モータルレイ

記事名読み
もーたるれい/Mortal Ray
  1. タウルス族が使用する特殊技の一つ。
  2. 青魔法の一つ。
ターゲット死の宣告状態にする。ダメージ自体は発生しないが、10カウント後には苦しまずにあの世行きとなる恐ろしい技である。単体視線判定の技であり、空蝉貫通する。

mortalとは、「死の運命」「地獄の」「ひどい」などの意味を持つ。Rayは光線という意味もあるが、ここでは視線の意味だろう。当技の即死効果を考えると、まさに「死の視線」である。

対策
視線判定であるため後ろを向いていれば回避することが出来る。構えのログを見てからでも後ろを向くことで回避できるので、ターゲットロックを外しておくことを忘れないようにしたい。また発動時の溜めがあるので、スタンヘッドバットV.フラリッシュスタン効果のあるWS等で止めることも可能である。状況次第では狙ってみるのも良いだろう。

もし死の宣告になってしまった場合は、カーズナ聖水で治すことが出来る。ただしどちらも確実に治るわけではなく、カウントダウンの間に時間の許す限り聖水がぶ飲みしても空しく息絶えてしまうこともある。回復率は低めなので気をつけたい。

また、ペットにもその効果は容赦なく発動する。多くのペットは外部からカーズナをかけられないため
注釈1
オートマトンイレーザー死の宣告に対して発動せず、カーズナを詠唱することもない。また、フラッシングリペアー効果アップによる状態異常回復も無効。
、食らってしまったら30秒後の死を待つしかない。ただし構えのログを見てから、もどれ等のコマンドでペットの向きを変えてやることで回避が可能。真後ろに向かせる必要はなく、横を向くだけで良い。

全体引き寄せを使用するフォミュナ水道におけるミッションNMであるMinotaurは、このモータルレイの構えから発動までの時間が著しく早いという特性がある。通常のタウルス族のそれと同じと誤認していると高確率で死の宣告を被るので、聖水は必ず事前に複数用意しておきたい。なおENM唇亡びて」に出てくる「Eldertaur」「Mindertaur」の二体は上位技と言えるソニアンレイアポカリプティクレイを使用する。ソニアンレイは治療不可、アポカリプティクレイは背を向けていても回避不可という凶悪さである。

プレイヤーの行使できる物では初となる、敵に死の宣告を与える魔法。ただし任意即死魔法がゲームバランスに与える影響を考慮してか、宣告カウントがモンスターの使用するものが10カウント(30秒)に対してこちらは20カウント(60秒)と大幅な弱体を受けている。
また、魔法命中率は極端に低く(闇耐性のある相手では格下でもレジストする)消費MP詠唱時間再詠唱時間ともに長大。

さらに死の宣告状態異常回復してしまう事もあるなど、大道芸の域を出ない。元々が強力過ぎるがゆえに実用性とはほぼ無縁な魔法となってしまった。似たような経緯をたどった青魔法針千本臭い息等がある。

なお、死の宣告自体に耐性を持つ相手には「効果なし」と表示される(単にレジられた場合は「ミス」表示)。

ステータスブーストBP4に対しSTR+2、MND+2と比較的優秀ではあるが、BP面や有用性において勝る青魔法が多数存在するのでやはりセットしづらい。実用性のない青魔法だが、追加特性二刀流であり、最大ランクまで得ようとする際にセットされることもある。

なおノートリアスナレッジ限定ではあるが、より高性能なクルエルジョークという青魔法も存在する。
取得元がタウルス族ということもあって、ラーニング事情はほぼフライトフルロアのそれと等しい。

解禁レベルが高い分、アビセア-ブンカール過去世界の北方等に配置されている高レベル個体でもラーニング自体は十分可能だが、時間制限や手軽に戦えると言う点を重視するとフォミュナ水道礼拝堂の個体が候補としては最も気楽である。

幸いにして礼拝堂フォミュナ水道にもフォモル族が多数配置されており、偃月刃ラーニングスポットとしてもなかなか有用なので、青魔法スキルによってはここで一気に覚えてしまうのもアリだろう。
またこれらのエリアは土地柄上、当青魔法フライトフルロアスティンキングガスメメントモーリ等をラーニングしに訪れる他の青魔道士と遭遇することも稀にあり、ツアー以外ではなかなかないPTを組んでのラーニングを体験できることも。

関連項目
タウルス族】【死の宣告】【即死】【魔法系青魔法】【弱体系青魔法】【二刀流

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