型文で応答すること自体が外国人と(外国語で)コミュニケーションする意思があることの表明に他ならない。そのため日本語/tellが来た場合だけ返事をし、英語や定型文のみの/tellに対しては一切返事をしないプレイヤーもいる。


部分的、選択的なJP Only

また、【私は英語が話せません。】の項目にあるように、「JP Only」や【私は英語が話せません。】サチコメに記入していると、「外国人とのプレイに融通が利かない」として、外国人パーティを組んでいる日本人リーダーからも敬遠されかねない。

そこで、サチコメに「JPリーダー】Only」などと記入することで、日本人リーダーからの誘いであれば外国人がメンバーに含まれていても許容する、という妥協案も見られる。

なお、あるプレイヤーサチコメに「JP Only」と記入していたとしても、四六時中そうしているとは限らない。例えば以下のように、適宜切り替えていることもある。

JP Onlyが用いられないケース

以上は主にレベル上げパーティでの話だが、特にエンドコンテンツにおいては、攻略などに関するコミュニケーションが困難であることから、多国籍パーティを組む積極的な理由はあまり存在しない。

そこで、日本人プレイヤーがこうしたコンテンツへの参加者を募集する際には、シャウトサーチコメントの文面にあえて定型文辞書を用いないことで、日本語を解するメンバーのみを集める傾向が強い。こうした動きに対し、稀に外国人プレイヤーが「なぜ定型文辞書を使わないのか」などと抗議することもあるが、そもそも目的が日本語を話せない彼らの排除である以上、譲歩の余地はなさそうである*3

さらにはアビセア三部作の発売に伴い、日本人プレイヤーの間では、レベル上げでも「主催の募集シャウトに対し、参加者の側が/tellで応募する」という形式が一般的になった。
アビセア乱獲経験値効率が突出している一方、通常のレベル上げと比較すると〆やロットルールなどである程度メンバー間のコミュニケーションを要するため、日本語が通じない上に途中抜けするリスクも高い外人を入れる必要性がなくなってしまったのである。

一方、アビセア以外のエリアではレベル上げパーティが組まれる機会が急速に失われており、わざわざサーチコメントに「JP Only」などと書かれることも少なくなっている。

余談

  • White Only
    白人専用の意味で、有色人種差別が激しかった時代のアメリカで建物の入り口を分けるなど、公共の場所でも堂々と掲げられていた。公民権運動などによって解消されている。南アフリカのアパルトヘイト(人種隔離政策)は廃止されてもなお白人専用の公園・ベンチなどが残っている。
  • JP onry
    ”LとRの区別ができない日本人”というのはエスニックジョーク(人種・民族をネタにしたブラックなジョーク)の定番である。上記の人種差別的な表現との類似もあって「英語もろくにできないくせに他人種を見下している」と揶揄する意味で使われることがある。サチコメに実際にそのような記述をした日本人プレイヤーがおり、スクリーンショット等を晒されて顰蹙を買った。

関連項目

【私は英語が話せません。】【日本語は話せますか?】日本人】【外国人】【害人
*1
当初は良編成でも離脱・補充を繰り返すせいで最終的にはかなりの謎編成になってしまう事が多々ある。
*2
害人の項目にも書いてあるように「日本人リーダーの方が日本人が集まりやすいから」と言う理由でリーダーを投げられる理由が多いようだが、大抵事前説明もなくいきなりパスされるため「いきなりやらせられた」感が強いようである。
*3
別に意図的に排除しようと思っていなかったとしても上記のようにエンドコンテンツでのルール・戦術説明などは定型辞書でどうにかなるレベルを基本的に超えており、余程英語に堪能なメンバーがいない限りわざわざ円滑なコミュニケーションをとりにくい外国人プレイヤーを入れる理由がない。
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