FF11サービス開始初期の混乱時にしばしば見受けられた
GMの名(迷)台詞。
どこまでが仕様なのか。どこからが
バグ(不具合)なのか。
ユーザーは不具合だと考えても、運営サイドは仕様と言ったり。
ソフトウェアを製作する側にとっては、迂闊に
バグを認めてしまうことは己の首を絞めることになりかねないため、サービス開始当時の
GMは実態を把握しないままにこの文言を逃げ口上として使用していたのであろう。
この対応に
ユーザーからの不満が噴出したためか、現在
GMコールを行っても
GMがこの台詞を言うことはまずないと思われる。現在は「
GMには
バグかどうか判断いたしかねます。」といった旨の答えが返ってくる。
事実
GMでは仕様か不具合かは判断できないので、不具合と思しき現象に遭遇したら、
公式フォーラムの不具合報告からテンプレートに沿って報告することを推奨する。
公式フォーラムの不具合報告スレッドで報告が受理され、調査の結果それが仕様だった場合は「仕様」のサブスレッドに移動される。また、
ユーザーの質問に対して「
それは仕様です。」と公式回答が行われる場合がある。
ただし、これは前述のような「逃げを打つ」ためではなく、単に「現時点では仕様」という意味であることに注意。再調整が予定されていても、その時点で仕様であれば「仕様」ということになるし、要望を出せば対応するべきか否かが検討される。変更を望むのであれば、仕様とされても諦めずにしかるべき場所で要望を出してみると良いだろう。もっとも、「仕様です」という回答に「対応の予定がない」と続いていた場合は、別のアプローチを模索した方が良いかもしれないが。
なお、報告が「受理」のサブスレッドに移動した時点では「これから調査します」という状態であり、不具合か仕様かは未確定である。また、現象の再現性の確認が取れた時点で一旦「不具合確認・修正予定」に分類されることがあり、後から仕様であることが分かって「仕様」に移動することもある
。