イグジュビエーション

記事名読み
いぐじゅびえーしょん/Exuviation
  1. ワモーラ族(成虫)が使用する特殊技の一つ。
  2. 青魔法の一つ。
蛾のような姿をした成虫タイプのみが使用する。
効果はHP回復と、自身にかかった全ての弱体効果を消し去るというもの。(但し、呪歌による弱体効果は除く。)

回復量は弱体効果の数に比例するらしく、ビシージのような不特定多数の術者による魔法が飛び交う場面では回復量10000を超えることすらある。
しかし、弱体効果が0であれば回復量も0なので、あえて弱体魔法を掛けないという選択もできる。

Exuviationとは「脱皮」を意味する。
Lv75 BP4 MP40 詠唱時間3秒 再詠唱時間60秒
系統:魔法-回復 属性: 追加特性:レジストスリープ(4)
自分のHP回復し、悪い魔法効果を1つ取り除く。

ステータスボーナス:HP+5 MP+5 CHR+1

自身のHP回復した上でステータス異常を解除する魔法2006.12.19バージョンアップで追加された。
回復系青魔法だが、例外的に「ディフュージョン」によって範囲化することができる。

HP回復量は80前後と少ない。
これに弱体効果の数は関係せず、また弱体効果がかかっていなかったとしても変わらない。装備による回復量アップとMND等が影響するものの、1か2ほど増える程度である。
回復魔法には珍しい火属性で、やはり天候による回復量の増減が見られるが、大した差は出ない。

ステータス異常の解除については、白魔法イレースと同等である。つまり麻痺暗闇静寂/沈黙呪い/呪詛病気/悪疫石化の治療は出来ない。

再詠唱時間消費MPともそれなりに実用的。特にソロ時には、状態異常サポートジョブを選ばず解除可能となったことは大きい。

場面によっては非常に便利な魔法であるが、一つ注意点がある。ヘイトが累積640/揮発640の合計1280とかなり高めということ。
これは同等の効果を持つケアルIIとイレースヘイト合計よりもはるかに高い。たとえば、ディフュージョンで範囲化しパーティメンバー6人全員に掛けた場合、インビンシブル揮発ヘイト7200を超えてしまうほど。累積ヘイトは抜けにくいため、与ダメージ等のヘイトが上乗せされ、盾役からターゲットを奪ってしまうこともある。効果よりも多くの被ダメージを発生させてしまうことにもなりかねないので、パーティでの使用は注意が必要である。

逆に、青盾をする時や、PLをする時は、この特性はとても有効である。外部からこれほどのヘイトを稼ぐ手段は、いまのところ他にない。
イグジュビエーション回復量はMNDVIT回復魔法スキル値に依存し、(MND×3+VIT+回復魔法スキル値÷5×3)÷2の数値を基に計算される。
注釈1
割り算の度に小数点以下は切捨て。
以下、この式を(Mx3+V+3/5回)/2と略記する。
計算式及び数値はBG Wikiより。

イグジュビエーション
(Mx3+V+3/5回)/220~3030~5050~620
係数11/21/57
回復60~7070~8080~90
「係数」は(Mx3+V+3/5回)/2が1増す毎に増える回復量を示す。

詠唱可能となるLv75の時点でMNDVITとも優に40は超えているはずだが、(Mx3+V)/2が50未満の領域をいかに検証したのかは不明。
便利な魔法である反面、そのラーニングには困難が伴う。
Lv75の魔法であることや、使用する敵がワモーラ族(成虫)と言うこともあり、習得にはある程度の人数が必要になるだろう。
最も弱い個体を狙い撃ちしたいなら、アサルトワモーラファーム襲撃作戦が適している。あまり数を狩れる環境ではないため通い詰めるなどの根気は必要だが、身辺に及ぶ危険が小さいのがメリット。

また、レベルキャップが大幅に解放された現在、カンスト近辺の青魔道士であればゼオルム火山でのソロラーニングを挑むのも比較的容易となっている。
特にアルザダール海底遺跡群を経由し、バフラウ段丘からナバゴ処刑場方面に向かうルート
注釈2
具体的な地名を挙げるなら、タンジャナ小島経由のボゾルド島ルートということになる。
であれば成虫ワモーラの通常配置数も多く、近くにDahakも居るため同様にラーニングの機会が限られるボディプレスへ挑戦することも可能。

他にラーニングが可能な相手としてはアビセア-アットワItzpapalotlが居るものの、こちらは複数のだいじなものを必要とするトリガーNMであり交戦までがやや面倒。
しかしながら、五行素材エンピリアンウェポン素材であるイツパパの鱗粉を目当てとした連戦ツアーもしばしば行われており、青魔道士であれば五行素材目的の黄色弱点要員として参加するのも比較的簡単なため、場合によってはこちらで覚えるというのもアリだろう。

虚無の風実装された事により重要度は下がったが、前述の高ヘイト魔法としての価値は依然として残っている。

ところでこの魔法、10文字の名称である。9文字を超えるものについては短縮表記がなされるのが慣例だが、1単語で10文字と短縮しようがないためかそのままである。ただし、青魔法セットにおいてセットした魔法一覧ではイグジュビエーションの"ン"が半分切れる。
関連項目
ワモーラ】【魔法系青魔法】【回復系青魔法

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