マジックフルーツ

1. オポオポ族が使用する特殊技の一つ。
   
2. 青魔法の一つ。
   

自らのHPを回復させる技で回復量もなかなかだが、蜂族とは違い特殊技の種類が多いので連続で回復されるという悲劇は少ない。

回復系青魔法の一つ。ワイルドカロットの上位版でケアルIV相当、任意のパーティメンバーを回復できる。アラや他PCにはかけられない。また自身のフェローに対しては、<ft>若しくは<stpt>を使用したマクロを使うか、直接タゲることで、対象とする事が出来る。

高レベルともなればMND量からケアルIVに勝るとも劣らない回復量を得られ、その上消費MPはケアルIVよりも16少ないという、かなりのコストパフォーマンスを誇る魔法となる。回復魔法スキルを持つジョブをサポにつけた場合、どんなに遅くともレベル60以上でケアルIIIまでは使えるようになるため、マジックフルーツと合わせればそれらのジョブをメインに据えた場合に迫るほどの回復行動が可能となる。

この魔法の特性として、天候・曜日の影響を全く受けないというものがある。常時闇状態のアポリオンやデュナミスでは、全てでは無いにせよケアルは著しく回復量が落ち込むため、マジックフルーツのMP効率の良さがとても際立つ。反面、オーロラ・神光の影響も全く受けないためにテメナス等では相対的価値は落ちる。

音やグラフィックが非常にファンシーなため、心が落ち着く人もいるらしい。

実装当初から暫くの間は通常の魔法と比較しても相当長い射程距離を持っていたのだが、現在では通常の魔法程度に落ち着いているようである。

回復量はMND、VITと回復魔法スキルに依存し、下限は250。習得レベル帯の一般的な前衛系サポでは回復量280～、回復魔法スキルを持つサポをつけた場合で回復量320～ほどになる。いやしの風などと同様に、ライトスタッフ他のケアル回復量アップ装備の効果で回復量が増加する。

上限（610/回復量アップ装備を除く）への到達は難しいが、Lv75前後でMNDブーストを行えば回復魔法スキルを所持していない状態でも400以上の回復量を見せる。回復魔法スキルが影響するという特性上、サポ学の白のグリモアとの相性がとてもよく、MND強化や光杖の併用を同時に行えば500以上の回復量を出すことも可能になる。サポ白に限定せずとも、青魔法として他にもケアルII～IIIの中間程度に相当するワイルドカロット及びケアルガI～II相当の範囲回復となるいやしの風という回復手段を持っているため手広い回復を行え、その上各々のコストパフォーマンスも白魔法に比べると良い。だが青魔法ポイントには限りがあるため、全てを同時にというわけにもいかない。他との兼ね合いやPT構成で判断するのが大事なのは言うまでもないが、回復系青魔法をどれか一つはつけると良いだろう。

Lv99の状態では若干のケアル回復量アップ装備や回復魔法スキルアップ装備が有れば、サポやMNDブーストを問わず4～500台を安定して回復が可能。

さらにIL時代においては、ケアル回復量アップ装備の充実に伴い、当魔法の燃費もさらに上昇、サポによっては700以上の回復も可能。セットに必要なBPが軽いことも手伝って、上位にあたるP.エンブレイスやレストラルなどとともに、青魔道士の回復の選択肢の一つとなっている。

マジックフルーツの回復量はMND、VIT、回復魔法スキル値に依存し、(MND×3+VIT+回復魔法スキル値÷5×3)÷2の数値を基に計算される。以下、この式を(Mx3+V+3/5回)/2と略記する。
計算式及び数値はBG Wikiを基に一部加筆修正。

マジックフルーツ
(Mx3+V+3/5回)/2	80～160	160～280	280～620
係数	3/2	1	6/17
回復量	250～370	370～490	490～610

「係数」は(Mx3+V+3/5回)/2が1増す毎に増える回復量を示す。

回復量270～640のケアルIVに相当するが、回復魔法スキルの影響は比較的小さくMNDの値が大きく反映される。

当該レベル帯では、オポオポが多数生息するエルシモ島がラーニングによい。解禁レベルとの関係上、ブランクゲイズの習得でお世話になった低地エルシモOP付近に生息するオポオポが練習相手となっていて、アクセス上も戦いやすいため、多くの青魔道士がマジックフルーツの習得に際しても再び当地のオポオポを相手に選ぶようである。

回復系青魔法ということもあり、習得確率は攻撃系のそれと比べてラーニング確率は低いと言われている。そのため回数をこなさなければならないケースも多く、経験値が入るレベル帯で習得に励みたいPCは、ヨアトル大森林のFoVを選択するとよい。

【オポオポ】【魔法系青魔法】【回復系青魔法】
【いやしの風】【ワイルドカロット】【P.エンブレイス】【ホワイトウィンド】