女神の慈悲(めがみのじひ/Divine Veil)
1項.ジョブ特性「女神の慈悲」 編
女神の印の次に状態異常回復魔法を唱えると、効果対象が範囲になる。
2005年2月24日のバージョンアップで追加された。白魔道士がレベル50で習得する。
女神の印を使用した直後に使用する状態異常回復魔法が、対象を中心とした範囲内の、対象が属するパーティメンバーに対して効果を持つようになる。
「対象が属するパーティメンバーに対して」というのは、つまりパーティAの白魔道士がパーティBのPCに対して魔法をかけた場合、範囲内にパーティAのPCがいてもパーティBのPCにしか効果を発揮しない、ということを指す。
カンパニエバトルでNPCに対して使用した場合は、範囲内のNPCだけでなくPC全てにも効果を発揮する。
このあたりの仕様は学者の「女神降臨の章」と同様。
状態異常回復魔法が、ポイゾナ・パラナ・ブライナ・サイレナ・ストナ・ウィルナ・カーズナのナ系魔法7種の場合、元々パーティ以外にかけることが可能な魔法なので、隣のパーティにかけることも可能である。たとえば、呪いにかかった者でPTを組ませ 1ヶ所にぎゅうぎゅうに集めて範囲カーズナすることも可能。
イレースの場合、元々が「自身のパーティメンバー」のみ対象の魔法のため、女神の慈悲では「自身のパーティメンバーを中心とした範囲」になる。*1
うまく運用できれば非常に強力な特性である。
特にイレース、ウィルナ、カーズナあたりになると、MPコストもバカにならない*2ので、うまく使うと大きくMPコストと時間を節約できる。ただ、そのために10分一度の女神の印を使うのが難点なわけだが…。
なお、たとえばこれでイレースを行い、6人に同時にイレースがかかると、ヘイトも6倍になる。開幕あたりでうっかり使うと、死亡しかねないほどのヘイトが乗るので要注意である。
2項.ステータス「女神の慈悲」 編
アイテムに付随するプロパティ。以下の装備品を身に付けて状態異常回復魔法を唱えると、効果対象が範囲になることがある。部位 | 名称 | プロパティ | 範囲化確率 | 装備可能ジョブ |
片手棍 | ヤグルシュ | 女神の慈悲性能アップ | 100% | 白 |
頭 | ORキャップ+1 | 女神の慈悲効果アップ | 10% | |
ORキャップ+2 | 20% | |||
エーベルキャップ | 女神の慈悲+ | 20% | ||
EBキャップ+1 | 22% | |||
グリップ | スレメンシグリップ | 女神の慈悲+ | 1% | All Jobs |
ヤグルシュは範囲化率100%と破格の性能であり、ミシックの面目躍如といったところ。
スレメンシグリップはAll Jobs装備であり、白魔道士以外でも範囲化することができるが、確率が1%と低くオマケ程度である。
関連項目 編
【ヤグルシュ】【オリゾンキャップ】- *1
- なお、ケアルガなど味方を対象とする範囲魔法は、もともと「自身のパーティメンバー」が対象である。
- *2
- イレースはリキャストも厳しい。