ヨヴラ

神都アル・タユ、アビセア-ラテーヌ、エスカ-ル・オンに生息するモンスターの一種、ルミニアン類ヨヴラ族。



クラゲのような外見を持ち、基本的に真龍に匹敵するほどの巨体を持つ。その大きさは名前の表示が足元に表示され、近接攻撃は巨大な笠の部分の下に入らないと行えないほど。ただし、エスカ-ル・オンの個体は通常のモンスターと同程度の大きさになっている。

• 索敵：聴覚感知
  
• 通常攻撃追加効果に麻痺
  
• オートリジェネ
  
• 雷属性に耐性（50％カット）
  
• 麻痺に完全耐性

  注釈1

  「完全にレジストした！！！」と表示される。つまり、どうやっても全く入らない。
  
  
• 経験値ボーナスつき(37.5%)。
  
• 主な戦利品：ヨヴラ器官、ルミニアン組織、各属性の塊
  

アル・タユやアビセア-ラテーヌの個体は見破りを持っており、スニークをかけていても襲ってくる。エスカ-ル・オンの個体はスニークで回避できる。

普段は上空に浮かんでおり浮遊中はターゲットできないが、冒険者の気配を察知すると急降下して襲い掛かってくる。アル・タユではアクティブなモンスターとしてヨヴラのほかにフワボがおり、フワボは通常地面(水面？)の下を移動している。フワボのいる下にばかり注意を払っていると、いきなり上からヨヴラの急襲を受けることになる。俊足タイプのフワボも逃げ切れないという意味で危険だが、さらに危険なのはこのヨヴラの方である。幸いどちらも寝かしが可能であるのだが、いずれにせよアル・タユでは上下に気を配りながら慎重に移動しなくてはならない。

特性として通常攻撃の追加効果に麻痺が付き、こちらからの麻痺に対しては完全耐性を持つ。さらに強力なオートリジェネを備えており、スリップマラソンによる撃破も困難。そして、もっとも弱い個体(全てNM扱い)であってもHPの値が他のモンスターの比ではなく、軽く数倍はある。

アル・タユでは全個体がNMであり、通常モンスターにおいてはもっとも強く、もっとも戦いたくない敵といえるだろう。

更に、NM扱いであるモンスターの例に漏れず「イリュージョンで消える事がない」という性質を持ち、絡まれて逃げた際に王宮や海獅子の巣窟、リンバス等にエリア逃げした場合はその上空にそのまま居座ってしまうので無関係の通行人を思い切り巻き込んでしまう事になる。倒せる実力があるなら絡まれた際は責任を持って倒すか、危険な場所に居座らないように安全な位置で寝かしてからエリアするか、安全な場所でデジョンかテレポするように心がけて貰いたい。
なお、嗅覚追尾があるためとんずらしてもそう簡単にタゲが切れる事はない（エリアの端から端まで追って来た例有り）。

プロマシア追加モンスターの例に漏れず特殊技は嫌な効果を持つものばかりで、範囲内のPCの装備を解除するなど文字通り「いやらしい」技のオンパレード。

名称	種類	対象・範囲	効果	空蝉	備考
アセニックフォグ	弱体	対象中心範囲	ドラウン(強)	貫通
イオンシャワー	魔法	対象中心範囲	魔法ダメージ ＋スタン	全消去
ヴィトリオリクバラージ	魔法	対象中心範囲	範囲内合計1000の魔法ダメージ ＋猛毒	全消去
オシレーション	物理	対象中心範囲	物理ダメージ ＋ヘヴィ ＋ノックバック	複数枚
トレンチャルトーメント	魔法	対象中心範囲	魔法ダメージ ＋脱衣（全装備解除）	貫通
プライマルドリル	物理	対象中心範囲	物理ダメージ ＋バインド	複数枚
フロレセンス	強化	敵自身	ためる(次の物理攻撃が4倍撃)	-
ルミナスドレープ	弱体	自身中心範囲	魅了	貫通

特に注意したいのが範囲魅了のルミナスドレープ。 魅了自体は短時間であるが、それよりも魅了によって全てのヘイトが消えてしまう事が危険で、いわば盾陣が総崩れになるに等しい。その後後衛にタゲが移り…と言う敗北パターンが極めて多い。この特殊技が来た時の対処法としてグラビデマラソンをしたり、寝かしてやり過ごすなどがあるので、事前にPT内で打ち合わせをしておくとよい。ソロや少人数で戦う場合でも、魅了された途端にフェイスやペットが消えて苦戦を強いられるので、プレイヤーは離れておいた方が無難である。

次に危険なのがトレンチャルトーメントで、こちらは喰らった者の装備が全て解除されてしまう。範囲技であり、問答無用で危険な特殊技と言える。ただし、こちらは神反応のスタンで止める事が可能。

また、ヴィトリオリクバラージは1000ダメージを頭数で割る針千本と同じものであるため、盾役が少ない場合は脅威となる。これを凌ぎきっても猛毒や、蝉が剥がされた所に麻痺を伴う通常攻撃が直撃して死ぬケースも大変多い。

後はどれも全て大同小異である。ただしどれも破壊力は通常戦う雑魚敵の比ではない。あえて言うならば、フロレセンスやアセニックフォグは即効性が無いのでまだ脅威ではない、といったところか。ただしフロレセンスのためるは次の一撃のダメージが4倍撃に上昇するため、レベル差によっては即死もありえる。ディスペルで解除可能。

とにかく特殊技が厄介なため、Lv75キャップ時代はグラビデやスリプルを絡めた精霊ピンポン戦法が主流であった。

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