Treasure Coffer

記事名読み
とれじゃーこっふぁー
宝箱の一種。最初は2002年11月26日のバージョンアップにおいてTreasure Chestの上位の宝箱として実装され、その後多種多様なTreasure Cofferが登場している。

単にTreasure Coffer(もしくはコッファー)と言った場合、主にダンジョンで出現する「~の宝のカギ」で開けることができる宝箱のことを指すことが多いが、これ以外にも何種類かTreasure Cofferの名前がついている宝箱はある。

以下ではダンジョンに出現するものとそれ以外に分けて解説する。
Treasure Chestと共通の性質
Treasure Chestは各種「箱のカギ」、Treasure Cofferは「宝のカギ」を使って開くことができる。カギダンジョンごとに異なり、他のダンジョンカギは使えない。

カギを使用するには、箱の隣に立つ必要がある。インビジ中には使えず、またカギを使用すると、スニークデオードの効果が切れるため、開錠には危険が伴うこともある。また衰弱中の場合はカギがあっても箱を開けることはできない。

箱のカギ・宝のカギは全てエクレア属性であるため、カギの入手は基本的にそのダンジョンモンスターからのドロップとなる。レベルキャップが低かった時代は、目的の場所によっては「鍵取りツアー」が催されることもあった。

同一アカウント内であれば宅配できるので、メインキャラカギ取得>倉庫低レベルキャラAF取りなどということもできる。
出現法則
宝箱は、エリア内のどこにでも出現するわけではなく、いくつかの特定ポイントにしか出現しない。

インターネットでは宝箱の出現ポイントをまとめたサイトもあるので、「箱開け」の際には事前の下調べをすることが望ましい。

再出現時間に関しては2008年12月9日のバージョンアップで大きく変更された。


幻の宝箱
AFの取り合いや業者による金策の防止のために、2008年12月9日のバージョンアップにて、

Treasure CofferTreasure Chestの再出現時間がこれまでに比べて大幅に短縮され、アーティファクト魔法の地図だいじなものなどが手に入りやすくなりました。
なお、アイテムおよびギルを入手した場合、いずれのPCも一定時間の間Treasure CofferTreasure Chestからアイテムおよびギルを入手できなくなります。

のように変更された。これまでは宝箱の再出現まで15分~1時間ほどかかっていたものが文字通り数分ほどでPOPするようになり、同時に『幻の宝箱』が実装された。

クエスト地図対象以外、つまりアイテムギル目当てで宝箱を開けようとすると、開けようとしたPCを含めて誰か他のPCアイテムギル宝箱から入手して相応の時間が経過していない場合、

宝箱は幻だったようだ……。

とメッセージが表示され、宝箱が消えてしまう。この際のカギシーフツール等は消費されない。

メインジョブシーフの場合は幻であるかどうかを宝箱を調べたときに表示されるメッセージで判別できる。
誰か他のPCアイテムギル宝箱から入手してから時間が経過していない状態で調べると、

宝箱にはカギがかかっている。
○○○のカギがあれば開けられる
かもしれない……。

と表示される。
この状態の宝箱は幻であり、前述の通りギルアイテムを得ることができない。
たとえ前回に開錠したPCの得た物がアーティファクト地図であったとしても、この幻の宝箱が出現する。

メインジョブシーフでない場合は時間経過にかかわらず、

宝箱にはカギがかかっている。
○○○のカギがあれば開けられそうだ。

と表示され、幻かどうかを判別することは出来ない。
また、シーフで幻ではない宝箱を調べた場合も上記のメッセージとなる。
中身の分配
パーティプレイ中に宝箱を開けた場合は以下の通りの処理になる。
シーフによる解錠
シーフは「シーフツール」「リビングキー」「スケルトンキー」などのアイテムを使用することによって、正規のカギが無くても開けることができるが(サポシでは使えない)、時々失敗する。失敗がひどいと箱に仕掛けられた罠が発動して、ステータス異常衰弱」になる。そのため、パーティプレイ中の解錠は他のメンバーの合意の下で行うのが望ましい。

シーフがこの方法で解錠を試みた際の成功率はダンジョンによって変わる。各ダンジョンには「解錠の基準レベル」が設定してあり、このレベルと解錠を行うシーフのレベルが同一の時、約70%の確率で成功する。「解錠の基準レベル」よりシーフのレベルが低かった場合、1レベル につき5%ずつ成功率が下がる。

宝箱の中身が「だいじなもの」であっても同様にシーフによる解錠で中身を入手できる。この場合も解錠に失敗することがある。

Treasure Coffer固有の性質
基本的に、レベル60を超えるようなモンスターが配置されているダンジョンもしくはダンジョン内の区域に配置されており、「~の宝のカギ」で開けることができる。

カギを落とすモンスターも概ねレベル61~75。エリアによって異なるが、5レベル程度の幅で設定されている。当該レベルの敵ならもともとの戦利品内容に依らずドロップする可能性を持ち、すなわちクリスタルすらドロップすることのない召喚エレメンタル獣使いペットでも当該レベル範囲内ならばドロップすることがある。さらに余談だが、召喚士召喚したエレメンタル本体を倒すことで消滅するが、これも「倒された」扱いとなるため、消滅したエレメンタルカギドロップすることもある。

中身はTreasure Chestよりも「いいもの」が入っている場合が多い。
ギル宝石の場合はその価値がわかりやすいので違いも顕著だが、装備品などは冒険者が評価したアイテムの相対価値においてTreasure Chest由来のアイテムに劣る場合もある。代表例としては、ダボイTreasure ChestTreasure Cofferからそれぞれ得ることができるエレクトラムリングフィジカルピアスなど。

他には、ジラートまでのジョブ15種のAFや、それに関連するクエストアイテムだいじなものが入手できる。具体的には、AF装備防具2点と、ジュノクエストボルグヘルツの失われた魔手」に必要な古びた小手などがある
注釈1
前者は該当ジョブコッファーを開けないと入手できないが、後者はオファー時とは別のジョブでも入手可能となっている。


ちなみに、シーフツール類使用によるTreasure Cofferの解錠に失敗すると、トラップとしてミミックに変化する場合がある。
市街エリアに出現するTreasure Coffer


その他
関連項目
宝箱】【カギ】【Treasure Chest】【アーティファクト

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