Ingrid

1. NPCの一人。
   
2. フェイスの一つ。二つのタイプが存在する。
   

フェイスタイプはヒューム♀F4B（キラ、金髪）。神聖アドゥリン都市同盟でエクソシストを務めている。

アドゥリンミッション序盤では見聞を広めるために中の国に派遣されているが、ミッション「エクソシスト帰る」以降からイベント中に登場する。

エクソシストの中でも最も実力があり、そのためか身に着けている法衣もオリジナルのものになっている。しかし、性格は苛烈で、魂の穢れしものには一切の容赦をしないため、「無慈悲のイングリッド」とも呼ばれている。ただし、複数のNPCが美人と評していることから、性格はともかく実力と容姿は優れているらしい。

しかし、アークエクソシストであるヴォルティミア以外には遠慮のない物言いをするため、同じウェーザースプーン家のイルドベールすら「生意気な小娘」と嫌っており、同様にイルドベールの部下とも反りが合っていないなど、人間関係には難がある模様。
それは例え相手が自分自身であっても例外ではないらしく、フェイス習得イベントでは自分の分身に本心を指摘されてうろたえる一幕がある。（と同時に、所謂ツンデレタイプであることも発覚した。）

もっとも、実力があるとされてはいるが、ブラックソーン団に関しては捕えようとして何度も取り逃すなど遅れを取っている。またミッション中では失敗を繰り返しており、あまり見るところがないためか、内心焦っているようだが…。

イングリッドがこのような性格になったのには、母親の辿った経緯に理由があることがアドゥリンの断章（外部リンク参照）で明らかにされている。それによると、イングリッドの母親もエクソシストだったが、現在のイングリッドとは対照的に「慈悲深きアルシャ」(Alucia the Merciful)と呼ばれるほど心優しい人物だった。しかしその慈悲が仇となってデュラハンに呪われてしまい、力も名声も失ったことで、一家はウェーザースプーン家から追放されそうになっている。

しかし、娘のイングリッドは非常に過酷な訓練をこなし、激しい非難の目に耐える鋼の精神を培うことでエクソシストとして頭角を現し、一家を支えてきたのである。メルヴィアンはイングリッドについて

と記していることから、メルヴィアンはこの出来事の前のイングリッドのことを知っており、その頃は母親と同じ心優しい女性であったことが示唆されている。

フェイス習得イベントではその想いを密かに吐露しており、全ての穢れを祓い尽くすことで自らも悲しみから救済されると考えていること、そのために現在の苛烈な性格を演じていることが窺える。

2014年3月18日のバージョンアップで追加された。
以下の条件を満たした上で、東アドゥリン(J-7)の"Rigobertine"に話しかけると、フェイス「イングリッド」を習得できる。

• いずれかのフェイス使用許可証を所持している。
  
• ミッション「イングリッド」をコンプリートしている。
  

なお、ミッション「魔物にさらわれし姫君」発生後から、ミッション「遺剣の導く先」のオファーを受けるまではフェイスを習得することができない。

ジョブ	白魔道士／白魔道士
戦闘タイプ	魔法攻撃
武器	片手棍
魔法	ヘイスト、バニシュI~III、カーズナ
WS	セラフストライク(衝撃) ジャッジメント(衝撃) ヘキサストライク(核熱)
その他	アンデッドキラー

• 敵に接近して通常攻撃を行う。
  
• TP1500以上でWSを使用し、連携は狙わない。
  
• マスターと近接前衛(戦モシ暗獣侍竜青か踊)に最優先でヘイストを使用する。
  
• 高位のバニシュからリキャストが回復次第使用する。
  
• 状態異常回復魔法はカーズナのみ使用する。
  

バニシュ系はそれなりにダメージが高く、消費MPも精霊魔法と比べると控えめのため魔法攻撃タイプの中でも持久力はある。またアンデッドに対してはダメージ含め様々なボーナス効果があるため、アンデッド相手には滅法強くなるといった特徴を持つ。穢れを祓うエクソシストの面目躍如といったところか。
優先的にヘイストを使用するため、ヘイストがかかっているとヘイストIIを使わなくなるコルモルやキング・オブ・ハーツとはやや相性が悪いと言える。
状態異常回復魔法はカーズナしか有していないが、好意的に捉えるならば呪いや死の宣告を受けた場合はカーズナマシーンと化してくれるため状況によっては他支援系フェイスよりも頼りになる側面も。

2014年10月7日のバージョンアップで、ジョブ特性「アンデッドキラー」が追加された。

• アドゥリンミッション「第三の敵」クリア
  

2015年8月5日のバージョンアップで追加された。
シニスターレインで入手できる「盟-イングリッドII」を、許可証に対応するフェイス担当NPCに渡すことでフェイス「イングリッドII」を習得できる。

2018年5月10日のバージョンアップで追加された、エミネンス・レコードクエスト3「絆パワーですわ！」の特別報酬として「盟-イングリッドII」を入手できるようになった。

ジョブ	白魔道士／戦士
戦闘タイプ	近接物理
武器	片手棍
魔法	バニシュI~III、カーズナ
WS	ムーンライト マーサレスストライク(炸裂/衝撃) インエクソラブルストライク(光/核熱)(追加効果:テラー) ルースレスネス(HP吸収、アムネジア)
アビリティ	セルフアグランダイズメント
その他	アンデッドキラー、ダブルアタック

• TP2500まで連携トスを待つ。
  
• バニシュはMB狙いでのみ敵の耐性を無視して使用する。
  
• 状態異常回復魔法はカーズナのみ使用する。
  
• シニスターレインで対峙した時には前方範囲技だったルースレスネスも単体対象になっている。
  
• セルフアグランダイズメント

  注釈2

  self‐aggrandizement:私腹を肥やす事、又は立身出世への欲望の意。
  
  自身中心範囲にHP回復＋状態異常回復の効果。再使用時間30秒。
  3人以上HP75%以下または睡眠時に使用する。
  

セルフアグランダイズメントは範囲攻撃が降り注ぐような状況だとすぐに息切れする回復タイプのフェイスよりも回復力が優ることもある。

• インエクソラブルストライク使用時
  
  切り拓く、その闇を！
  

メルヴィアンの手記より　～誰も知らないイングリッド～（アドゥリンの断章：第3章）

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