スサノオ作戦
すさのおさくせん/The Susanoo Shuffle
作戦名と作戦の概要の時点で、大体の
人間には作戦内容と元
ネタがわかるかもしれない。本作戦は、若い娘を生贄として食らう8本頭の大蛇・八岐大蛇(ヤマタノオロチ)を素戔嗚尊(スサノオ
ノミコト)が退治する日本の神話がモ
チーフとなっている。Orochiが時折酔っ払うのは、娘に化けたスサノオがオロチにしこたま酒を呑ませ酔っ払わせた上で退治した逸話によろう。
ちなみに「八岐」というのは「八つの山と谷」という意味であり、本来首が八本という意味はない。元々の「八岐大蛇」とは「それほどの大きさの大蛇」という意味である。しかし、後世になり
Hydraの伝説が入り込んでくると、それが「八俣大蛇」として世に出回るようになる。「八俣」とは首のまたが八つあることを意味し、原典通りの九本首のことである。時代が進むにつれて「八俣」の字面に
引き寄せられてか「八本首」という認識に変わっていき、更に前述の「八岐大蛇」と混交されてしまった結果、現在の八岐大蛇像となっていった経緯がある。
原典の素戔嗚尊が退治するのは「八つの山と谷に渡るほどの巨体を誇る大蛇」であり、現在主流となっている「八本首の大蛇」ではないことに注意。
ちなみに、スサノオがオロチ討伐に使った剣が
十握剣。そして力尽きたオロチの体から見つかった剣が
天の村雲。
ヴァナ・ディールではこの二
振りはともに
レリック両手刀として
実装済みである。
コメント表示/書き込み