蝮刀

片手刀の一つ。
グラフィックは脇指と同じ。

Lv75キャップ時代における片手刀の毒武器の最高峰。
追加効果のスタンが、「避ける盾」としての忍者の性質と最高にマッチしており、両手に持って戦えば敵の攻撃回数を減らし、空蝉の術のリキャスト稼ぎに役立ってくれる。

また、忍者の二刀流効果アップとの相性も良く、その手数の多さからスタンの発動を目にする機会も非常に多い上、スタンの発動を見てから空蝉の術:壱を詠唱～完了できる程の余裕もあるため、蝮刀（蝮刀改）の愛好家は少なくなかった。
全般的に安価な片手刀の毒武器だが、この武器のHQ品はスタンの発動率も上がり、際立った性能のために高価であった。とはいえ、製造原価も師範レシピとしては驚くほど安いため作成する者も多く、他のジョブの一線級HQ武器と比較すれば随分恵まれている価格だったと言える。

ただし、武器としての純粋な削り能力では不動、千手院力王、ペルデュブレードなどの方が勝っており、タゲを保持するためのヘイトの多くを削りダメージに依存する忍者としては思案のしどころ。

丁度や楽あたりを相手にすると追加効果の発動頻度が非常に高く、HQ品の蝮刀改だとさらに有用性を実感できる。レベリングパーティの場合でも、偶然発動したスタンに助けられる場面が多いような相手（厄介な特殊技や魔法を使用するなど）ならば、蝮刀が活躍するかも知れない。

このあたりの選択は個々の忍者の志向によっていたようだ。

NQの売却標準価格は1,050ギル。

「蝮刀改（Mamushito +1）」と名称が変化する。

この武器が実装されてからしばらくの間、スタン状態中の敵をスタンする事が可能だったため、敵はほとんどスタン状態となり忍者のソロまたは忍者と赤や詩人のペアといった少人数で、NMや一部のHNMすら倒す事が可能だった。
この辺りはスパルタンブレットがプロマシアミッションにおいて猛威を振るった事に似ている。
現在は、スタン状態中にスタンで上書きする事は可能だが、スタン効果切れ後一定時間をおかないと再発動しないようになっている模様。

【毒武器】【波布刀】