魔法バリア

まほうばりあ/Magic Shield

一定量の魔法ダメージを無効にする。

名称こそ同じだが、魔法バリアは数種類存在する。

NMの中には魔法バリアを展開せず、特殊能力として魔法攻撃を無効化・吸収するような個体も存在するが、本項ではステータス変化としての魔法バリアについてのみ解説する。

なお、ワンフォアオールや風の守りは魔法系ダメージのみに有効なファランクスを付与する。ヘルプテキスト上では「魔法バリアの効果」と書いてあるものの、実際にはそれぞれ「ワンフォアオール」「風の守り」という別のステータス変化を付与するため、本項では取り扱わない。

1項（無効型）

言い換えると魔法・呪歌・忍術などに対し、完全無敵の状態。
アーリマン族の「マジックバリア」やオメガの「ディスチャージャー」、ハイドラの「パイリックブルワーク」などの特殊技やアイテム「気魂香」を使用することでこの状態になる。

魔法が完全に効かないため、ディスペルやフィナーレ等による解除ができず、時間経過による解除を待つしかない。魔法に限らず、属性ダメージのWS

や履行、クイックドローなども完全に効かない。耐性が無ければ100％効く影縫いですらミスとなる。

ただし、ホーリーボルトの光ダメージやWS スマッシュ・青魔法ヘッドバットの追加効果:スタンなど物理ダメージの追加効果として発生するダメージ・弱体効果は発揮される。

時間経過以外で魔法バリアの解除は基本的に不可能だが、魔法バリア以外の強化を消すことは可能。方法は「魔法」ではないディスペル効果のあるものを使用すれば良い。例えばオーラスティールやバルムンクなどの「追加効果:ディスペル」、ディスペルクーゼのエンチャントなど。
また、「物理バリア」と「遠隔物理バリア」との並存は不可能なので後からこれらの効果のがある特殊技を使用した場合は魔法バリアの効果が切れる。アーリマンの「エアリーシールド」⇔「マジックバリア」や、ハイドラの「パイリックブルワーク」⇔「ポーラーブルワーク」などが有名。

本家のアーリマンの使用するマジックバリアは魔法無効効果なので勘違いしやすい。

で発動するのはこちらの魔法バリアである。
かつてはナイトのジョブアビリティ「ランパート」で得られていたのもこの効果だったが、2020.2.12以降は被ダメージカットに置き換わっている。

また、ソウルフレア族の「イモータルシールド」等もこちらの効果である。

正確には、ストンスキンが作動するのは魔法ダメージ、ブレスダメージ、無属性物理ダメージの3種類で、無効型の魔法バリアとは異なる。

3項（吸収型）

トロール族の最強個体であるGurfurlur the Menacingなどが使用する「大力足」は本来受けるはずであった属性ダメージ分HPが回復すると言う特性を持つ。

この際レジスト判定が行われないため、高位精霊魔法などを撃つと一発で4～5桁ものHPが回復することもある。ドレインやアスピルも、ログ上は○○吸収と出るが実際は吸収しておらず相手のHP・MPを回復するだけの結果に終わる。
反面、「魔法ダメージ＋追加効果」の効果を持つ攻撃は確実に追加効果が入るようになるため、完全無欠というわけではない。

属性ダメージであればブレスダメージやクイックドローのような魔法ダメージ以外の攻撃も吸収する。逆に無属性魔法ダメージであるメテオは吸収しない。

魔法剣の追加ダメージが吸収され、弱体魔法は通るなど、無効型の魔法バリアとは異なる特性を持っており、スピリッツウィズインのような無属性ブレスダメージは吸収しないなどストンスキン型とも異なる特性のため、これらとは別種の魔法バリアと考える方が妥当だろう。

かつてはマメット族のマインドウォールでもこの効果になっていたが、いつの間にか無効型の魔法バリアになっている。