トリートスタッフ(とりーとすたっふ/Treat Staff)
両手棍の一つ。
Rare Ex
1 356 HP+5 MP+5 潜在能力:デジョン
Lv1~ All Jobs

公式イベントTrick or Treat!!」入手出来るイベントアイテム
トリックスタッフ装備した上で、モンスターに仮装しているNPCにお菓子をトレードすると稀に入手できる。

アイコン的にはトリックスタッフHQ扱いとなっているが、合成品というわけではない。
グラフィックトリックスタッフと同じで、コウモリが先端に付いた杖になっておりおしゃれ着としても評価が高い。
また、フェロー武器両手棍にした上でこれを装備してフェローを呼び出すと、フェローもこの武器装備して出現する。

潜在能力デジョンとは、追加効果:デジョンのこと。つまり、殴っていればそのうちデジョンが発動する。攻撃が当たった時に、大体10~20%ぐらいの確率で発動する*1。発動の判定がされれば、2~3秒ほど経ってからいきなりエリアチェンジされる。
ただし潜在発動の条件は満月かつ闇曜日かつ夜間の時のみ。ハロウィンイベントの期間中はこの条件を満たさないときにも発動する。

名前の由来は、イベントのタイトルにもなっている、ハロウィーンで練り歩く子供達の定番の挨拶(もしくは掛け声)である「Trick or treat!(トリック・オア・トリート)」から。

トリート!トリート!

トリートスタッフが開放された時(2003.10.31)は、デジョンの代わりとなるアイテム呪符デジョンのみであり、非常に便利な物であった。
移動に時間がかかるヴァナ・ディールでこの便利さは歓迎され、「トリート!トリート!」と言いながら杖を振っているAAができるなど、当時の流行語になった。その時代から続けている人がネ実で時々言い、懐かしむ人も多いようだ。
 トリート!トリート!
    ( ゚ω゚)      ▼
    (━ヽ━ゝ━━●
     > >     ▲

イベント期間中、などのワープ要員がいないパーティでは、狩りが終わると全員トリートスタッフを持って敵をタコ殴りし、帰還するという微笑ましい光景が見られた。ただし、運悪くデジョンが発動せず最後の1人になってしまい、敵が強く死んでしまったということも度々あった。当時は呪符デジョンが無ければ死にデジョンで帰る人も多かったという牧歌的な時代で、そこにはロシアンルーレットのような醍醐味があったといえるかもしれない。

イベント終了後のメンテナンス*2で、発動条件が「満月闇曜日夜間を全て満たすときか、ハロウィン中のみ」と厳しく制限されることとなった。
サポ黒あるいは呪符デジョンを持たず行動しても、帰還時の移動が大幅に短縮するので非常に歓迎されていただけに、多くの冒険者を落胆させた。

デジョン機能が実質使えない状態となって以降は、両手棍の中では間隔が短いこと、D値が1と最低であることからスキル上げに活用法を見出すこととなった。ダメージ0では寝ている敵を起こすことがないため「スリプルトリート」と呼ばれるスキル上げ方法が発見され広まることになる。詳しくは同項目を参照のこと。
しかしスキル上昇判定が仕様変更されたため、これもまたできなくなってしまっており、正に歴史に翻弄された生き証人とも言えるアイテムである。

なお、2004.9.14デジョンカジェル実装され、2004年のハロウィンイベントからはエンチャントデジョンが発動するトリックスタッフIIトリートスタッフIIが追加で入手できるようになっている。

開発秘話

開発スタッフへのインタビュー*3によると、緊急メンテナンスに至ったのは、「”●日~▲日”なら(時間制約なしに)使える」という条件文が実装時に逆になっており、一定期間からずっと使える設定になっていたためらしい。

もっともプレイヤーにとっては緊急メンテナンスで使えなくなろうと、イベント終了時に自動的に使えなくなろうと、突然有用な装備が使えなくなることには変わりないので、いずれにせよガッカリ砲になっていただろうが。

関連項目

ハロウィン】【デジョン】【トリックスタッフ】【トリックスタッフII】【トリートスタッフII】【スリプルトリート
*1
後述する開発インタビューによると、自分よりレベルが高い敵を殴っている方が発生率は高い。
*2
2003/11/04→ファイナルファンタジーXI 更新のお知らせ(11/4)
*3
→開発陣がいまだから話す『FFXI』のXIのこと -後編-(2017.02.10エンタメステーション)
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