オートクレール

記事名読み
おーとくれーる/Hauteclaire
片手剣の一つ。2006年12月19日のバージョンアップで追加された。

カダーバの浮沼 ヘディバ島に出現するHNMKhimaira」が稀にドロップする。

片手剣アーススタッフとでも言うべき、被物理ダメージ-7%のプロパティを持つ。実装当時は、トップレベルのD/隔に加えて命中も+7と、攻防ともに非常に高い性能を持っていた。

しかし、レベルキャップの上昇と共により基本性能の高い片手剣が追加されていき、目玉であった被物理ダメージプロパティも、メイジャンの試練の一つで被物理ダメージ-の性能を持った『シャムシール』が登場したことにより、その価値は薄れてしまった。ただし、装備レベル帯では優秀な装備であり続けている。

見た目はエクスカリバーのシルエットに金色の刀身という非常に見栄えのいいオリジナルのグラフィックである。

2013年12月11日に始まった公式イベント現役冒険者さんありがとうキャンペーン」では、プレゼントの一つに選ばれている。

オートクレール
出典
カール大帝(シャルルマーニュ)の家臣で十二勇将(十二臣将、十二騎士)のひとりであるオリヴィエ(オリヴェ)卿の佩剣。
オートクレールとは「高潔」「高く清らか」「いとも清き」の意。

オリヴィエ卿とその愛剣は、中世フランスの叙事詩・武勲詩を代表する「ローランの歌」「ヴィエンヌのジラール」にも登場する。
叙事詩でのオートクレールの描写には下記のようなものがある。
「鍔金は金、柄は水晶にて飾れるもの。」(ローランの歌)

オリヴィエ卿は、ハンプトンのビーヴィス卿の末裔でビーヴィス卿は、円卓の騎士ランスロット卿の佩刀アロンダイトを何らかの形で入手した人物で、彼の息子ガイが使用した後、時を経て「オートクレール」と名を変え、オリヴィエ卿に受け継がれた。
オリヴィエ卿と同じく十二勇将のひとりで幼馴染の親友ローラン伯と共にピレネー西方の国境ロンスヴォーの峠において、イスパニア(スペイン)・サラゴスの王マルシシの軍と壮絶な戦闘で活躍した。

オリヴィエ卿は敵軍王マルシシの叔父マルガニスと戦いマルガニスを討ち取るも、致命傷を受けていたため息絶えたといわれる。

ちなみに、カール大帝の愛剣が”ジュワユース”、ローラン伯の愛剣が”デュランダル”である。
どちらかといえば熱血漢で勇猛果敢な性格のローラン伯とは対照的に、冷静沈着で知将というイメージのオリヴィエ卿だが、ロンズウォーの戦闘では、その冷静な戦況分析ぶりもさることながら、戦闘で敵を撃破した数はローラン伯よりも多かったといわれ、武芸にも秀でていたとされている。
関連項目
デュランダル】【クルタナ
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外部リンク
Wikipedia:ローランの歌

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