英語版表記はHippomenes(ヒッポメネス)だが、ヒッポメネスソックスだと9文字に収まらなくなってしまうため、
ヒポメネと短縮名称になっている。
ヒッポメネスとは、ギリシャ神話に登場する人物
。彼は王女アタランテー(
アタランタとも)に求婚したが、王女は言い寄る求婚者たちにとある課題を突き付けて続けていた。
その課題とは、競走を行い後からスタートした王女に追い抜かれなければ結婚し、追い抜かれた時点で命を奪うというものだった。というのも、王女アタランテーは非常に
俊足だった(そのように育った経緯については【
アタランタ】の項を参照)ため、求婚者は次々に命を落としており、ヒッポメネスもまともに競争してはとても勝ち目はなかった。
そこでヒッポメネスは愛の
女神アフロ
ディーテーに助けを求め、アフロ
ディーテーは黄金のリンゴ3個を授けた。ヒッポメネスは追い抜かれそうになるたびに黄金のリンゴを投げ、アタランテーが気を取られている隙にゴールしたという。
下位
装備ケイテフソックスは「卑怯者の
ソックス」だが、フェアな勝負をしていないという意味ではヒッポメネスも通ずるところがあるかも知れない。