King Behemoth

ベヒーモスの縄張りに出現するベヒーモス族のHNM。
「Kベヒ」「キングベヒ」「キングベヒんもス」などの通称で呼ばれる。

ベヒーモスの縄張り(E-7)の???に麝香牛肉をトレードすることで出現する。
???は、戦闘終了から1分間で再出現する。また、出現した地点で非戦闘状態のまま90秒経過した場合、NMが消滅する。

移動手段としては、ユニティ・コンコード「ウォンテッドエリアへ移動」→「CL135」→「ベヒーモスの縄張り」（F-7）が一番近い。

いわゆる上位HNMの一つで、HNMの中でも強敵の部類に入る。
が、アイテムレベル実装以降、特にフェイスの実装後はある程度の魔回避や魔防を持つ装備を着込んでいれば特に苦労することなく討伐することが可能である。

以下はアイテムレベル実装以前、フルアラクラスの大規模なパーティで討伐を試みていた時代の攻略である。
とりわけ恐ろしいのはメテオで、対策を講じていなければ範囲内のPC全員に1,000近いダメージを与える凶悪な範囲魔法である。また、ダストストームという後方範囲ダメージ+暗闇という効果の技も使ってくる。こちらはスパイクフレイルなどと同じく後方からヘイトを取った人に対して使うため不意だまなどが非常にやりにくい。

戦術としては、まずこのメテオを避けるために地形を利用するマラソン戦法が多い。盾役がタゲを持ちマラソンをしながら、黒魔道士や召喚士、狩人等の離れて攻撃できるジョブがそれぞれ攻撃を加えていく。これでマラソンにふらつきがなければ、比較的簡単に倒せる。ただし、ランナー以外がタゲを取り、そこにメテオが落ちた際にはいきなり地獄絵図と化すのは言うまでもない。

• 装備品
  
  • 守りの指輪
    
  • ピクシーピアス
    

• 免罪符
  
  • 真龍の免罪符：頭
    
  • 地霊の免罪符：両脚
    
  • 武王の免罪符：両脚
    
  • 海霊の免罪符：両足
    

• その他アイテム
  
  • 光布
    
  • ベヒーモスの毛皮
    
  • ベヒーモスの角
    
  • ベヒーモスの舌（黒帯入手クエスト、非100％）
    
  • ベヒーモスの肉
    

また、勝利すると「ベヒーモス　デスローナー」（ベヒーモスを退位させた者、といった意味）の称号が得られる。

守りの指輪とピクシーピアスは同じ「枠」に属しており、どちらかが一つがドロップする関係にある。守りの指輪がドロップする確率は低めとなっており、またトレジャーハンターによりこの確率を上げる事は出来ない。

守りの指輪はアイテムレベル以降は指で被ダメージカットを10%も稼ぐ重要性が薄れてきたことから評価が下がりつつあるものの、デメリットなしで高いダメージカットを得られる点は依然として優秀である。
その為アイテムレベル以前においては特にナイトにとって喉から手が出る程欲しい装備となっていた。
しかしながら低いドロップ率や、何よりもNMを釣り勝たなければならないシビアな環境であったことから、いざドロップした際にトラブルが起こることも多い装備であった。

当初は倒されてから72時間後にBehemothとの抽選ポップであった。初期のころは戦術が確立しきっていなかったため、ガチンコ勝負を挑んではメテオで撃沈される光景もまま見られた。またBehemothと同じく救援要請を出しながら突撃を繰り返す所もあったようだ。

また特徴として、Behemothとは異なりインビジをみやぶり、72時間誰も手を付けず放置が続くと消滅していた。もっとも、大抵はポップ即釣りされていたのであまり意味の無い知識ではあったが。

2005年8月2日のバージョンアップにて、戦闘開始後一定時間が経つとハイパー化する様に修正された。

2011年5月10日のバージョンアップにてトリガーポップに変更された。トリガーは下位Behemothからのドロップ品となり、事前準備こそ必要ではあるが以前よりは当NMへの挑戦のハードルは下がったと言える。
またそれまではベヒーモスの舌を100％ドロップしていたが、ポップ方式が変更されると共に非100％ドロップになった。

シリーズ初登場はFC版FFII。以後のシリーズにも何度となく登場している。強力な装備や重要なアイテムが入った宝箱を守る、もしくはストーリーでの中ボスとして扱われていることが多い。しかし登場場面が少なく、近年のFFシリーズにおいては、ラストダンジョンあたりに出没する雑魚敵としてまれに出現したりとあまり印象に残らなかった感がある。

【ピクシーピアス】【守りの指輪】【Behemoth】【戦慄の角】
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