桃色輪舞曲

記事名読み
ももいろりんぶきょく/Peach Power
バトルフィールドの一つ。2023年11月9日のバージョンアップ実装された。
印章BFのようにシリーズ化されたBFではなく、 應龍来来帝龍降臨のような独立したBFNMの一つとなっている。

戦闘エリアインスタンスエリアアシュタリフ号」。

Flan Princess(公式画像)

突入条件
Lv制限無し制限人数3~6人・制限時間30分。フェイスは使用できない。突入時に強化は切れる。

アイテムインプの霧笛」を所持した状態でアラパゴ暗礁域MAP[3](H-8) の”Cutter”を調べ、「桃色輪舞曲」を選択することで突入できる。この場所への行き方については【Cutter】項を参照。

インプの霧笛を所持している必要があるのはBF占有するプレイヤーのみで、一緒に突入するプレイヤーは持っていなくても構わない。またBF占有するプレイヤーしかインプの霧笛を使用してNMを呼び出すことが出来ないので注意。

侵入できるのは地球時間1日につき1回(リアル0時越えで再突入可)。ただし侵入しても「インプの霧笛」を使用しなかった場合は、ヴァナ・ディール時間で1日経過すると再度侵入できる。

なお、突入メンバーはの前(船の上)にいる必要があり、突入が0時前でも、0時を過ぎてから退出すると、もうその日は突入できないようである。

攻略
特徴
名前種族SPアビリティ備考
Flan Princessフラン族(桃色)

侵入後、アイテムインプの霧笛」を使用するとフラン族(桃色)NM「Flan Princess」が複数出現する。
出現数は突入人数と同じ。

Flan Princessは下記の特殊技を使用する。
名称範囲効果空蝉備考
アニメーター
注釈1
実装当時は名称が不明であったが、第12回プローデューサーセッションにて「アニメーター」という正式名称が明らかになった。
自身中心範囲状態異常アニメート」付与付与ログの表示なし
不平不満単体強化吸収(1個)


物理攻撃では全くと言っていいほどダメージが通らない。オートアタックではクリティカルが発動しても2ケタ行くかどうか、物理WSで4ケタ行くかどうかというレベルである。
よって削り属性WS連携MB計略クイックドロー等で行うことになる。
また、特殊技は効果こそ厄介なものの範囲攻撃は一切無いことから、手数の多いジョブエン系を付与して殴らせるのも有効的な選択肢と言える。

NMを1体倒すたびに10ジョブポイントと、ジョブマスターであれば1万エクゼンプラーポイントを入手する(ジョブポイントの入手条件を満たしていないケースは要確認)。

バトルフィールドに出現するモンスターを倒すと、低確率で個人報酬としてアイテムギモーヴの肉」を獲得する場合がある。
ギモーヴの肉」はナシュモ(H-6)にいるNPCShelu-Mapelu”にトレードすると、アイテムアダマンアーマー等)と交換してもらえる。

歴史
2023年12月11日のバージョンアップにおいて、バトルフィールド桃色輪舞曲」にレベル差補正が適用されている不具合が修正された。もっとも、この修正にともなってモンスターステータスも調整されているため、実質的には難易度は変わっていないものと思われる。

名称について
第67回もぎたて ヴァナ・ディールによると、このBFFF4に登場する「プリンプリンセス」というプリンモンスターが元ネタであるとされ、BF名も「ピンク色のモンスターと一緒に踊る」という元ネタを反映したものだと思われる。
原作におけるシチュエーションは下記の様になっている。

  1. 敵とエンカウントする効果のある消費アイテム「アラーム」をラストダンジョンの特定の小部屋で使用すると、「プリンプリンセス」というモンスターが必ず出現する。
  2. プリンプリンセスは「わたしたちと いっしょに おどりましょっ!」という掛け声と共に特殊技「王女の歌」を使い、PTメンバーに対しバーサクを付与してくる。
    FF4バーサクは「攻撃力が上昇する代わりに操作不能になり、敵に対し自動で『たたかう』を繰り返すようになる」効果である。
  3. 戦闘に勝利すると、超低確率でアイテム「ピンクのしっぽ」を落とす。このアイテムアダマン島で最強防具アダマンアーマー」と交換できる。

FFXIにおけるアダマンアーマーへの道筋は、アラーム⇒インプの霧笛、プリンプリンセス⇒Flan Princess、王女の歌⇒アニメート、ピンクのしっぽ⇒ギモーヴの肉に置き換えたようなものになっていると言えるだろう。

なお、もぎたて ヴァナ・ディールではBF名がなぜか「桃色舞曲」と紹介されていたが、バージョンアップ情報やゲーム内では「桃色輪舞曲」となっている。本項はゲーム内の名称に従って作成している。分類上、円舞曲はワルツ、輪舞曲はロンドであり、別の種類の楽曲である。
余談
第67回もぎたて ヴァナ・ディールでは、松井聡彦氏がプリンプリンセスの開発裏話を披露している。

FF2では様々な色のスライム族(いわゆるプリンモンスター)を登場させており、そのとき一番強かったのはブラックプリンだった。FF4ではさらに上位の個体を出すことになり、名前を考えていたときに、ドラゴンクエストではキングスライムのように「キング」がついているので、我々(FF)はクイーンとかにする?という流れになった。

そこで松井聡彦氏は当時好きだったバンド「プリンセス プリンセス」(略称プリプリ)
注釈2
ガールズバンド「プリンセス プリンセス」の最盛期は1989年~1991年頃。FINAL FANTASY IVの発売日は1991年7月19日なので、開発当時はプリプリが一世を風靡していた時期だったと思われる。
参考:プリンセス プリンセス(Wikipedia)
と略称が同じになるよう「プリンプリンセス」という名前を提案したところ、「モンスター担当のひろゆきさん」(伊藤裕之氏)がプリプリのメンバーの数に合わせて5体のモンスターと戦うバトルにしたという。

つまり、プリンプリンセスが5体出てきたり、戦闘中にBGMが変わったり、一緒に踊りましょうと言い出すのは、プリンセス プリンセスをイメージして作られたモンスターだからのようである。

関連項目
BFNM】【バトルフィールド】【アダマンアーマー】【FINAL FANTASY IV
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