不滅の邪神

バトルフィールド戦の一つ。オズトロヤ城〔Ｓ〕の最上階で、現代においてパスワードを入力する場所から突入する。
制限時間30分、制限人数18人。

オズトロヤ城〔Ｓ〕に出現する将領NM8体が100％ドロップする竹籠を各国の特命調査官にトレードし、ハバロの詩・第1～8の徳全てを手に入れる事で挑戦可能になる。

ハバロの詩を揃えるのは最初に突入する1人でOKで、同じアライアンスに属しているメンバーも条件を満たしているものと見なされる。

内部にはヤグード族のTzee Xicu the Manifest(召)とTzee Xicu's Elemental（Air Elemental）×4がおり、殲滅すると宝箱が出現する。

ソロを前提に解説する。

トリガー集めは非常に楽になった。
とは言えトリガーアイテムを8個集めて、だいじなものと交換し、ボス部屋までマッハで行っても1時間程度はかかる。
トリガー集めの面倒さと後述するヴォーティコスサンズでの事故死があるので念のため突入後にリレイズをかけることが望ましい。

ボスだけ倒してもクリアにはならず、エレメンタルも最終的に倒さなければならないので、先にHPの少ないエレメンタルをまとめて範囲攻撃で焼いてしまう作戦も有効。

開幕でも遠慮なく使ってくるヴォーティコスサンズが凶悪。フェイスが強化魔法を回してる間に使ってくることも多く、IL119の装備だろうと全裸にされ、そこにトルネドIIとエアロガIIの一斉攻撃を浴びせてくる。さらにフェイスが静寂になると絶望的である。装備解除の影響でワルツも使えず、強力なグラビデをくらい離れることも出来ない。Lv75キャップ時代にフルアラBFだったコンテンツでLv99の全裸のプレイヤーが耐えられる筈もなく、開幕事故死も少なくない。IL119でも知らずに突入すると返り討ちに合う。油断は決して許されない。武器も含めた装備復旧マクロの準備をした方が良い。

対処法としては獣使いやからくり士、召喚士といったペットジョブで離れて戦うか、魔法回避がガッツリ上がっているプレイヤーならば精霊魔法のレジストも期待できるかもしれない。ヴォーティコスサンズへの対処さえしっかりしていればただの雑魚である。

敵は5体いるがいずれも睡眠・ヘヴィ無効のため、印章BFなどでよく取られる開幕スリプガ＞各個撃破と言う戦術は通用しない。Tzee Xicu the Manifestはさらにスタン・バインドも無効となっている。

Tzee Xicu's ElementalはAir Elementalなので静寂は効かないが、スタンやバインドは普通に有効。通常のAir Elementalと同じく物理ダメージ75%カットでエアロガII・グラビデ・チョーク・ブリンクを詠唱する他、トルネドIIも詠唱したり常時エンエアロや魔法ダメージ50%カットの特性も持つ。ヘイストは詠唱しないもののグラビデの使用頻度がかなり高く、マラソン時には非常に厄介な存在。魔法使用間隔も通常のエレメンタルに比べると長い。しかし、このエレメンタル最大の特徴は、ほぼ常時Tzee Xicu the Manifestと同じターゲットを攻撃対象にする事だろう。これは即ち、Tzee Xicu the Manifestのターゲットを取る＝エレメンタルからも集中攻撃に遭うと言う事であるが、逆に言えばターゲットされていない人はエレメンタルを攻撃し放題となる。黒魔道士を筆頭に、気兼ねなく最大火力を放てる様はやる方も見ている方も爽快感があるかもしれない。なお一度倒すとリポップせず再召喚もされない。

上述の通り、Tzee Xicu's Elementalが厄介な特性を備えているため、まずはTzee Xicu the Manifestをマラソンしつつエレメンタルから処理していくとよい。マラソン役はBF内の下段から回り込んで左右どちらかの通路へ赴き、適当な距離から魔法を詠唱して絡まれ釣り、そのままBF内の上段（現代でYagudo Avatar or Tzee Xicu the ManifestがPOPする場所）と中段（敵の初期配置位置、現代でヤグードの紋章を手に入れる場所）をマラソンするとやりやすいだろう。絡まれ釣りなのはエレメンタルのグラビデや後述するTzee Xicu the Manifestのヘヴィ対策で、イレースやケアル補助のヘイトによるターゲットの不安定を極力回避するためである。マラソン役と補助役以外は下段に布陣して、エレメンタルを1体ずつ集中砲火で仕留めていく。この際、スタン回しやバインドなどで動きを止めれば、より確実かつ短時間で削る事が可能。

Tzee Xicu's Elementalを掃討したらTzee Xicu the Manifestとの戦闘に入るが、初期状態では不気味なオーラを纏っており、このオーラがある間は近接攻撃が届く距離に近付くだけで強力なヘヴィを受ける他、通常攻撃の追加効果に風属性ダメージ、さらに固有特殊技ヴォーティコスサンズ（自身中心範囲・幻影全消去ダメージ+装備全解除+静寂+ノックバック）の使用判定がある。近付く事で受ける強ヘヴィは距離さえ開ければすぐに治るが、Tzee Xicu's Elementalのグラビデを上書きする点に注意。ヴォーティコスサンズのダメージは600前後と壊滅的な威力ではないものの、追加効果が厄介なため装備マクロややまびこ薬を忘れずに用意しておきたい。HPを3割ほど削るとオーラが消えて上述の特性も無くなるが、オーラは復活する事もありその際は特性も復活する。

オーラを纏っていない場合でも鎌鼬（自身中心範囲・物理ダメージ+ディスペル）や闇の呪詛（単体・幻影無視闇属性ダメージ）と言った強力な特殊技を使用してくる。特に闇の呪詛はダメージが1500前後に及ぶ事もあり油断は出来ない。羽根竜巻や白羽取り、死の宣告は使用せず、飛燕双脚や草払いと言ったヤグード御馴染みの特殊技を使用する。HPの減少に応じてアストラルフロウを複数回発動させるが、Tzee Xicu's Elementalがいない場合は不発に終わるのか、召喚獣がいきなりPOPして究極履行を発動したりする様な事は無い。恐らくはカンパニエバトルに登場するVee Qiqa the Decreerのアストラルフロウ同様、エレメンタルにガ系を詠唱させるものではないかと思われる。

ちなみにいずれの敵も倒す事で経験値を獲得することができる。

• 戦闘開始時
  
  Tzee Xicu the Manifest : 生贄よ。
  足労、大儀。
  苦しゅうない、もそっと近う。
  
• ヴォーティコスサンズ使用時
  
  Tzee Xicu the Manifest : 生贄とはいえ
  遊びが過ぎては不憫。
  どれ、一思いに屠って使わそう。
  
• 戦闘不能時
  
  Tzee Xicu the Manifest : 生贄よ。汝とは
  再び相見える宿命を感じる……
  いつの日か……いつの代か……
  

装備枠2個(プレスター、ハバロヘッドギア、コシチェイクラッコ、ブリリアントピアス、ディバーターリング)
素材・薬品枠2～5個(スチールインゴット、ミスリルインゴット、翠石、ジルコン、アクアマリン、ペイナイト、賢者の石、イカロスウィングなど)

また、18000ギル(突入人数で頭割り)と連合軍戦績2000に加え、称号「アイドラトリーエンダー」が得られる。意味は「偶像崇拝を終わらせた者」といったところ。

【将領】【ハバロの詩】【特命調査官】【不敗の大帝】【不撓の酋帥】