模倣魔

ワールンの祠において、クローソーオーブ（獣神印章30）をトレードすることによって行えるBFNM。
英題のCopycatとは他人の犯罪を真似る模倣犯のことを指す。

レベル制限なし、6人・30分制限。

敵はアーリマン族NMのOsschaart一体。
定期的に魅了と引き寄せを行って、PCを1人ずつ操ってくる。敵対行動開始から撃破までの間、誰かしら必ず1人が魅了されている状態になる。
また、OsschaartのHPを減らしていていくと、その時点で魅了されているPCのジョブのSPアビをOsschaartが使用してくる。本BFのタイトルはこれを示唆したもの。

強烈なガ系魔法を頻繁に使用してくるため、スタン要員は最低2人、スタン要員魅了時を考慮すると3人用意しておくと万全。順番などもきちんと話し合っておくと望ましい。
ちなみにTP技も“タメ”が発生するものが大半なので、青魔道士複数でヘッドバット回しをすれば面白いように相手の行動を阻害できる。なお、青魔道士が魅了されている時のSPアビ中以外「レベル5石化」は使用しない。

Osschaartからの魅了の順番は、パーティリーダーが誘った順。また1番最初に魅了されるのはオーブをトレードしたPC。
当BFに複数回挑む場合は、挑戦の都度オーブ使用者がリーダーとなり、攻略しやすい順番でメンバーを誘い、編成すると良い。
開幕時、オーブ使用者が敵に発見されていないと順番が乱れてしまうが、全員がヘイトリストに載ると想定通りオーブ使用者からの順番に戻るので、注意していれば特に問題にはならない。

実際に魅了された際の対策は、眠らせるか、あらかじめ弱い武器を装備あるいは素手になっておく事。魅了される順番が分かっているならば、後者が便利。
尚、半分弱～3割程度までHPを削った時点で操られているパーティメンバーのSPアビを使用してくるので、白魔道士・忍者・召喚士といった瞬間的に危険な事態に陥るSPアビを持つメンバーがいる場合は注意を要する。

魅了対策、スタン対策などがきちんと出来ているならば、編成にもよるがそれほど難しい部類のBFではないようだ。

一部SPアビ中は通常とは異なる行動を取るようになる。

• 連続魔……赤魔道士が使用する魔法のみ使用（連続魔が切れた後も継続）
  
• 使い魔……単体コウモリ（Osschaart's Bat）召喚
  
• ソウルボイス……ララバイ歌いまくり
  
• コールワイバーン

  注釈3

  かつて竜騎士のSPアビだったため。現在のSPアビ竜剣は使用しない。
  ……飛竜（Osschaart's Wyvern）召喚
  
• アジュールロー……狂ったように「レベル5石化」
  
• オーバードライヴ……オートマトン（Osschaart's Automaton）召喚
  

• 一部の逆トライアル武器（デストロイヤー、レトリビューター、エクスパンジャー、コフィンメーカー）
  
• ダマスクインゴット
  
• ダマスク織物
  
• 御神木
  
• 風魔の脛当
  
• オリハルコン
  などがいわゆるあたりドロップ。
  

なお、1枠はアダマンインゴットが固定で必ず出るのに加えて、もう1枠で風魔の脛当、オリハルコン、アダマンインゴットのいずれかが出ることが分かっている。攻略も難しくなく堅実に儲かる神BFだった。

しかし、他の神印章BFがレベルキャップの上昇により軒並み難易度が下がったのに対し、このBFは魅了がある関係上、高レベルでのソロ～少人数攻略が困難であり、相対的に高難度のBFになっている。

逆トライアル武器は格闘・片手斧・弓術・射撃のドロップが確認されているが、格闘以外の三点…特に弓術と射撃は甚だ人気が無い。
逆に格闘のデストロイヤーは高い人気を誇っていたため、これ狙いでこのBFに来るモンク諸氏も多かった模様。しかし、魅了→Osschaartの百烈拳で惨事に陥る可能性も考慮して、別のデストロイヤー入手候補の会議は踊る・龍円舞曲へ挑む場合もあったようだ。

Osschaartはフランドル地方（ベルギーの北部あたり）の伝承において、姿を変えることができる精霊。その真の姿は鎖を持ち狼の毛皮をかぶっているといわれる。

【印章BF】