迷子のチョコボ

記事名読み
まいごのちょこぼ/lost chocobo
各国のチョコボ厩舎から他の厩舎にチョコボを送り届けるミニゲーム。
発生条件は、だいじなものチョコボ乗り免許証」を保有し、Lv20以上の状態で厩舎員に話しかけること。

解説
三国またはカザムチョコボ乗り場にて週に一度だけ受託可能
注釈1
オファーのフラグは各乗り場共通なので、サンドリアで受けた直後にバストゥークで…等は不可。
で、コンクェスト集計越えで再オファー可。その他のチョコボ乗り場(ジュノノーグラバオアルザビテレポイント付近)ではオファー不可。
早くゴールできるとよい賞品がもらえる。もらえる賞品はコースによって異なる。

三国から挑戦する場合、コースは自由に選択できるわけでは無く日付(ヴァナの暦)を3で割った余りによってコースが決まるので、目当てのコースにいつ挑戦できるのかを事前に知ることができる。

余りサンドリアバストゥークウィンダスカザム
0ジュノ上層サンドリアバストゥーク
1バストゥークウィンダスジュノ港ノーグ
2ウィンダスジュノ下層サンドリア

サンドリア厩舎ではウィンダスへ向かう余り2の日付まで待っている冒険者が見られる。
また、話しかけている間は時間が停止しているので、狙いのコースへ行く会話中に放置して
注釈2
トイレ睡眠、買い物、学校など。
、帰ってからヴァナ時間が過ぎていても該当コースで出発することができる。

チョコボに乗るのにギルはかからないため、報酬を必要とせずギルを払うのが惜しいという場合は、これを利用してただ乗りする事も可能。もっとも、マウント実装されたことでギルの節約というアドバンテージはほとんどなくなっているが。
攻略
ある程度コースを覚えないと上位の賞品を得ることは難しい。
地図に最速ルートを書き込んだり、実際の画面でコース変更のポイントと角度を記憶する等の手段が必要である。
減速を避けるためにほぼ直進だけで進むのが原則であるが、微妙な地形の起伏による見えない足止めや、モンスターPCなどが行く手を阻む。
前者は下見でしらみつぶしにするほかはないであろう。
後者は着替えマクロで自分を消してすり抜けられそうだが、チョコボ騎乗中に着替えを行うとその場で一瞬停止するため、現実には難しい。素直に迂回するのが良いようだが、狙ったかのように突然Uターンしてこちらに体当たりして来るモンスターが何故か多かったりする。思わずチョコボから飛び降りて抹殺したい衝動にかられたプレイヤーも少なくないだろう。
またTreasure Casket実装後は、放置された宝箱も新たな障害として立ち塞がる事も増えた
注釈3
特に三国周辺のエリアでは中身があまり良い物ではない事が多いためか、あちらこちらに宝箱放置された状態になっている事もある。一定時間で消滅するとは言え、それまでの時間は意外と長い。


通常のチョコボ同様、開始から30分(地球時間)でチョコボから降ろされてしまう。
バストゥークウィンダス間は正攻法では30分ではどうやっても間に合わないので、このコースでは時間を延長するためのチョコボ装備が往々にして必要となる。手段を問わなければ必須というわけではないが、あるに越したことはない
注釈4
回線切断などで騎乗時間を書き換えることで、延長なしで到達することができる。但し実時間がかさむので、報酬は期待できない。


また、サンドリアウィンダス間のコースではタロンギ大峡谷の(G-7)で、細い枝の上を渡ることでショートカットする「枝渡り」という高等技術がある。
かつて最速攻略に必要と思われていたが、実は周辺のルート取りで同様の最速パスが複数本あることが判っており、
難易度を高めてスリルを味わう以外、枝を渡る意味はない。
失敗した際のリスクばかり増大するので、前半が好調でもなければ通らないことを勧める。
ちなみに落ちてもすぐ右手に進めば別の最速ルートパスに脱出できるので、慌てないでリカバリすれば被害は小さい。

挑戦する時間帯は昼(06:00~17:59)が良い。なぜなら夜間(18:00~05:59)は暗くて視界が見にくい上に、コウモリ族アンデッドモンスターが出現するため、モンスターに進路を塞がれる可能性も高くなるからである。昼でも早朝(06:00~06:59)と夕方(17:00~17:59)は少し視界が暗くなるため、07:00~16:59だとより視界が明るくて見やすい。サンドリアバストゥーク間は約8時間、サンドリアウィンダス間とバストゥークウィンダス間は約12時間なので、前者に挑戦するなら午前8時まで、後者に挑戦するなら午前6時までに出発すると良い。時間はいずれもヴァナ・ディール時間

チョコボに乗ってからの経過時間は、エリアチェンジの度に表示される。エリアチェンジ中の時間はカウントされないためハードウェアや通信環境による影響は受けづらいが、エリア移動から操作受付開始までの時間はCPUの処理速度の影響を大きく受けるため、どうしても上位の賞品が欲しい、あるいは記録の向上を目指すなら高性能なPCを推奨する。
PS2よりも後発ではあるが、Xbox360はそもそもディスクレス起動ができないためロードが遅く、さらにはPS3(20G/60G)も同様にお勧めできなかった。

また、画面解像度を下げる、チャットフィルターエフェクトは全てon、人が少ない早朝を狙う、装備を全て外す、などすると、コース取りに気を遣うどころじゃないほどの時間短縮が望める。
ビシージデュナミスなど、CPUに負荷がかかった後の挑戦もお勧めしない。時間に余裕があるなら一旦再起動した方がいいだろう。

このようにユーザーの環境により、経過時間はAさんの方が短かったのに、見た目の到着はBさんの方が早かった、という矛盾が生じる。純粋に腕を競うミニゲームになっていないのがやや残念なところだが、システムの制約上仕方が無いのだろう。

もらえる賞品

括弧内はその賞品をもらえるコース
その他、規定の時間以内にゴールできなかった場合にチョコボ優待券、さらに遅れてゴールした場合にはギサールの野菜をもらえる。
持ち物がいっぱい、もしくは複数持てないアイテムであった場合は、アイテムを整理した後テレポ石周辺を含むチョコガールに話しかければ入手できる
注釈5
現代でクエストを達成した後、過去世界でもらうことも出来る。

また、それぞれのコースで最速記録を更新した者はタイムと名前が記録されるが、これはあまり嬉しくないと言う意見もある。この記録はサーバーメンテナンス時にリセットされる。

人気のあるコース経験値アイテムのもらえるサンドバスバスサンドサンド→ウィンの3つ。他のコースは人気がないというか、攻略している人がいるかどうかも不明である。

経験値アイテム狙いの人のために、人気コースの制限時間を表にすると以下の通り。
出発街到着街制限時間(目安)獲得アイテム
サンドリアバストゥーク 20:00ランペール戦記
バストゥークサンドリア 20:00
サンドリアウィンダス 28:19ミラテテ様言行録
ウィンダスサンドリア 28:44
バストゥークウィンダス 32:19
ウィンダスバストゥーク 33:09

参考までに、最難関と言われるウィンダスサンドリア間は道中の最短コースを障害物に一度も当たることなく突っ切っても28分10~20秒かかる。装備を外す&フィルターを完全にかける&高性能PCで挑んでやっと27分前半が見えるぐらいか。
注釈6
最高記録保持者は25分台の数字をたたき出しているが、使用ハード・ルート取りを是非知りたいものである。
それゆえ、30分近くも集中力を維持しなければならず、戦闘とは違った意味でなかなかきつい。

逆にサンドリア←→バストゥーク間はチャットに興じつつあまり集中せずに走覇しても18分台に収まることが多く、かなり余裕のあるコースといえる。
リスクを承知でミラテテ様言行録を狙うか、多少獲得経験値は落ちるがほぼ確実に獲得できるランペール戦記を狙うかで、プレイヤーの好みが分かれるところである。
関連項目
クライアント依存】【経験値アイテム

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