戦績矢

官給品【王国大騎士制式火矢】・【黄金銃士制式ボルト】・【警護隊士制式魔法矢】、及び同性能の【神殿大騎士制式火矢】【鋼鉄銃士制式ボルト】【魔戦隊士制式魔法矢】の総称。

他の矢弾との最大の違いは、スタックできる設計になっていないこと。もちろんそのまま撃てば消費してしまうため、弓術・射撃WSを撃つ際にのみ矢弾を交換し、エンドレスショットを併用して使用するのが基本である。したがって装備可能ジョブが複数あるが、事実上狩人専用である。

いずれも各カテゴリにおいて飛び抜けた性能が魅力。特にD値の高さから鋼鉄銃士制式ボルトと魔戦隊士制式魔法矢の人気が高い。
ただし交換にはランク7と個人戦績32,000ポイントを要し、さらにコンクェスト上位国は他国の戦績矢も40,000ポイントで交換することができる。Ex属性付きなので購買も譲渡もできない。

2010年3月23日のバージョンアップ以前はこちらが入手できていた。現在では新たに入手することは不可能である。これらをコンクェストガードにトレードすると、それぞれ箙【神殿】・矢筒【鋼鉄】・箙【魔戦】に交換してもらえる。ロスト時のリカバリーが容易になるので、所有者は早めに交換してもらうとよい。

2010年3月23日のバージョンアップ以降は、ランク7の交換品として箙【神殿】・矢筒【鋼鉄】・箙【魔戦】が入手できるようになった。これらはストックアイテムとなっており、使用することにより下記3種の新戦績矢を得ることができる。




Rare属性が新たに加わったが性能に変化はない。
エンドレスショットでの使用が前提であることは変わらないが、一週間に一度の制限付きとはいえ回数制限なしでリカバリーすることができる。

戦績矢の登場以来、矢弾を失うケースが続発した。中でも有名なのが影縫い発動によるロスト、そのほかにも使用後の交換やエンドレスショットの使用のうっかり忘れ、マクロの不発などによる殉職である。さらに、矢弾交換でTPが0になる仕様だった時期は「WSの時だけ…」という使い方もできなかった。これにより数多の狩人がヴァナ・ディールを去ってゆくきっかけとなった罪作りな逸品として有名。

ちなみにどう考えても無理としか思えないが、実装当初は99本スタック可能であることが解析から判明していた。
現在は2005/07のパッチ前後で、密かに12本にスタック本数が改められている。スタック本数是正について従来は運営側も必ずアナウンスを実施して是正してきたが、Ex属性だったことも手伝ってか戦績矢を13本以上スタックした者は全ワールド見回しても居なかった模様。

性能は素晴らしいの一言だが、「人間は必ずミスを犯す」という大前提を完全に無視した設計がされており、この矢一本にまつわる悲話は数知れず。交換に必要な戦績もホイホイ稼げる量ではなく、特に他国の戦績矢は自国よりコンクェスト上位の国のものはその週には交換できない。このため使用の際は非常に神経質にならざるを得ず、中にはロストして絶望しトラウマになってしまった狩人や、「撃つたびにこんなに神経使う位なら最初から使わん！」と開き直る狩人も。それでも戦績矢を使い続けてしまうのは狩人の業と言ったところだろうか・・・

もし間違って撃って無くしてしまった場合、GMに連絡すればデータ復元で元に戻してもらうことが可能。ただしロストした日から1週間以内に連絡する必要がある。このデータ復元は1アカウントにつき一回限りなので、本当に必要かどうか熟考して依頼するようにしたい。
GMポリシー「アイテムの救済措置について」

その後、回数無制限（ただし1週間間隔）の箙・矢筒が実装されたことにより、このような使いにくさは改善された。

【TP0】【エンドレスショット】【ロスト】【箙【神殿】】【矢筒【鋼鉄】】【箙【魔戦】】