メニュー
記事メニュー
記事本文
ブックマーク
記事編集
ノート
コメント
逆引き
履歴メニュー
更新履歴
NOTE履歴
コメント履歴
会員メニュー
新規記事作成
索引
カテゴリー
ランキング
ヘルプ
リンク
ネタバレ
プロマシア/ネタバレ
記事名読み
ぷろましあ・ねたばれ
「黄昏の
男神
」
プロマシア
。
獣人
を生み、
人間
に互いに争う
呪い
をかけたと語られているが、事実は全く異なる。
「死」を望む神
原初の
シード・クリスタル
によって生み出された神々のひとりである
プロマシア
は「
再生
なき完全なる死」を望み、実行した。
女神
アルタナ
はこれを悲しみ、
シード・クリスタル
の輝きを死んだ
プロマシア
に与え、
プロマシア
を
人間
として蘇らせた。その結果、
クリスタル
は5つに砕け散って
母なるクリスタル
となり、世界の中心の輝きは消え、
真世界
は「
ヴァナ・ディール
」となった。
それでもなお、
プロマシア
の意思は「死」を望んでおり、自らの身を満たしていた「
虚ろなる闇
」を強く持つ「
世界の終わりに来る者
」を求め、全ての「
虚ろなる闇
」を集めて再度復活し、改めて「死ぬ」ことを望んだ。
クリュー
達との戦い
セルテウス
の戦い
約1万年前、
ジラート
の時代。
クリュー人
である
セルテウス
は
霊獣
バハムート
と「『
世界の終わりに来る者
』が姿を見せ、これを打ち破ることができなかった時、
霊獣
たちが
プロマシア
の
分身
である
人間
達を滅ぼすことで
男神
の復活を食い止め
ヴァナ・ディール
を守る」盟約を結んだ。そして
セルテウス
は
プロマシア
を倒すべく、
イブノイル
の力を借りて
神都
アル・タユ
に向かうことになる
注釈1
「
武士道とは
」より。
。
そして
神都
アル・タユ
は
ジラート
の民によって開かれた「楽園の扉」により「
真世界
」に転送され、
アル・タユ
の
ジラート人
達は自らの内に秘められた神の記憶、つまり
男神
プロマシア
の記憶を取り戻し、「
プロマシア
の『器』」へと一体化する
注釈2
これこそが
バハムート
が
プロマシアミッション
中で言うところの「
世界の終わりに来る者
」である。
。
当初は
プロマシア
と戦うつもりであった
セルテウス
だが、
男神
に近づくと「
虚ろなる闇
」の呼び声に自らの「
虚ろなる闇
」が答え、正気を保てなくなってしまうため、近づくことすらできなかった
注釈3
「
選ばれし死
」「
畏れよ、我を
」より
。
一方、
プロマシア
の器は己の更なる合一を目指し、
神都
アル・タユ
に設置された「
虚ろの器
」に蓄積されていた莫大な
虚ろなる闇
を目指す。
イブノイル
はそれを防ぐために
虚ろ
を己の身に封じて死のうとしたが、
セルテウス
はその前に自らが
虚ろ
を取り込み、死ぬことでそれを防ごうとした。
しかし、
霊獣
フェニックス
はそのまま
セルテウス
が死ぬといずれ
虚ろなる闇
が
転生
してしまうことを知っていたため、
セルテウス
に自らの半身を与え蘇らせた。こうして
セルテウス
は半神半人として蘇ったが、大量の
虚ろなる闇
を持っていたために「
プロマシア
の『器』」に追われ、
ヴァナ・ディール
に降りることも不可能となり追い詰められた。その時
明星の巫女
イブノイル
が自らの命の輝きをすべて放ち、犠牲になることで「
プロマシア
の『器』」を封印し、
セルテウス
は難を逃れる。
一人残された
セルテウス
は、「
真世界
」
アル・タユ
で過ごすことになる。
エシャンタール
の歩み
しかし、
世界の終わりに来る者
との戦いはそれで終わりではなかった。
石の記憶
により、人の命が汚れ、闇が生み出だされると、
世界の終わりに来る者
はいずれ必然的に現われて人すべてを黄昏へと導くことが定められており、将来
ヴァナ・ディール
は再び存亡の危機に立たされる運命にあったのである。
そこで
セルテウス
は、
エシャンタール
にいずれ
世界の終わりに来る者
が
ヴァナ・ディール
に現われることと
霊獣
との契約を伝え、後のことを託していたのである。
エシャンタール
は
世界の終わりに来る者
に対抗するため、
霊獣
フェンリル
と
月詠み
を行い、1万年後、つまり
冒険者
が活躍する時代に「定めの地
タブナジア
」に「定めの子=
世界の終わりに来る者
」が生れ落ちるという「予言」を得た。
人間
の生涯としてはあまりにも長い時
注釈4
「
虚ろの器
」で自らの
虚ろなる闇
を消し去った事により、終わり無き寿命を得ている。
をかけて、
エシャンタール
は来るべき日のために各地を旅し、
知識
を集め、人々に接していった。その果てに得た結論は、「
世界の終わりに来る者
は、人として死なせるのではなく、神として死なせなければならない」ことであった。
1万年後。予言の通り
タブナジア
の地に「定めの子=
世界の終わりに来る者
」
プリッシュ
が生まれる。彼女は…少なくとも外見上は…何事もなく育ち、
タブナジア大聖堂
で洗礼を受ける。が、この時用いられた儀式の道具である
洗礼の箱
、「
暁の瞳
」の能力により
プリッシュ
の内に秘められていた強大な
虚ろなる闇
が
魔晶石
と化し、「
世界の終わりに来る者
」ではなくなった。
ミルドリオン
として
タブナジア大聖堂
に潜り込んでいた
エシャンタール
はその後
枢機卿
となったが、その時には既に「定めの子」
プリッシュ
は葬り去るべき対象ではなくなっていた
注釈5
プリッシュ
はその後「
ミルドリオン
が
タブナジア大聖堂
のお偉いさんになってから」
大聖堂
の外に出ることも許されるようになっている(「
礼拝の意味
」より)。
。
プロマシアミッション
そして
天晶暦
884年。目覚めた
ジラート人
を中心に構成された
アルマター機関
が
クリスタルライン
を操作し、
クリスタル
の力を汲み上げた事で5つの
クリスタル
の力が弱まり、
アル・タユ
にある
母なるクリスタル
にも影響を与えた。このことで「
真世界
」と化していた
アル・タユ
が現世に徐々に降下を開始、同時に
イブノイル
によって封印された
プロマシア
の「器」が現世に降臨する危険が現実のものとなった。
これに反応し、
バハムート
は
人間
の滅亡を目指し
クリスタルライン
を通って
ヴァナ・ディール
へと降臨、
真龍
達を呼び寄せ
リヴェーヌ岬
に陣取った
注釈6
その影響で岬は崩壊状態となり、
リヴェーヌ岩塊群
へと姿を変えた。
。
時間を置いて、
セルテウス
は5つに分かれた
クリスタル
の光を集め
アル・タユ
の
母なるクリスタル
に与える事で
アル・タユ
の降下を防ぎ、
プロマシア
の復活を阻止するため同じく
クリスタルライン
を通り
ヴァナ・ディール
に出現。
ジュノ
で出会った
冒険者
を「光の器」とすべくアミュレットを託し、
クリスタル
の光を集めさせた。
だが、彼らの計画は頓挫することとなる。
バハムート
は
エシャンタール
らの抵抗で思うように事を進められず、
セルテウス
も
クリスタル
の光の運び手である
冒険者
を
アル・タユ
まで導く事に成功し、魂を
母なるクリスタル
に捧げる寸前までこぎつけたが、
プリッシュ
の説得と
ナグモラーダ
の妨害で未遂に終わる。
そして、想像していた「
真世界
」とは明らかに食い違った
アル・タユ
の現実に困惑し、加えて敬愛していた
イブノイル
の変わり果てた姿を目の当たりにして錯乱したまま「真実」を追い求めた
ナグモラーダ
の手によって、
プロマシア
の「器」の封印は解かれ、
男神
プロマシア
が現世に現れる。
ナグモラーダ
を取り込むことで
知識
を得た
プロマシア
は、自らの
分身
である
人間
達が
アル・タユ
の遥か下に広がる
ヴァナ・ディール
に存在している事を知り、
アル・タユ
の降下を急いだ。そこに
プリッシュ
と、戦う意思を取り戻した
セルテウス
、
冒険者
が立ちはだかる。
人類の存亡をかけた戦いは
冒険者
達の勝利に終わるが、
プロマシア
は
魔晶石
を宿した
プリッシュ
を
虚ろ
に取り込もうとする。とっさの判断で
プリッシュ
は
魔晶石
を
プロマシア
の顔に投げつけ、
セルテウス
も光の槍を放つ。…
プロマシア
の顔から新たな
魔晶石
が生み出され、
虚ろ
を失っていった
プロマシア
は倒れていく。しかし
プロマシア
もただでは倒れず、
プリッシュ
に向けて最後の一撃を放とうと力を溜め、
冒険者
は
プリッシュ
を庇うべく前に立った。
その時である。
冒険者
の胸から光…これまでの旅で集めていった5つの
クリスタル
の光が天に昇り、代わりに光の雫が
プロマシア
に落ちる。
攻撃
を止めた
プロマシア
は天を仰ぐと、
プロマシア
を呼ぶ声が聞こえてきた。
女神
アルタナ
の声である。
アルタナ
の呼びかけに
プロマシア
は応えると、その姿は光となって崩れ落ち、無数の光が
母なるクリスタル
へと戻っていった。
天から注いだ光の雫は
冒険者
達にも降り注ぎ、各々は愛の象徴である「
アルタナの涙
」を得た。
「聞こえるか
女神
よ
我が命を守りしもの よ
我は「復活」する
そしておまえの望まぬ「死」へ と
虚ろなる闇
の果てへ と
永遠の
沈黙
を伴い
落ちるべく
今度こそが
永劫の別れだ
女神
よ」
???
:……私の声が……
……聞こえる……?
……
プロマシア
……
Promathia:……ああ……
……アル タナ…… よ……
プロマシア
が何故完全なる死を望んだのか。
虚ろ
を受け入れた
セルテウス
の台詞が全てを物語っている。
Selh'teus
:
驕慢
、
嫉妬
、
怯懦
、
無知
、
憎悪
。
そんな闇だけを抱えて生きる……ということを
終わらせたい、と。
また、
プリッシュ
の以下のセリフに、
心の闇
と対になる要素が語られている。
Prishe
:
女神
アルタナ
の想い……。
信頼、慈悲、正義、勇気、希望……。
この想いは大
クリスタル
の輝きに対応しており、
プロマシアミッション
では
種族
ごとに異なる輝きを奪われ、再度手に入れる
イベント
があることから、
心の闇
とは以下のような対応関係があるものと思われる。
種族
心の闇
アルタナ
の想い
母なるクリスタル
ヒューム
無知
希望
ヴァズの輝き
エルヴァーン
驕慢
信頼
メアの輝き
タルタル
怯懦
勇気
ホラの輝き
ミスラ
嫉妬
正義
デムの輝き
ガルカ
憎悪
慈悲
アル・タユの輝き
プロマシア
の「器」
プロマシアミッション
の終盤、
プロマシア
の意思を継ぐ存在である「
世界の終わりに来る者
」は、
フェンリル
の予言した「定めの子」
プリッシュ
とは別に存在することが
バハムート
の言葉により明らかになる。
虚ろなる闇
を得た
セルテウス
を追い詰め、
イブノイル
によって封印され、
アル・タユ
の復活により現世に現れたもの。それこそが
バハムート
の言う真の「
世界の終わりに来る者
」であり、「
プロマシア
の『器』」とされるものである。かつての
セルテウス
や、
冒険者
達が戦ったのは、「器」としての
プロマシア
である。
繰り返すようだが、
人間
としての「
世界の終わりに来る者
」は
プロマシア
の意思を継ぐ、いわば代理人のようなものであり、
プロマシア
そのものではない。ただし神の歌とされる「
石の記憶
」を全て歌い上げることにより、その身体に
プロマシア
を呼び出すことができるのである。
だが、「
プロマシア
の『器』」は違う。「
世界の終わりに来る者
」とは比べ物にならないほどの
虚ろなる闇
を持つ、いわば「より大きな
プロマシア
の
分身
」である。その正体は前述の通り、「
真世界
」と化した
アル・タユ
で「神の記憶」を取り戻した
ジラート
の民の集合体である。
勿論、全ての
虚ろ
を
吸収
している訳ではないので、本来の
プロマシア
に比べれば遥かに劣る、不完全な存在であった
注釈7
神獣
に対する
召喚獣
の存在のようなもの。だが、神であることには違いないので力は強大である。
。
だがこうも言える。
ヴァナ・ディール
に生きる全ての
人間
が、死した
プロマシア
から分かれたものであり、分け与えられた
虚ろなる闇
を抱く以上、各々の
人間
こそが
プロマシア
の「器」であると。
備考
さて、ここでひとつ問題が出てくる。
獣人
の生みの親は
プロマシア
ではなかった。
では誰が生んだのだろうか?どこから来たのだろうか?
…
トンベリ
という例があることが気がかりである。
モ
チーフ
プロマシア
のモデルとなったのは、ギリシア神話の神「プロメテウス」(先に考える者という別名がある)と思われる。
プロメテウスは、人類に「火」を伝えたが為に、山頂に「鎖で縛られ」禿鷹に肝臓を啄ばまれ続けるという罰を受けたという。
プロメテウスは神であるが故に不死であり、啄まれた肝臓は翌朝には復活しまた啄まれたという。
また、一説によると
女神
アテナとともに人類を創りあげたともされる。
関連項目
【
暁
】【
アルタナ
】【
Selh'teus/ネタバレ
】【
Mildaurion/ネタバレ
】【
Nag'molada/ネタバレ
】
コメント表示/書き込み
コメントはありません