スクウェア(現
スクウェア・エニックス)より発売された、
ファイナルファンタジーシリーズの4作目。
FFシリーズ初のスーパーファミコン用ソフトとして発売され、8Mbitロムカセットという当時としては大容量を用いた作品だった。すべての面で評価が高く、SFCのシェア拡大に大きく貢献したと言われる。すでに4ハード(PS、WSC、GBA、NDS)で移植・リメイクされていることからもその人気の高さを伺える。また、直接の続編として「
FINAL FANTASY IV THE AFTER 月の帰還」が製作され、携帯端末とWiiウェア、PSPでリリースされている。
シリーズの定番となったATB(Active Time Battle)を採用された初のシリーズであり、以降の
FFでの
戦闘に大きな影響を与えた。プラットフォームがファミリーコンピュータからスーパーファミコンへと移行したことにより、
グラフィック、サウンドのみならず高度な処理が可能となったことから実現した。
なお
FF3と
FF4の間にはキャンセルとなった未発表ファミコン版タイトルが存在していた。この作品は
ロードマップでは
FF5として開発されていたが、上記ファミコン版の発表キャンセルに伴い、本作品が
FF4になったという裏話も残されている。より詳しい情報は
公式サイトや外部のwikiなどを参照していただきたい。