Carmine Dobsonfly

記事名読み
かーまいん・どぶそんふらい
リヴェーヌ岩塊群サイトA01に出現するフライ族NM

Carmine Dobsonfly
出現条件
リヴェーヌ岩塊群サイトA01のG-11の島に21~24時間間隔で出現する。10体生息しており、どれか1体を釣ると距離によらず10匹全てが強制リンクする特殊なモンスターである。
特徴
通常のフライ族TP技のほかに「耳障りな羽音」という、範囲内のPCの能力値を1つランダムに下げるという効果のTP技を使用する。
また、ヘイストスロウガエアロIIを使用する。

今でこそ高レベルのプレイヤーならばソロでも容易に殲滅できるが、実装当時はLv40制限エリアだったため、様々な戦法が考え出された。これについては後述する。

なお、普通のフライ系とは違い赤茶色の独特のグラフィックであったが、アトルガンの秘宝で同じカラーリングのフライが追加された為、独自グラフィックの希少性は無くなってしまった。

最もドロップ率が高いのはドブソンバンダナで、少なくとも50%以上の確率でドロップする。
イェーガーリングボイジャーサリットは、それぞれ約20%、10%程度のドロップ率であると云われている。
現状
レベルキャップの上昇に伴う高性能の装備の増加や、レベル制限コンテンツの減少などから、当装備を欲しがる人は減少したが、未だに欲しがるプレイヤーがいるのか、出向けば確実に出会えるNMとはなっていない。

未確認情報だが、24時間以上キャラを該当地に放置して居たにも拘らず「戦闘ログ等一切無し」にNMが沸いていなかったという報告もあり、こっそりと仕様変更されている可能性が浮上している。要検証
レベル制限があった頃の戦法
PT
てっとり早いのは、召喚士を数人(3人は欲しい)用意し、囮役が釣ってきたCarmine Dobsonflyアストラルフロウで複数まとめて倒す方法である。一回の履行では倒し切れない場合もあるので、ジュースエーテルなどMP回復手段があるといい。
難点があるとすれば、戦利品が一気に出るのでボイジャーサリットが希望者以外のマイバッグに入ってしまう点がある。

一体一体のHPはそれほど高くないため、「降下猟兵」のようにガ系で瞬殺することも可能
注釈1
人数大目推奨、少なくとも2,3人では絶対に押し切れない。
。また、ジョブを選ぶが数人で一匹を狩って他を寝かせている間にワープしてヘイトをリセットする、という方法でも討伐が可能である。一体ごとに戦利品を落とすのでお目当てのドロップが出るまでこの方法で倒しても問題ない。
ソロ
Carmine Dobsonflyは出現間隔が長い、レベル制限エリアPOP、生息する島に移動するために巨大な鱗が必要になる、などとても気軽に狩れるNMではない。しかし、意外なことにソロでの撃破は(それなりの代償が必要ではあるが)かなり安易に実現できる。
おおまかに分けて、スリップダメージによるゾンビ戦法で殺す方法と、一匹を最大火力で瞬殺する方法がある。
戦法1:バイオIIによるスリップとゾンビ戦法
などバイオIIを使えるジョブリレイズピアスによるリレイズを確保した上でバイオIIを入れ、そのスリップ削り殺すという方法である。もちろん、1匹に攻撃をしかければ残存するCarmine Dobsonfly全てからタコ殴りに遭うため一瞬にして戦闘不能になるが、幸いCarmine Dobsonflyアクティブではないので、クラスターワイバーンに絡まれない安全地帯まで逃げて死亡→即蘇生リレイズスリップが切れたら再びバイオIIのルーチンを延々と繰り返すことになる。

ただし、当然ながらいくつかの注意事項とデメリットが存在する。
まず、10匹全部を撃破しようとすると、経験値ロスト蘇生アイテム使用量が半端では無い額になる。Lv40での死亡時経験値ロストは-544、リレイズ後は-272であるが、NM全てを倒そうとすると平均でリレイズを60回前後繰り返すことになる。失われる経験値は15000オーバー、タブナジア群島リージョンへのコンクェスト影響もかなりのものである。

また、Carmine Dobsonfly黄色ネームのままスリップ削り殺してしまうと戦利品が発生しなくなるため、最後はかならず何らかの敵対行動をとって赤ネームにした上で倒さなければならない。強衰弱状態のため魔攻/飛攻は共にゼロに落ち込んでいるので、魔法攻撃力の影響を受けないドレインでとどめを刺すのがベストであろうか。

一番の注意点はライバルの存在である。スリップダメージが継続中とはいえ戦闘不能によりモンスター占有権は失われているので、当然の如く黄色ネームになっている。HPの減っているCarmine Dobsonflyを見たライバルがどのような行動に出るのか
注釈2
ライバルパーティを組んで討伐に来ていた場合は尚更……。黄色ネームは誰のものでもない
……ライバルの少ない時間帯を狙うのも一つのテクニックである。
戦法2:最大火力で1匹を瞬殺する
こちらの方法は、「殺られる前に殺れ」といった感じの方法である。
いくつかのジョブでできるが、戦士で行う場合の大まかな流れを以下に記す。

  1. 最初のエリアの鳥やフライトラップ相手に、スリプルボルトを使用しTPを300%までためる
  2. POP地点に移動し、10匹全て沸いている場合は、周りから1匹だけ離れているような状況になるのを待つ
    注釈3
    離れていると魔法を撃ってくるので、近くにいて殴られるよりは長く攻撃を耐えることができるため。

  3. 食事を取り、ブリンクバンドを使用し、バーサクを発動させる。尚、これ以下は時間との戦いとなるため、マクロを組むのをオススメする。
  4. マイティストライクトワイサーウォークライを使用し、狙った敵に対してオートアタックを仕掛ける。
  5. 一回殴った後、シュトルムヴィントを発動。すぐにイカロスウィングを使い、もう一回シュトルムヴィントを発動する。ここまで死なずに行えれば、多くの場合で倒すことができる。

この方法で必須となるのは、アイテムだとトワイサーイカロスウィングブリンクバンドHP増強のためにハイブレスマントを使用するのも良い。
SPアビリティの使用も前提となるので、使用可能である必要がある。サポートジョブは何でも良いが、HP増強でモンクトレハン目的でシーフ、いざという時のためにジャンプで押すことができるサポ竜あたりが妥当なところだろう。
由来
Carmineは「赤い」という見たままの意味。Dobsonflyはヘビトンボ科の昆虫の一種でアメリカに分布している。名前にトンボは入っているがトンボとは別の科目に属しており、休むときは大きな羽根が後ろに折りたたまれるなど、見た目もどちらかというとカゲロウに近い(もっともカゲロウとも分類上異なっている)。
関連項目
リヴェーヌ岩塊群サイトA01】【イェーガーリング
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