恵比寿釣竿

記事名読み
えびすつりざお/Ebisu Fishing Rod
釣り竿の一つ。2005年04月21日のバージョンアップ実装された。
Rare Ex
東方の神話に登場する竿に似た伝説の釣り竿

公式サイトでも「釣り人にとってのレリックミシックともいえる」と言及される存在。2011年9月20日のバージョンアップからは赤い釣り竿という独自のグラフィックとなり、一目でこの釣り竿を使っていることが分かるようになった。

ラバオIrmilantイルミラン)からクエスト折れぬ魂」を受け、これをクリアすることで入手できる。
また、8周年記念モグボナンザからは1等の賞品としても入手可能となっている。

解析に折れた恵比寿釣竿のデータが無いことから、竿折れしないことが判明している。ただし糸切れはある。
太公望と同様に、小型魚、大型魚それぞれに両対応している。

釣り上げに成功した際、漁獲疲れ(漁獲制限、一般に200制限と言われるもの)が減少することがある、とされていたが、有志の検証により、2020年時点ではそのような仕様は存在しないと判明している。200制限の項を参照。
注釈1
疲れの減少効果は210匹程度まで釣れたという報告があることから約5%ではないかと言われていた。ただし、これは2009年7月21日のバージョンアップ以前の報告であり、2020時点では有志の検証により、他の釣り竿と同様に200匹ぴったりで釣れなくなることが報告されている。真恵比寿釣竿でも同様。


連続疲れ、すなわち同じエリアで連続して釣ることで獲物がかかりにくくなり、リキャストが長くなる疲れについては、不明な点が多く正確な仕様は不明。かつて開発陣が言及した「疲れ減少効果」はこちらの意味である可能性も考えられる。

従来は折れない太公望と言われてしまう程度の能力しか持たなかったが、アルタナの神兵発売前後のバージョンアップおよび、2009年7月21日のバージョンアップによって性能が強化され、かつては糸切れがおきるといわれていたレベルの魚でも、その確率が大幅に減少もしくは糸切れしなくなった。

通常ならばスリップが発生しない一部の魚にも、恵比寿釣竿を使うとスリップが発生するケースがある。隠し性能釣りスキルアップが付いているとも、対戦する魚の種類ごとに細かくボーナス設定をつけているともいわれる。後者を類推させる要因として、例えばピラルク恵比寿釣竿より太公望の釣竿のほうが体力を削りやすく、堀ブナ太公望の釣竿よりヤナギの釣竿のほうが体力を削りやすい。

この釣竿には未検証の部分が多く、今後釣り人たちによって徐々に解明されていくことを期待したい。

2012年7月4日に公開された第11回ヴァナ・ディール国勢調査には、全サーバーで2,548個存在している事が記載されている。
性能
以下は主に2009年7月21日のバージョンアップ以降の太公望の釣竿との比較。
一部の体感しにくい性能は検証が困難なため、目に見えて変わる部分だけ記載。


一見すると、一般水産物に対する格闘時間については太公望の釣竿に劣るようにも感じるが、格闘性能とスリップダメージが飛躍的に強化されており、一般水産物に関しては格闘するまでもなく体力を削りきれる。
注釈3
とはいえ伝説級水産物を狙う場合は真太公望の釣竿と比較するとかなりのペナルティであり、アクション釣りに自信がある人向けの性能と言える。場合によってはアルバトロスリングなどでの補助も考慮しないといけないだろう。

出典
恵比寿は言わずとしれた七福神の一柱であり、大きな鯛と釣竿を持つ姿に現されることから釣竿の名に着けられたと思われる。意外にも七福神中唯一の日本出身である(ちなみに恵比寿とセットにされることが多い大黒様は、大国主命が混じって今の姿になったが、元々はインドのシヴァ神)が、実はその由来はあまりはっきりしていない。
恵比寿神社の総本社、西宮神社の社伝では、不具であるため流されたヒルコの神が西宮の浜に流れ着き、土地の者が恵比寿三郎として、漁業、海運の神として祀ったのが由来ということになっているが、神社によっては事代主を恵比寿としているなど異説も多い。
恵比寿は夷(異国人や外界の人の意味)であり、古来から来訪者が外界から富をもたらすという思想が流れ着いたヒルコと結びついているとも考えられる。特に漁村では鯨が魚群と共に現れたり、浜に打ち上げられた鯨により大きく潤うことなどから、来訪神の信仰が根強い。所によっては、水死体が打ち上げられると、漁師が「寄り神様」「恵比寿様」と呼び、豊漁を呼び込む神として祀ったりすることもあったという。
関連項目
折れぬ魂】【ハラキリ】【ググリューサウルス】【リク】【勇魚】【真恵比寿釣竿

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