デスシザース

記事名読み
ですしざーす/Death Scissors
  1. サソリが使用する特殊技の一つ。
  2. 青魔法の一つ。
サソリが使用する特殊技
「死の鋏」の名が示す通り、非常に危険な技である。もともとの攻撃力が高いこともあるが、ダメージ倍率がやたらと高くダブルアタックが乗ろうものならナイトであろうと即死しかねない威力になる。

さらにサソリ族は自身の攻撃力を上げる「シャープストライク」という特殊技も所持しているため、これの効果を消せないまま格上サソリ族と戦い続けるのは、盾役に「戦闘不能になって下さい。」と言っているようなもの。

今でこそ空蝉の術の存在により、当たらなければどうということはない、という風潮はあるものの、それ以前のサソリはまさに恐怖の存在であり、これを倒さねばならない場面(赤魔道士AFクエスト2など)は常に危険と隣り合わせのイベントであった。

TP015003000Hit修正項目
1.502.753.25×1STR60%

レベル60という節目で得られることになる、強力な単発青魔法

これを単体で使用したときの威力では、使用可能レベル前後においてM.バイトと大差ない。しかし、ブルーチェーンによるTPボーナス不意打ちと組み合わせた時の威力は見違えるほどで、単発の威力だけ見ればそのレベル帯では最高峰のダメージを出す事ができる。

折しも同レベルからサポシによるだまし討ちも解禁となり、青魔道士シーフなどと同様ヘイトコントローラーとして活躍できる機会を与える非常に価値の高い魔法である。

ただし、セットに青魔法ポイントを5も消費するほか、連携属性サンバーストと同じ収縮/振動で、としては重力にしか対応できないのがネック。特に連携属性は同レベルで使用可能になる、空鳴拳と同じ連携属性(貫通/衝撃)を持つ次元殺に一歩譲る形となっている。

魔法を含め、バトルダンスアッパーカットスパイナルクリーブテンポラルシフトサーマルパルスの中から二つを組み合わせる事によりジョブ特性物理攻撃力アップ」を得られる。
連携に加わる必要性がないなら、レッドロータス>ブルーチェーン不意デスシザースによる一人重力連携は可能で、その破壊力はダメージ減衰さえなければ当該レベル帯としてはかなり強力である。

ただし、この連携に関してはかなりハードルが高い。まず、事前にWSを放ってしまうため、強力なTP:ダメージ修正が受けられない事。デスシザースの一番の売りはブルーチェーンTP1500以上を乗せた際に極めてダメージ倍率が高くなる点であり、WSを撃つことでこれを放棄する事になるため、肝心のデスシザースの威力が6割程度まで落ちてしまう。また、弱めの敵をノンストップで狩り続けるパーティでは即撃ちが主流になり、割り込まれる危険性が高い事、不意打ちブルーチェーンを使うタイミングが制限される等も一因である。

勿論、言うまでもないがTPOである。一人連携をした方が良い局面もあるわけで、例えばコリブリを相手にしている場面で、一人重力連携からMBMP吸収キッス等をしたり、クァールクロウラー耐性が低い敵の場合等、一人連携を否定するものではない。

青魔法名称の誤記について
サソリ族特殊技は初期から一貫して「デスシザース」の表記であったが、青魔法版の実装当初は「デスシザー」と表記されていた。この表記は誤記として2006年7月25日のバージョンアップで修正された。

修正されるまでの3ヶ月間の間は、サソリ族の「デスシザース」を食らって「デスシザー」を習得するというおかしな状況になっていたわけである。多くの青魔道士たちも、これは明らかに開発側のケアレスミスであろうということは把握していたが、中には実際マクロに仕込んだつもりが発動しない等、混乱に見舞われた者もいた。新ジョブにつきものの初期トラブルのひとつであった。

なお参考までに、英語の発音記号的には「デスシザー」が正しいのが何とも皮肉なところである。
関連項目
サソリ】【物理系青魔法】【単発青魔法

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