キマイラ

記事名読み
きまいら/Khimaira
  1. モンスター種族の一つ。アルカナ類キマイラ族
  2. カダーバの浮沼およびナイズル島に出現するHNM
    詳細は【Khimaira】項を参照。

アトルガンの秘宝で追加されたHNM種族の一つ。

キマイラ

合成獣の一種で、山羊の角を携えた獅子の顔と筋肉質の胴体にサソリの尻尾、コウモリの翼という異様な外見。過去のシリーズでは山羊やドラゴンの頭を一緒に生やしたD&Dに強い影響を受けたイメージであったが、今作で登場するのは、キマイラの元となったギリシア神話のイメージに近い。

また、クリソキマイラという亜種も存在する。
特徴


名称範囲効果空蝉備考
サンダーストライク対象中心範囲属性ダメージ
スタン
貫通物理ダメージ
トゥールビヨン前方範囲物理ダメージ
ノックバック
防御力ダウン
複数枚翼があるときのみ使用
ラーニング
ドレッドストーム自身中心範囲属性ダメージ
テラー
全消去
岩息前方範囲石化貫通
プレイグスワイプ後方範囲物理ダメージ
悪疫
バイオ
複数枚後方カウンター
テネブラスミスト自身中心範囲TPリセット貫通
フルミネーション自身中心広範囲属性ダメージ
スタン
麻痺
全消去一部NMのみ使用
リシックブレス前方範囲石化衰弱貫通発動やや遅い
クリソキマイラのみ使用

トゥールビヨン防御力ダウンは行動に支障こそ無いものの、残しておくと被弾時に痛い目にあう。必ずイレースで治すこと。

そして一番危険なのはHPが少なくなると使用し始めるフルミネーション
これ一発で戦局が一変するため、スタンで確実に止めること。

一覧
以下の個体が確認されている。
名称エリア備考
Khimairaカダーバの浮沼48~72hポップ
ナイズル島60、80、100Fのフロアボス
アラパゴ遺構アラパゴ遺構-II 6層or7層ボス
Nemean Lionアルザビビシージ死者の軍団Lv8)
Khimaira 13ナバゴ処刑場アトルガンミッション特使の御楯
Khimaira 14Xイルルシ環礁ベレロフォン作戦中尉アサルト
Gorgimeraハザルム試験場エインヘリヤル第IIIウイングボス
Tygerカダーバの浮沼花鳥風月step4
Harpimairaウォークオブエコーズ第4ウォーク
Dhorme Khimairaアビセア-ウルガラン
Apademakクリソキマイラ
Mired Khimairaアブダルスの模型-レギオン地の間
Mired Khrysokhimairaクリソキマイラ地の間
Khrysokhimaira Elderアラパゴ遺構クリソキマイラアラパゴ遺構-II 7層真ボス
Gajasimha醴泉島クリソキマイラギアスフェット
Sheduカダーバの浮沼ウォンテッド
Awoken Gorgimeraボスディン氷河エミネンス・レコードクエスト4

ミッション登場のKhimaira 13や、ビシ-ジのNemean Lionのおかげで、HNM種族としては、万人が目にする機会がある種族では無いだろうか。
出典
ギリシア神話から。
獅子の頭に山羊の体、尾は蛇という、数種類の生物を合成した姿をしている。元となったギリシア神話では竜の要素は無い。炎を吐いて兵を寄せ付けず、リュキアの地を荒らし回ったが、ペガサスを駆る英雄ベレロフォンに倒された。鉛で作った槍を口に投げ入れられ、自らの炎で溶けた鉛で内臓を焼かれて死んだのだという。
多くの怪物を産んだ蛇女エキドナの娘で、兄弟にはケルベロスヒュドラ(ハイドラ)、スフィンクス、ラドンなど本作をはじめファンタジーRPGではおなじみのそうそうたる顔ぶれが並んでいる。エキドナはクリュサオルの子と言われているので、血統的にはポセイドンとメドゥーサの曾孫ということになるのかもしれないが、実はベレロフォンと彼の乗るペガサスもポセイドンの子である。

異種の生物を合成した姿の怪物の典型的存在であり、これらの総称「キメラ」の語源となった。また生物学で異種の胚を合成して両者の特徴を持って産み出された生物をこれにちなんでキメラと呼ぶ。
FFシリーズでよくみる獅子の頭、山羊の頭と胴体、ドラゴンの頭と翼、蛇の尾という姿はD&Dで確立された姿である。
関連項目
モンスター】【クリソキマイラ

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