エラントハット

記事名読み
えらんとはっと/Errant Hat
装備の一つ。

ウプランド一式の部位にあたる。ギルドポイントNQ4500、HQは5750、上限は20160。(NQ4.48個)

実は、後衛用の装備品としてはやたらと防御力が高い。デメリットとしてVITの減少はあるものの、他のパーツと比べると2と小さく、それを加味した実質的な防御としても28と他の防具を大きく凌ぐ。また、敵対心の減少効果もエラント装備のパーツごとの性能としては飛びぬけて高く、全パーツの実に1/3を占めている。

この装備レベル帯では決して悪い性能ではないのだが、敵対心の減少に重きを置いている部位のようで、エラント装備の中ではINTMNDの上昇値は比較的抑えられている。このことから、自身のジョブAFなどをそのまま使い続けていたと言うプレイヤーも多かった。
更に、大きな敵対心-の効果は後年に登場した同じくして汎用後衛防具であるイギト装束ゴリアード装束にも賦与され、特異な点とは言い難くなってしまったのも立場が厳しい要因であったと言える。

ケアル系に限定してしまえば、他にクロウベレーなどが手軽に入手可能で、敵対心マイナスの効果も高い。

NQの売却標準価格は4,500ギル
設定
偉大な魔道士になりたければ、諸国を遍歴して見聞を広めたほうがよいとされる。この帽子はそのために、無益な争いに巻き込まれないよう、好感度をアップさせる工夫が施されている。
ファイナルファンタジーXI 公式設定資料集 ~Life in Vana'diel~P125より
エラント装束は反戦の聖者サマリリが用いた旅装として知られるが、サマリリの赴く場所は当時敵国であったサンドリアヤグードの地など、敵意をむけられやすい土地であったため、このような好感度を上げる(敵対心を下げる)工夫が必要不可欠だったのだろう。

マハトマハット(Mahatma Hat)」と名称が変化する。

HQとなるとプロパティが各々1大きくなっている。
それにより、+4と言う数値を数える大半のライバル装備と並ぶこととなるので、Lv75キャップ時代レリックや取得が難しいエクレア装備を使わない場合に選択肢として十分と言えるものであった。
関連項目
ウプランド

コメント表示/書き込み コメントはありません