サペリフィック

記事名読み
さぺりふぃっく/Soporific
  1. フライトラップ特殊技の一つ。
  2. 青魔法の一つ。
範囲睡眠の効果なのでレベル上げパーティでも敬遠され、ソロでも麻痺スロウの技を持っているので余り狩られる事もない。しかも、生息域が少ないので目立たない敵である。
青魔法と同様に幻影貫通する。
Lv24 BP4 MP38 詠唱時間3秒 再詠唱時間90秒
系統:魔法-弱体 属性: 追加特性:クリアマインド(4)
自身の周囲の敵を眠らせる。

ステータスボーナス:HP-5 MP+5

効果時間90秒であるが、ランクスリプル等の一次睡眠系統と同等なのでスリプルIIで上書き可能。シープソングには属性と言うメリットがあったが、こちらはスリプルと同じ属性で、効果時間以外は立場が被ってしまっている。そのためか、編成にもよるがBPの関係上シープソング等で補われることが多い。

実装当時は、BPの割にシープソング以上に魔法命中率が悪く使い辛いと言う難点があった。しかし、ポイズンブレスと同時にセットすることでクリアマインドを最も早期に実現する為には不可欠な魔法でもあり、その運用には多くの青魔道士の頭を悩ませる。
現在はテコ入れによって魔法命中率の悪さはある程度改善されている模様。過度の期待は禁物だが、このレベル帯での効果時間90秒は非常に長く
注釈1
同じく90秒の属性睡眠魔法Lv41のスリプルIIまで待たねばならない。
、フルで入ればそれなりに効果的ではある。

なお、範囲魔法であるがスリプガ魔物達のララバイと違い幻影貫通する特徴がある。そのため、魅了を多用してくる敵と対峙する場合は、寝かせた上で幻影を消滅させる必要が出ることもあるので注意が必要。

余談だが、青魔法サペリフィックエフェクトは敵側のフライトラップが使う本家のものと違っており、なぜかヘクトアイズ凶眼や、アーリマン催眠術エフェクトがあてられている(だからといって視線技というわけでもない)。

2006年7月25日のバージョンアップ魔法命中率が調整された。
シープソングは調整の枠に入っておらず、少なくともその水準まで魔法命中率が上昇してるものと思われる。

長らく闇属性の範囲睡眠青魔法として重宝されてきたが、アビセア実装に伴うレベルキャップ上昇で範囲睡眠の大家とも言うべき夢想花ラーニング可能となった。
あちらはサペリフィックに比べ消費MPこそ増えたものの必要BPは1少ない3、詠唱時間再詠唱時間も短く(リキャストに至っては半分の45秒)範囲も広い上に魔法命中率も高い、とほぼあらゆる面で勝っており、弱体系青魔法としては珍しく後継魔法に完全にお株を奪われた形となってしまっている。
シープソングに続く範囲睡眠魔法としてラーニングに挑む青魔道士も多い。

解禁Lv24ということで、現実的に狙うことが可能なのはギルド桟橋北サンドリア側、いわゆる北桟橋に生息するFlytrap(Lv18~22)に限られる。
エリア自体は追加ディスクであるプロマシアの呪縛を必要とするが、進入については特にミッション等を進める必要はないため、他のプロマシア系列青魔法
注釈2
実装当初はでしか習得できなかった各種海魔法プロミヴォンエンプティ類魔法フォミュナ水道でないとPOPの都合上解禁レベル付近での習得が困難なスティンキングガス礼拝堂でのフライトフルロアなど。
と違って低レベル青魔道士にも優しい仕様となっている。

フライトラップ自体はノンアクノンリンクで個別に釣ればそれほど手ごわい相手ではないのだが、周辺にはアクティブオーク族が多数徘徊しており、解禁レベル的にサポのインスニも期待できないため慎重に行動しないと複数に絡まれてあっという間に戦闘不能となる危険性が高い。

逆に言えば習得に関してのハードルはその程度であり、オークの目を避けて安全に戦闘可能な地帯が幾つかあることから、相応に経験を積んだ冒険者であればさほど苦労することはないだろう。
名称について
サペリフィック(soporific)は「催眠性の、催眠剤」というそのまんまの意味。ラテン語で「深い眠り」を意味するsopor(ソポル)に由来する。

soporificという綴りを素直にカタカナで表記すれば「ソポリフィック」のようになるはずであるが、「サペリフィック」となっているのはアメリカ英語の発音(/ sὰpərífɪk /)を反映しているからと考えられる。すなわち第1音節のoは「ア」の音に近く、アクセントのない第2音節のoは明確な「オ」にはならず、いわゆる「あいまい母音」であることをエ行の文字で表している。
関連項目
魔法系青魔法】【弱体系青魔法】【フライトラップ】【睡眠】【シープソング】【夢想花

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