ひとりでできる?

記事名読み
ひとりでできる?/All by Myself
バストゥークで受けられる護衛クエストのひとつ。

依頼主は、バストゥーク商業区クラウツ橋近くにいるマリン(Marin)。
依頼者の弟であるケン(Ken)の
工兵隊入隊テストを成功させるため
彼の護衛をしてほしい。
他人に手伝ってもらっても
テストに合格したことになるのかまでは
聞いていない。

他の護衛クエスト同様、週に1度しかオファーが受けられない、報酬は1500Gのみで経験値アイテムは得られない。依頼主に再度話しかけることでキャンセル可能。

2008.6.10より、クエスト護衛の報酬」のいずれかと、クエストひとりでできる?」および「巨大な影の正体」のオファーを3つ同時に受けられるようになった。
導入初期は当クエストを受けた状態でも他の護衛クエストオファーを受けられたが、他の護衛クエストが進行しなくなる不具合があった。
バスの若き剣士Kenが「彼(Ken)単独で無事にダングルフの涸れ谷の目的地へ到達する」という試練を達成できるように、彼に気づかれることなく同行し、敵に倒されることのないように支援するのが本クエストの概要である。
そもそもこっそり支援しなくてはならない冒険者であるが、なぜか冒険者自身(おそらくKenと同レベルと思われる)Lv10へ強制的に制限をかけられた状態でという試練を背負わなければならない。
同行中はダングルフの涸れ谷を猪突猛進する護衛対象から姿を隠しつつ、それでいて彼が倒されないようにレベル10制限下で見守り進まなければならないという、かなり過酷な条件の護衛任務となる。

なお、任務遂行中はフェイスを呼ぶことはできず、予めフェイスを呼んでいてもレベル制限がかかった時点で消滅する。

測量を終えてスタート地点に戻ってくるとKenは消え、代わりに依頼主のMarinが表れる。彼女からだいじなものケン護衛依頼完了証」を受け取ったら商業区に戻り、依頼主に話しかけると報酬を渡されクエスト完了。

余談ながらフェローの性格によっては、バストゥーク港Rendezvous Pointにてこのクエストに関する台詞を聞くことが出来る。

Kenの行動特徴


Kenは大別して「ルート進行モード」と「戦闘モード」が存在する(便宜上そのように記すが正式名はない)。

ルート進行モード
Ken抜刀していない状態。
一定のルートを進み、一定の場所で振り返ったり立ち止まったりする、完全予測可能な行動である。何度もやり込むことで性質を理解でき安全地帯がわかる。

戦闘モード
Ken抜刀している状態。
目の前に敵がいればこのモードに切り替わり接近して殴る。またリンクや敵に発見されてKenヘイトが発生すると全滅するまで殴る。戦闘モード中はルート進行モードの性質は完全に停止している。戦闘終了と同時にルート進行モードが再開される。

モード切替の注意点
もっとも特徴的なKenの行動は、交戦が終了したら「敵を発見した場所」まで引き返すという点である。
Kenがルート前進中に正面方向に敵を認めると、「敵を見つけた瞬間にKenがいた場所」が記憶され、Kenリンクなどの処理を完遂した瞬間、その記憶された場所に戻ってからルート前進を再開する。
これにより、Ken視界を避けて背中にへばりついていると、Ken戦闘終了と同時に後ろを向くため即座に護衛失敗となる。
かといって側面も安全ではない。Kenが元の記憶した場所に戻るときは”揺らぎ”ともいえる現象があり、厳密な最短ルートとは限らず微妙に蛇行する。そのとき真横を向いたり、倒した敵がいた場所を向く可能性もある。
よってKen戦闘中は敵の残りHPに注意を払い、戦闘終了しそうになったら十分な距離を取るか確実な物陰に隠れなくてはならない。

以上のことからも本クエストの類まれな難度が伺えるが、”だからこそ”と幾度も挑戦する冒険者も少なくない。


備考
おそらくLv10制限を加えられている本クエストは、他のクエストの中にも時折見られる「多人数の冒険者で協力してクリアする」ジャンルを想定されているのではないかと推測される。
同じクエストを受けた仲間や、クエストを成功するために支援する高レベルの仲間に敵の事前排除等の協力をしてもらうと、難度は格段に下がる。

ソロで挑戦する場合、以前であればKenの進撃ルートが常に一定(振り向き、引き返し地点も同じ)である事を利用して、わざと失敗してレベル制限を解除し、ルート上のモンスター殲滅してからエスケプして速やかに再挑戦するという荒業もあったが、当エリアの敵の再POPが5分となった今では、この方法でのクリアはほぼ不可能になったと思われる。

また、Kenと護衛者の関わった敵はレベル制限パラメータのため外部から攻撃ができない上、護衛失敗後にHP回復しきってもこの状態が解除されないというバグが存在する。
これらの敵をリンクさせてしまうと、通りすがりの第三者をMPKする可能性があるので注意すること。

レベル制限を受けたあとは、プリズムパウダーを使ってもインビジ状態にはならない。
関連項目
護衛クエスト

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