ホワイトウィンド

記事名読み
ほわいとうぃんど/White Wind
  1. プーク族が使用する特殊技の一つ。
  2. 青魔法の一つ。
名称範囲効果備考
ホワイトウィンド自身周囲HP回復
イレース
溜め長め

ビシージに参戦する一部の個体、Vulpangue花鳥風月)、Phantom Puk(プークの幻影)、WaugylアビセアNM)などの個体が使用する。
ボヤーダ樹の通常配置のピープークからも使用が確認されている。

HP回復量は使用者の現在HP量に比例するため、HPがある程度残っている時に使われると一気に体力を回復される。逆に瀕死の時に連発されてもたいした事はない。

範囲回復イレースという特性上、ビシージの敵密集地で連発された場合はHPが中々減らせない&状態異常が片っ端から解除されるなど鬱陶しい。

また「プークの幻影」では ボレアースマント達ララホワイトウィンド のコンボ詩人が一瞬で殺害される恐れがある。スタンホワイトウィンドが止められるものの、黒魔道士ガ系魔法詠唱中である可能性が高いため、他にスタンが無い編成でこれが来たら中の人が上手かったと思うしかない。

いやしの風以来ほぼ80レベルぶりとなる範囲版回復系青魔法

回復量は最大HPの2/7、約28.5%。本家と違いイレース効果は無い。光杖などのケアル回復量アップは従来通り効果があるが、MND回復魔法スキルによる増加はない。風属性魔法のため風や氷曜日、及び天候回復量に影響が出ることがある。

性質から判る通り、回復魔法版のブレス魔法とも言うべき性能であり、HPブーストしたガルカ青魔道士が使用する場合やビシージカンパニエやナイズル、アビセア等でHPが莫大に増えている場合に於いては他に類を見ない破格の回復量を誇る魔法に大化けする。
アートマ巨人の薬と言ったHPブースト要素が無いエリア戦闘においても月明の羽衣オノワイヤリングと言った1部位で大幅にHPブーストできる装備品が存在しており、これらの装備ケアル回復量アップ装備と併用することでも回復量アップが望める。

2014年7月8日のバージョンアップで微妙にヘルプテキストが変更されている。
ビシージマムージャ蕃国軍が襲来した際、行軍レベルが高いと出現するプーク族NMが使用するが、パーティーメンバーがとどめを刺す必要があるなど、ビシージ特有の難しさがある。連戦が難しく回復系青魔法ゆえのラーニング率の低さもあって気長に構える必要がある。

アビセアエリアでは、アビセア-アルテパNMWaugyl」が使用する。該当レベル帯の青魔道士でもアートマ・支援が充実していればソロで撃破は可能。ただしトリガーNMなので、沸かすたびに傀儡の血が必要となる。

魔法ラーニング解禁と同時にボヤーダ樹GoVエリアとして再編され、通常モンスターピープーク(Snaggletooth Peapuk)が配置されたが、こちらはレベル100超という強敵であり、習得レベルでの青魔道士でまともな殴り合いを挑むのは困難を極める。しかしながら、こちらは十分な命中率を確保しておけばサドンランジ等でのスタンハメが通用する上、DAもないためサポ忍オカルテーションなどで幻影を張っておけばスタンの切れ目にホワイトウィンドを使ってくるのを待ちつつ殴ることが可能。ピープークボヤーダ樹MAP[2](雷鳴の回廊に繋がっているマップ)F-8の滝から降りたMAP[3] F-9南に配置されているが、周辺には同レベルでアクティブクロウラー族も多数配置されており、絡まれずに戦闘できる地帯は非常に限られる。

アビセア花鳥風月ビシージでのラーニングを選ぶかボヤーダ樹で張り込むかは好みによるが、是非とも覚えておきたい青魔法と言えるだろう。
他のFFシリーズにおける扱い
青魔法と言えばこれ、と言われるほどFFシリーズ青魔法として何度も登場している。FF11においては、当技を使用するプーク実装された当初は青魔法としてラーニングできず、落胆した青魔道士も多かったという。2011年9月20日のバージョンアップにて青魔法として実装された。

初出はFFV味方全体のHPを「術者の現在HPと同量」回復という性能であった。
ギルガメッシュ戦(3戦目)で、援護に来たエンキドゥが颯爽と使用し、ギルガメッシュHPを4000も回復したのが印象に残ったプレイヤーも多いのではなかろうか。
またアンデッドHPまで回復できるという仕様であった。

FFVIではストラゴスの「おぼえたわざ」で使用可能。回復量はFFV同様。
決して弱くはないのだが、魔力を鍛えていればケアルガ一発、下手をすればケアルラHPがほぼ全快になる世界では若干影が薄かった。

FFVIIでも「てきのわざ」として登場。FFVの効果に加え、状態異常のほとんどを治療するという凄まじい性能。
さらにアンデッドに使うとダメージ様々な状態異常を付加するという強力な攻撃手段に変化する。
その性能の良さから、シリーズ最強のホワイトウィンドと称する人も多い。

FFVIIIでも登場したが、効果は味方全体のHPを「術者最大HP-現在HP」だけ回復というように他のシリーズとは異なる仕様となっている。
仕様上、術者HPはどんな状況でも全快する。当シリーズでは青魔法の使用条件が「HPが残り少ないときに使用できる」というものであるため、このような仕様変更になったものと思われる。

FFIXでも登場。ただし効果が味方全体のHPを「術者の現在HP / 3」回復弱体化してしまった。
ただし消費MPも14とお手頃な量に落ち着いたため、一概に弱いとまでは言えない。

FFXでも登場。だが当シリーズでは青魔法任意のタイミングで使えないためイベント戦で覚えた後は一度も使用せず、という人も多かったのではなかろうか。
FFX-2でも登場したが、こちらは任意のタイミングで使用できるようになったため若干使い勝手は良くなった。

FFTAにも登場。こちらは戦略シミュレーションゲームなので範囲内にいる味方のみと対象が限定されるようになった。

FFTA-2でも使えるが、何故かこちらは「術者は対象外」という措置が取られてしまった。

FFXIVでも登場。初出のFFVとほぼ同様の仕様で広範囲の味方を術者の現在のHPと同量回復という性能。
消費MPが莫大ではあるがレベルキャップ付近ではHPが万を超える仕様上一部の完全回復アクション以外を軽く超えた破格の回復魔法となっている。
但し、FFXIV特有の仕様『オーバーヒール』と『回復量=ヘイト量』という性質から桁違いのヘイトを稼ぐ魔法であり、PT時は使う場やタイミングを間違えると廃装備で固めた本職タンクですらヘイトを奪えない地獄を招きかねない魔法となっている。
関連項目
プーク族】【魔法系青魔法】【回復系青魔法】【プークの幻影

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