誘い文句

パーティにメンバーを勧誘する際に用いるもの。
パーティを組む際の最初の会話となるため、ここでの印象が悪いと勧誘を断られてしまう場合もある。

海外ユーザーが「無言誘い」するケースがあるように、海外製MMORPGでは必ずしも「誘い文句」が必須ではないようだ。
FF11においては、いわゆる「玉出し」状態であれば、当人がレベル上げ希望であることは明白であるため「無言誘い」はシステム的には問題は無い。(断りたければ「/decline」すれば良い。)
日本人の間には「無言誘い＝マナー違反」という風潮があるため、むやみに「無言誘い」するのは避けたほうが無難である。また、挨拶も無しに「PT?」といった勧誘も礼儀がなっていないという印象を感じていた人も多い。
NA版の発売で外人が大量に参加してきたが、最初の内はゲーム慣れしていない為、外人＝下手という印象を持った人や考え方が異なる部分が多いといった理由から、日本人が外人と組むのを敬遠していた時期があった。
特に外人はパーティ?やPT?で誘って来るが、この誘い方に不快を感じていた日本人は多かった。

近年では、文化の違いによる偏見や誤解も大分解消されてきており、日本人が日本人を誘う時でもパーティ?で誘って来る事も多い。また、外人無しでPTを作るのが困難なLv帯も多く、誘い方が気に入らないなどと言っていられない事情もある。
他にはテレポ屋のように「無言誘い」で事を済ませるケースもある。

勧誘方法もプレイヤー個々のプレイスタイルであるため、以下の事柄の良し悪しは自己判断で。

• Tellをせずに勧誘（いわゆる「無言誘い」）
  日本人の間ではパーティに誘う場合は事前に/tellをするという風潮があるため、「無言誘い」は被勧誘者に悪い印象を与えることもある。
  サーチリスト上での操作ミスで誘ってしまうこともあり、無言だと操作ミスなのか意図的な勧誘なのか、被勧誘者には判断できない。
  PT希望を出していた所、突然の無言誘いに誘われて見ればテレポ依頼だったりPL依頼だったりする事もしばしば。
  

• anonのまま勧誘
  勧誘者のジョブ・レベルが被勧誘者から見えないため、被勧誘者がパーティに入るかどうか考慮する際の判断材料を減らしてしまうことになる。この誘い方も他の人と自分を間違えたのか解りにくい。
  後衛ジョブだとLv差が大きく離れているのに誘われる事もあるが、Lv差がある為に誘いが断られるのをanonにして防ごうとする人もいる。
  

• 【パーティ】？、PT?
  外人パーティによくみられる誘い文句。
  文章から国籍を判断できないため、外人パーティからの誘いと判断される可能性もある。
  この後に【経験値】【いりませんか】などを付けるだけでかなり印象は違う。
  

• 何時間？
  おそらく「何時間パーティに参加できるか？」という内容と思われるが、主語述語が無いため、被勧誘者に勧誘意図が伝わらない可能性がある。
  

• 挨拶だけ

  注釈1

  「こんにちわ^^」のみテルが届き、返事をすると「パーティいかがですか^^」と続くのパターンが多い。
  
  人気ジョブを誘う場合、長い文章だと他の人が先に誘ってしまう事があるので、まず挨拶だけして一番最初にTellした人となり、その次のTellで現在のメンバー編成を伝えて誘う。といった使い方がある。
  また、挨拶を交わすことによって「被勧誘者が離席していないか」「日本人かどうか」を判別する目的のようだが、被勧誘者にとっては何の情報価値も含まれていないため、黙って続くメッセージを待つことも多い。
  

• 狩場からの勧誘「来てください」（迎えを出さない）
  被勧誘者は狩場まで単身で向かうことなるため、道中に強力なモンスターがいる場合は合流までの道のりは危険を伴う。ジョブによってはテレポ・インスニなどが無いため移動に苦労するが、近年はオイル・パウダーを持つ人が多くなっているので気にしない人もいる。
  また現地補充の場合、いざ狩場についたらすぐにパーティが解散してしまうケースもあり、そのため補充勧誘を嫌うプレイヤーもいる。
  

いずれの場合も単なるミスであったり(単純にanonを解除し忘れていたなど)、個人のプレイスタイルであったりするので、これらを悪と決め付けるのはよろしくないと思われる。
しかし、一度パーティを組めば長時間行動を共にすることになるので、出会いの一言はとてもとても大事である。
個人のイメージというものは第一印象でほとんど決まるといわれるように、挨拶は非常に大事なことなので、リーダーをする場合にはきちんと挨拶をしよう！

電撃の旅団4コマより『本格的にパーティを組む？』から、旅団のOshoさんの台詞を引用。