真世界

1. ヴァナ・ディールを創造した神々が眠りに就いたとされる伝説の地。ジラートの民が夢見た真の世界。
   
2. （霊獣カオスにとって）メルト・ブロー前の世界。
   

ヴァナ・ディールに存在する物はその形や強さは違えど真世界への何らかのヴィジョンを受けている。サンドリア国教会が説く永遠の楽園もこの真世界のヴィジョンをエルヴァーンが解釈したものである。

ジラートミッション、サンドリアミッション、召喚獣取得クエスト等から見るに、今のヴァナ・ディールは真実の世界ではなく、真世界への扉を開いたりしてはならないらしい。
真世界への扉、と言うがジラートの民が持っていたヴィジョンは実際に扉があって出入りするようなものではない。真世界への扉を開くことは即ちヴァナ・ディールが真の世界へと姿を戻すことであり、扉というよりはスイッチというかトリガーみたいなものであるようだ。
ジラートの民は地中深くに眠る5つの母なるクリスタルの力を一点に集中させる事で真世界が現れるというヴィジョンを持っていた。そのために各地にクリスタルラインを引き、全ての力を集める神の扉として浮島トゥー・リアを建造した。

蝕世のエンブリオ「蝕世の霊獣カオス」では、渦の魔道士ガラズホレイズがジラート人たちが文明を築いていた世界を指して「真世界」という言葉を使うシーンが出てくる。

霊獣カオスにとっては、ジラート人たちが暮らしていたメルト・ブロー前の世界こそがあるべき本当の世界であり、ガラズホレイズはカオスからその話を聞いていたため、こちらに「真世界」という言葉を使ったのだと思われる。

ただし、これはジラート人にとっての「真世界」とは別物なので、混同しないように注意。

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