Sih Renaye(しぃ・れないぇ)
歴史上のNPC。通称「風のシィ」。風水魔法を見出し、風水士の始祖となった人物とされる。種族ミスラ
シィ・レナイェ
別名、風のシィ。古くからアドゥリンに伝わる伝説の人物。現存する記録によると、最古の風水士とされる。
彼女は、エルゴンパワー龍脈を見出し、風水魔法の起源となるものを生み出した。
蛮族の魔の手がとある集落に迫った際、5人の学徒らとともに天変地異を起こし、身を挺して人々を護ったという記録がある。
関連書籍:
シィ・レナイェと5人の弟子」「セイレーン伝説」「バグア叙景詩

セレニア図書館の書物より)

元々は尋龍点穴をしながらウルブカ大陸を流浪していた魔道士のようで、霊峰カミール*1において風水魔法を身に着けたとされる。

尋龍点穴とは風水用語では力を持った特別な土地(龍穴)を探し出すことで、ヴァナ・ディールにおいては自然の力が溢れる領域(エルゴン・ローカス)を探すことを意味する。

なぜシィ・レナイェエルゴン・ローカスを探していたのかは定かではないが、自然を感じ、自然に受け入れられることを信条とするミスラにとっては、自然の力が集まる場所に惹かれるのはそれこそ自然の成り行きだったのかもしれない。

かくして風水魔法を身に着けたシィ・レナイェはある集落を訪れ、5人の弟子とともにヴェルク族の襲撃から集落を護ることになるが、その戦いの中で落命した。

伝記や第25回もぎたて ヴァナ・ディールによると、シィ・レナイェヴェルクに捕えられた幼子を助けるため、自分が死んだ後も集落を襲わないことを条件に自らの命を差し出した。ヴェルク蛮族スコーヴ・トロックはその約束を守らなかったが、彼女の残した結界は死んだ後も集落を守っていたらしい。

十二名家の中にはレナイェ家(草騎士家)があり、風水士の技術を伝えている。初代草騎士のララ・レナイェはシィの子孫であり、彼女もまた優れた風水士であった。ララ・レナイェシィ・レナイェの何代目の子孫かは不明だが、シィ・レナイェと戦った蛮族スコーヴ・トロックには初代王オーグストとも戦った記録があるため、それほど離れた子孫ではないと思われる*2

第25回もぎたて ヴァナ・ディールでは、シィ・レナイェ(Sih Renaye)の名前の中にセイレーン(Siren)の文字が含まれていることを示し、両者が同じ存在であること、つまりシィ・レナイェが死後セイレーンになったという設定が示唆されている。シィ・レナイェエルゴンパワー龍脈を見出したという設定と、セイレーンが自然の力を(人間たちに)教えた*3という設定は一見矛盾するように見えるが、両者が同一だとするとこの矛盾は解消される。

5人の弟子について

クエスト大地の忘れ形見」ではこの5人の学徒についてもう少し詳しい話が語られる。

当時のウルブカ大陸には風のシィ・レナイェを筆頭に、火のモー・リヒイミ、氷のネイ・ガフォケイ、雷のウォー・イエンギ、水のドー・ムクフェ、土のナー・ザカライアの6人の風水士がいた。シィ・レナイェの死後、5人のうち4人のミスラ大いなるものに仕える精霊となり、ヒュームザカライアのみは別の使命を帯びて人間としてアドゥリンにとどまった。

ザカライアシィ・レナイェの用いていた装束の製法を代々伝えており、冒険者風水士を極める過程で復刻した装束アジムスアタイア)を手に入れることができる。

備考

シィ・レナイェ達と東ウルブカ地方の地名には以下のような対応関係がある。

風水士種族属性が対応する
エルゴン・ローカス
エルゴン・ローカス
のあるダンジョン
風のシィ・レナイェ
(Sih Renaye, mistress of the wind)
ミスラ風の地瘤シィの門
火のモー・リヒイミ
(Moh Rihimi the flamedancer)
ミスラ火の地瘤モーの門
水のドー・ムクフェ
(Dho Mukufeh, bearer of water)
ミスラ水の地瘤ドーの門
氷のネイ・ガフォケイ
(Nhe Gafokei, seeker of ice)
ミスラ氷の地瘤ウォーの門
土のナー・ザカライア
(Zacariah, guardian of earth)
ヒューム土の地瘤シルダス洞窟
雷のウォー・イエンギ
(Woh Iyengi, keeper of thunder)
ミスラなし

ウルブカ大陸のどこかにはウォー・イエンギに対応する「雷の地瘤」があるのかも知れないが、冒険者の行ける範囲には存在しない。また、氷の地瘤のあるダンジョンがなぜ「ネイの門」ではなく「ウォーの門」と名付けられたのかは不明。

関連項目

風水士】【ウルブカ大陸】【Ikhi Askamot】【Rala Renaye

外部リンク

→大地の力を導く「風水士」 (2013/03/21)
*1
リフキン族女王種はカミールの地について「今では隆起した大地と白銀の世界が広がるのみ」と述べている。逆に言えばかつての(少なくとも世界樹が植えられる前の)カミールは今よりも低地で、雪にも閉ざされてもいなかったということになる。ではシィ・レナイェが訪れた「霊峰」カミールとはなんなのかという疑問が生じるが、カミール周辺においてカミール山だけは低地にあった頃から山として存在していた、ということなのだろうか…。
*2
ヴェルク族の寿命にもよる。長命のクゥダフ族と同程度なら500年近く生きていてもおかしくはないが、短命のヤグード族と同程度ならせいぜい70~80年程度になる。
*3
風水士AFクエスト言霊」より
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