ラムチャージ

記事名読み
らむちゃーじ/Ram Charge
  1. 大羊族(雄羊)が使用する特殊技の一つ。
  2. 青魔法の一つ。
単体物理技だが大咆哮ペトロブレスに隠れて地味な技である。雄羊自体はかなり低レベルの頃から見ることが出来るが、青魔法での習得は何とLv73である。

TP015003000SPアビHit修正項目
1.001.3751.751.875×1STR30% MND50%

単発青魔法のひとつ。追加効果ノックバックが付いている。ただし敵は詠唱位置の移動による詠唱中断が発生しないため、ノックバックはほとんどオマケと考えて差し支えない。一応運がよければ敵の近接特殊技を不発させることもあるが、狙ってやるのはかなり難しい。

スペックを一見すると、貧弱な高消費MP魔法に映る。が、実は攻撃力が非常に高く、属性関係の影響もあるが玄武や裏ザルカの貴族級デーモンなどの非常に高防御力とされている相手にも3桁のダメージを与えることが出来る。しかし、通常に使う分ではやはりデメリットの方が多く、同じようなレベルでメジャーな単発バーチカルクリーヴ多段ディセバーメント等と比較すると見劣りする。

連携属性である分解にしても、青魔道士が使えるWSのレベル2連携属性分解サベッジブレードブラックヘイロー)と湾曲エクスピアシオン)であり、敢えてこれを使う局面が思い当たらない。セットに必要なBPが4と重たい割にはステータスボーナスは貧弱で、追加特性
注釈1
単純にリザードキラーが欲しければフットキッククローサイクロンで事足りてしまう。おまけにこの二つなら青魔法の回転率もステータスボーナス的にもいくらかマシな上、合計BPが本青魔法単体と同じ4で済む……と本当に立つ瀬が無い。
までひっくるめても利用価値に乏しい感の否めない魔法である。

レベルキャップが大きく上昇した今日でもさほど事情は変わらず、追加特性モンスター相関関係からもせいぜい甲羅強化ラーニングのためにグスタフの洞門などに追加配置されたアダマンタス族と交戦する際に用いれば多少は使えるといった程度か。

MPWSレルムレイザー属性核熱であるため、分解属性を持つ本青魔法ブルーチェーンで繋げることにより一人連携光を起こすことが可能……なのだが、レルムレイザー共々よほどブースト装備メリポ振りに気を使わない限り、同じく光連携を可能とするサベッジブレードからキャノンボールゴブリンラッシュの組み合わせには大きく劣るのが現状である
注釈2
さらに言えば、ダメージ量を追求する場合、多くは同じMPWSレクイエスカットから四連突ディセバーメントに繋いだり、エクスピアシオンから槍玉ベンシクタイフーンに繋げる一人闇連携に水をあけられている。


また、単純に連携を前提とした威力面だけを見れば、命中に難はあるものの重い一撃の方がダメージ量として優れており、ラムチャージは安定性こそ優位に立つものの依然としてその運用は大半のケースにおいて趣味の域を出ない。
雄羊自体はコンシュタット高地ラテーヌ高原に生息してはいるものの、生息数が少ないうえにポップ時間が長く、またメイジャンの試練モンク専用帯クエストの関連で狩られていることもあり、遭遇する機会は少ない。

また当青魔法の習得レベル帯の青魔道士では、これら三国周辺の雄羊は弱すぎてラーニングには手間がかかる。抽選POPNMBattering RamLumbering Lambertならばこれらの問題は緩和されるものの、さらに上位のBloodtear BaldurfSteelfleece Baldarich戦闘力が飛躍的に上がるため、習得レベルでも戦闘には危険がつきまとう。

できれば通常配置の雄羊族を狙いたいところではあるが、通常エリアではルフェーゼ野カダーバの浮沼に生息するLv80超の個体しかおらず、Lv75キャップ時代は習得レベルでの戦闘は不可能に近く、故にコンシュタットラテーヌ雄羊を相手にひたすら背中を向けて耐える青魔道士の姿が散見された。フェイス実装後はこれらもラーニングの選択肢となっている。

アビセア実装に伴い、アビセア-ラテーヌに通常配置されたため、単純に遭遇のしやすさと交戦難易度だけを見るならこちらがもっとも組し易いと言えるだろう。ただしレベルは相応に高いため、やはりフェイスを呼び出して挑む必要があるだろう。

IL装備が必要になるが、カミール山麓オヴィムからもラーニングが可能。
関連項目
雄羊】【物理系青魔法】【単発青魔法

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