スクウェア(現
スクウェア・エニックス)より発売された、
ファイナルファンタジーシリーズの7作目。
シリーズ初のPSソフトとしてリリースされた本作は、フルポリゴンによって描かれた
グラフィック、多数の美麗なCG
ムービー、CDと言う大容量媒体を使ってなお複数枚組となるなど、良くも悪くも
RPG史上の
スタンダードを確立するに至った作品である。
この時は、
スクウェアと
エニックスは合併しておらず、人気シリーズをPS版にいち早く移行した
スクウェアと発売時期が数年
単位で延期された
エニックスとで
ユーザー評価が大きく別れた。
発売の翌1998年、
スクウェアは大々的に大卒の新卒採用を行なったが、資料請求の学生に配布された会社資料「AWAKENING」は
FFVIIの各開発担当者の開発秘話で占められている。
ダメージを受ける事によって蓄積し、ゲージが溜まると
ヘイスト+必殺技であるリミット技が使用可能になるリミットシステムは、爽快感あふれる
戦闘の醍醐味として、その後のシリーズにも手を変え品を変え、
FFXIでも
WSとして登場する事になる。
魔法システムは
FFVIの魔石システムを継承した形の、マテリアシステムだが、複数のマテリアを組み合わせる事で新たな効果が発動するなど改良が加えられた。
アビリティでも本作では
魔法同様マテリアを
装備する事によって使用することが出来る。前作に引き続き、
ジョブの概念はほとんど無い。
より詳しい情報は外部のwikiなどを参照していただきたい。
トリプルミリオンを達成した超ヒット作である本作は、人気、知名度共に非常に高い。
クラウド、エアリスといった
メインキャラクター、ヴィンセント、セフィロスといった美形
キャラクターの人気は今もって高いものがあり、同社の他作品に
ゲスト出演したり、後年再び続編、前日談が製作されるなど、現在でも高い人気を維持している。
携帯用ゲームなどで敵側の
キャラ(組織)が主人公となったり、OVAともいえる観賞用DVDが発売されるなど本作の設定をベースにした作品が多数発売されている。