嫉妬(しっと/Envy)
- 人の愛情が他に向けられるのを憎むこと。また、その気持ち。特に、男女間の感情についていう。やきもち。悋気(りんき)。
- すぐれた者に対して抱くねたみの気持ち。ねたみ。そねみ。
ミスラに潜む心の闇。
猫に似た姿から執念深そうな感じは受けるが、ストーリー中では、どちらかというと体育会系のサッパリした性格が前面に出ていて嫉妬深さを感じさせていない。
光の弓がもたらされたことにより部族内に不和を招いたこと、またタルタルの社会の中で生きる守護戦士、またそのメンバーであるセミ・ラフィーナを快く思わないミスラも少なからずいる点が、強力な武器や能力、地位への羨望の念-嫉妬とも取れるが、今ひとつ根拠が弱いように思える*1。
もしかしたら愛憎絡みでその心の闇が発揮されるのかもしれないと言われていたが、遂にその場面に遭遇するクエストが登場し、文字通りの血で血を洗う抗争と、その嫉妬の深さが見られる様になった。
ひょっとするとミスラ本国ではこのクエストの様に、数少ない♂をめぐり
/slap /sh この泥棒猫っ!
などという光景が日夜繰り広げられているのかもしれない。ワクワクしつつ南方エリアの追加を心待ちにしたい。*2
ちなみに猫=嫉妬という構図は、猫が持つ月的側面*3からきているものと思われる。月は特に処女性を持つ女神と結び付けられやすく(ギリシア神話のディアナ-アルテミスあたりがその好例)、そういった女神たちは概して嫉妬深い。さらに余談だが、アルテミスは弓の名手で、そういう意味でもミスラっぽい*4ともいえる。
関連項目 編
【無知】【驕慢】【怯懦】【憎悪】【ジラートミッション】【Ark Angel】- *1
- 守護戦士に関してはタルタルに育てられ、タルタルに忠誠を誓う、いわば外見はミスラで中身がタルタルな彼女たちへの反発というのが妥当な線と思える。ただ、ケット・シーが大戦時の各種族の対応を非難する時には、ミスラが手柄を競い合って協調しようとしない性格である点を挙げていた。
- *2
- 残念ながら「星唄、アドゥリン以降のメジャーVUは無い」との公式発表が有る為以降、南方エリアの追加⇒そこでのミッション・クエストという形での実現は厳しいと思われる。但し既存のエリアでのクエスト追加等での実現可能性は残っている
- *3
- 猫は月と太陽の象徴と捉えられるが、太陽的側面はもっぱらライオンに当てはめられることが多く、猫自身は月の象徴性のほうが強い。
- *4
- 正しくはミスラがアルテミスっぽい。