ギザルム

両手槍の一つ。2010年6月22日のバージョンアップで追加された。
グラフィックはオリハルコンランスと同じ。

錬成によって作成できる両手槍であり、数値だけを見れば、サラソクラットを上回る優秀な競売装備といったところであるが、実際にはほとんど流通を期待できない。

実際の所Lv75キャップ時代でも、とある契約でフェイランスの当たりを引けばＤ95 隔492となり、バルキリーフォークが手に入れば同等の性能であった。その後、一つ前のバージョンアップで実装されたメイジャンの試練で同等以上の装備が作成可能と、いずれも難易度は低くはないが実装済みであった。
そして、ギザルム実装と同時期にメイジャンの試練による両手槍はより優秀な装備となり、HQが出来たとしても原価と錬成するためのスキルの割りに微妙である。装備ジョブも竜のみであり、メイジャンの試練を回避したとしても、メイジャンの試練により不要となったサラソクラット等が放出されているため、手に取られるのはそちらとなる。
そのような状況下で3ヶ月が経過した後、レベルキャップの上昇により地位は低下したが原価は変わらず、メイジャンの試練は属性系が大幅に緩和と、通過点であるLv77の装備に大金を投じる動機は失われてしまった。

その後、2010年12月7日のバージョンアップでアビセア-アルテパの金色のSturdy Pyxis・ドミニオン札からオーグメント付き装備として得られるようになり、手軽に入手できる両手槍となった。最高クラスのＤ+を引けばランデベヴェ+1並、そこまで望まずともＤ+4以上でランデベヴェを上回り、良い槍を手に入れるまでの実用に耐える性能となっている。そして、これにより合成の意義すら失われた。

結果、合成されること自体がまれであり、競売に履歴すらないワールドが大半となっている。
標準価格7,012ギルで店売り可。

「ギザルム+1（Guisarme +1）」と名称が変化する。

ギザルムは11～14世紀頃にヨーロッパで使われたポールアーム（長い柄の先に穂先など付けた武器）の一種。穂先にはフックのような刃がついており、騎乗の兵士を引きずりおろすなどの用途に使われた。

【ドミニオン札】