忍刀

片手刀の一つ。いわゆる忍刀系については【小刀】項を参照。
グラフィックは脇指と同じ。

合成の他、2013年12月11日のバージョンアップからは93エミネンスと交換で入手できるようになった。

英名を見る限り、FFXIにおける読み方は「にんとう」ではなく「しのびがたな」である。

合成で作成する場合、玉鋼を使うためこのレベル帯の武器としてはずば抜けて製造原価が高い。その上NQ品がノーグやバストゥークの天晶堂で比較的安く手に入るので、手っ取り早く入手したいのならばこちらの手段をお勧めする。底値は2700ギル程度だが、これらの天晶堂の物販はギルドショップ形式であるため最大で1万ギルを超える場合もある。

忍刀改にしてもNQブラスサイフォス(Ｄ12 隔228)と同じD値のため、作るものは少ない。
少しでも強い片手刀が欲しいのならば、忍刀を素材とした強風改が安上がりの事は皮肉だろうか。

鍛冶ギルドの指定生産品クエストで得られるギルドポイントは933(HQ品は942)。一日に得られるギルドポイントの上限は13680。（NQ14.66個）

エリア	店舗名・座標	NPC名	備考
バストゥーク港	天晶堂バストゥーク支店・F-6	Silver Owl	入荷品（売切れ有り）
ノーグ	天晶堂ノーグ支店・I-8	Jirokichi	入荷品（売切れ有り）
ナシュモ	天晶堂ナシュモ支店・G-7	Tsutsuroon	入荷品(売切れ有り)

ギルドショップの底値は2,728ギル。売却標準価格は933ギル。

かつてはジュノ天晶堂のAkamafulaも買取をしていたが、2018.4.4にギルドショップから通常ショップになると共に取り扱わなくなった。

「忍刀改（Shinobi-Gatana +1）」と名称が変化する。

多くは錬金術師による合成素材として消費されることが多い。
合成レシピも強風を除き(水クリ+忍刀+にかわ+薬品)と単純である。

これらは安価に、かつ幅広いLv帯に存在することから多くの忍者が使用する。
威力だけではなく、溶刀・蝮刀の追加効果は無視できない効果がある。
安価であることからHQ品を購入する忍者も多い。

一つの武器が薬品を塗るだけで、これだけ多様に(D値も)変化するとは、東方の技術は恐るべきものだ。

• 鍛冶　[58]　強風　 Ｄ11 隔227 ウィンドファン装備時追加効果:風ダメージ Lvv13～ 忍
  
• 錬金術[23]　黙刀　 Ｄ11 隔232 追加効果:静寂 Lv16～ 忍
  
• 錬金術[32]　附子刀 Ｄ16 隔232 追加効果:毒 Lv26～ 忍
  
• 錬金術[42]　墨刀　 Ｄ23 隔232 追加効果:暗闇 Lv41～ 忍
  
• 錬金術[55]　溶刀　 Ｄ25 隔232 追加効果:防御力ダウン Lv46～ 忍
  
• 錬金術[80]　虎狼痢刀 Ｄ33 隔232 追加効果:毒 Lv66～ 忍
  
• 錬金術[91]　蝮刀　 Ｄ37 隔232 追加効果:スタン Lv72～ 忍
  

黙刀・溶刀は静刀・熱刀への中間素材でもある。

忍刀は打刀や太刀のような、通称日本刀（FFXIにおける両手刀）と呼ばれるものとは形状が違う。
日本刀は美しい緩やかな弧を描いているが、忍刀は直刀である。直刀であるがため斬撃に向いておらず、突く事を前提に作られた。

とはいえ製法そのものはあくまでも「刀」であるため、刃物としての切断能力においては同じく直線の刃を持つ「剣」とは一線を画している。
忍者という存在からすると、敷地内などで行動することが多く、狭いところでは満足に振れない場合があり、「立っている相手に斬り付ける」「同じく刀で武装した相手との斬り合いを行う」といった「動いている目標」を狙うケースより、「眠っている(横たわっている)相手に確実な一撃を加える」というケースが多くなる。
こういった状況では傷の深さという観点からも突きが有効であるが、基本的に切断することに特化した日本刀は突いて使用するのには向いていないため、このような形状に進化したものと思われる。

戦闘以外にも塀を越える際の踏み台にしたり、鞘をシュノーケル代わりにしたという文献もある。
だが、某ハットリくんのように背中に刀を差すのは誤りのようだ。30センチ程度であっても抜くことが難しくなり、潜入の邪魔になる。
もっとも、変装すべき潜入工作に一目で忍者とわかる装備はありえないわけだが。

【毒武器】【片手刀】【小刀】