影縫い

狩人がLv40で習得するアビリティ。

効果の持続時間は30秒、再使用時間5分。
以下の装備品を装備中に使用することで効果時間を延長できる。

部位	名称	効果時間
両手	ハンターブレーサー	+10秒
	ＨＴブレーサー+1	+10秒
	オリオンブレーサー	+12秒
	ＯＲブレーサー+1	+12秒
	ＯＲブレーサー+2	+14秒
	ＯＲブレーサー+3	+16秒

他、狩人のジョブポイントによって+20秒まで強化可能。全て合わせることで1分以上足止めすることも可能。

効果はバインドのみと極めてシンプルなアビリティだが、黒魔法バインドと相違点がある。

メリット

• 極めて高い発動率
  足止めするという効果自体は黒魔法のバインドと同じだが、一部の敵

  注釈1

  Ice Elementalやシヴァのように究極の氷耐性を有している敵、Cactrot Rapidoのようにバインド自体が効かない敵、魔法バリア中の敵、など。一部のワープを使う敵もワープすることでバインドが強制的に解ける。
  を除きミスすることがなく、強力なHNMやBFNMだろうと殆どの敵に有効であり、入りさえすればレジストもなく効果時間きっちり足止めが可能となる。効果時間がランダムな黒魔法バインドよりも優位な点であり、戦術に組み込みやすい。
  
• 空蝉貫通
  標的が空蝉の術などを使っていたとしても貫通して効果が発動する。ただし、足止め中に（継続中のスリップダメージを除き）ダメージが入る行動をヒットさせると、結果的に0ダメージであったとしても足止めの効果は確実に失われる。
  
• 貴重な「釣りアビリティ」
  狩人が使える瞬間発動アビリティは、影縫い、バウンティショットとイーグルアイしかない。NMなどの取り合いでは重宝することもあろう。ただしリキャスト1分のバウンティショット習得後は、再使用可能時間の関係でそちらにお役を持って行かれることが多い。
  
• 長い射程
  発動範囲は元々挑発と同じ10Ymだったが、2012年5月16日のバージョンアップで射撃・弓術WSの射程変更とともに、射程が遠隔攻撃可能のギリギリの距離まで延長された。
  

デメリット

• 必ず矢弾が必要
  アビリティ発動には必ず矢弾が1つ消費される。エンドレスショット・リサイクルの効果が適用されないため、戦績矢装填中にうっかり発動させると、戦績矢をロストする事態になるので要注意。
  
• サポ狩では補助程度
  サポートジョブで使用する場合は命中判定が発生し、ミスすれば効果が発動しない。
  

前述の通り一部のモンスターを除き、影縫いは発動率100％が期待できる。

パーティで行動する際、モンスターが百烈拳やマイティストライク、連続魔を使用するなど、盾役の生命が危険に晒される場合に撃ち込み、いったん後退しSPアビを回避する目的で使用する場合、少しでも対象にダメージを与えると影縫いは解けてしまうため、使用者は予告なしにいきなり影縫いを使用してはならない。影縫いを使用する事を伝えた上で発動した方が良い。
但し、

 /p 影縫いを3秒後に発動、ダメージを与えないでください。<call>
 /wait 3
 /ja 影縫い <t>
 /p 影縫い発動！30秒バインドです。離れてください。

こういうマクロを組むのはあまり良くない。
3秒という時間は長いようで短く、前衛が対象から離れようにも予告した瞬間にアビリティや魔法ウィンドウを開いていた場合やアビリティ使用後の硬直が有った場合などは退避が遅れ、影縫い発動後に殴ってしまう可能性がある。
また、精霊魔法の詠唱がまもなく完了してしまう場合もキャンセルが間に合わずに発動してしまう可能性がある。

それを回避するためには

 /p 影縫いを3秒後に発動、ダメージを与えないでください。<call>
 /ja 影縫い <stnpc>
 /p 影縫い発動！30秒バインドです。離れてください。

微妙な違いであるが<stnpc>を使いマクロを組む事によって手動で発動する必要性を作る事によって、きっかり3秒ではなく、自分で周りの状況を見た上で影縫いを発動する事が出来る。
また、瞬時に発動したい場合などにも便利である。
(効果アップが見込めるハンターブレーサーの装備を組み込むのも良い)

HNM戦などでフルアラ+@(入れ替えメンバー)で挑む場合はPT会話ではなくLS会話を使用する事もある。人数が多くなると敵のSPアビ発動や影縫いが発動された事に気が付かない人もそれだけ増えるので、戦闘前にどういったマクロを流すのか周知しておくと良いだろう。

他のジョブの立場を考え、臨機応変に発動するようにしよう。ダメージを与えてしまい解除されてしまう事故がぐっと減る筈である。

影縫いを英訳すると「Shadow Stitch」になるが、既にシャドーステッチなるWSが存在するためか、英語名は「Shadow Bind」という名称になっている。

余談ながら、このアビリティを発動することを、「影縫いを使う」と言うのではなく、単に「縫う」と縮めて表現する狩人も多い。文字数が少なく、また意図も問題なく伝わるためであろう。

【バインド】