Garazu-Horeizu

記事名読み
がらずほれいず
歴史上の人物でウィンダス連邦魔道士ガラズホレイズ」。「渦の魔道士」と呼ばれた。

メダダクレブオグレブ兄妹の手記の回想でその姿が描かれており、それによるとフェイスタイプマゲタルをベースとしつつも、銀髪と銀色の目を持つオリジナルフェイスである。

ガラズホレイズ

メダダ呪いをかけ呪文を封じたり、天晶暦534年ヤグード現人神を強力な催眠魔法で操りヤグード教団を動かして聖都ウィンダスに攻め込んだりと(第四次ヤグード戦役)、国家転覆を狙って色々と暗躍したようである。結局このヤグード戦役クレブオグレブメダダ兄妹によって失敗している。

蝕世のエンブリオではこの戦いの背景が掘り下げられており、真の目的は国家転覆ではなく、自身の「渦の理論」を実証すべく、星の神子以外の立ち入りが許されていない満月の泉への侵入し、霊獣フェンリルを手中に収めることだったことが明らかになる。しかし、満月の泉の手前でメダダクレブオグレブ兄妹と戦闘になり、メダダの大魔法で命を落とした。
【第四次ヤグード戦役
国家転覆を狙う「渦の魔道士ガラズホレイズ」は、現人神を強力な催眠魔法で操って、ヤグード教団軍を動かすことに成功。連邦軍主力を遠地に誘き出した後、密かに聖都に近づいて魔法防壁を破り、教団軍を聖都内に侵入させた。まだ学生だった「闇夜の魔戦士クレブオグレブ」と「沈黙魔道士メダダ」の兄妹は、贋の現人神を映し出すことで、ヤグード兵を混乱させてガラズの術を破り、見事教団軍を撃退した。

ファイナルファンタジーXI 公式設定資料集 Life in Vana'diel P146より

なお、子孫の一人にウィンダス水の区に居を構えているホノイゴモイがいる。

召喚士AFクエストでは、手の院の禁術
注釈2
当時は手の院は存在しなかったため、異なる名前で呼ばれていたと思われる。
が施されたガラズホレイズ魔法人形天の塔に保管されていて、手順を踏めば復活できることが明かされており、復活を意図する人物が暗躍する様子が描かれている。

また、ウィンダスミッション7-1「第6の院」で読める書物には「渦の魔道士は、満月の泉に息づく大いなる獣を解き放とうとしていた」という記述がある。

その後、長い間ストーリーで触れられることがなかったが、蝕世のエンブリオミッションウィンダス編では彼の魔法人形にスポットを当てられている。また生前、永遠に連続して魔法を使えるようになる魔法理論「渦の理論」について研究していたことも明らかになる。

また、同ミッションの「ズー・ブシュの戯れ」において、トスカポリカが生前のガラズホレイズについて語っており、「第四次ヤグード戦役」においてデーモン族の姿が目撃されていることが明かされ、ガラズホレイズ闇の王のようにオーディンと契約を結んでいた可能性が示唆された。
Tosuka-Porika : 文献によれば
「第四次ヤグード戦役」の最中に、
命を落としたとされている。
Tosuka-Porika : その際、当時は
珍しいどころか、伝説上のモンスターであった
デーモン族の姿が目撃されたとか……。
(中略)
Tosuka-Porika : ガラズホレイズもまた
大いなるもの」の研究を進めていたらしいし
……ムムムム……関係があるのだろうか……?

さらに蝕世のエンブリオを進めると、ガラズホレイズが死後どのような道を歩んだのかが描かれている。その過程で、ガラズホレイズは稀代の大悪人というより、犠牲を厭わない探究者といった性格を持っていたことがわかるだろう。

死後のガラズホレイズの歩みについてはネタバレ項を参照。

イメージとしてはカラハバルハを極悪にしたような感じで、ガラズホレイズが体現しようとしていた魔法形態は、一般的に使われている魔法とは逸脱したものになる予定だったらしく、「渦」というのはDNAの二重らせん構造からとったらしい
第26回もぎたて ヴァナ・ディールによると、実際にガラズホレイズが復活する計画もあったようだが、まともに入れるとかなりのボリュームのストーリー構成になってしまうことから、実装を見送って召喚AFクエストで一部設定を出すにとどまっていた。

渦の魔道士は何かを呼び出そうとしていたようで、かつては渦の魔道士の復活を止めたことでその「もっとまずいやつ」が復活してしまい、その復活したものの討伐を目指すというバトルコンテンツが検討されていた。

なお、この紹介におけるガラズホレイズのシルエットは院長と同じ帽子を被ったタルタルだった
注釈4
参考:渦の魔道士に関連する人物たち(放送内で使われた資料)
。意図的に院長
注釈5
当時のウィンダス連邦はまだ五院体制にはなっていなかったので厳密には「院長」はいないが、その前身となる連邦図書館や公共魔法練習場などの機関は存在していた。
と同じ服装をしていたのかも知れないし、もしかしたら院長あるいはそれに近い地位にあったのかも知れないが、詳細については触れられていない。

ただ回想シーンを見る限り、第四次ヤグード戦役のときにはチュニック系の装備をまとっており、帽子はかぶっていなかったようである。
関連項目
Medada】【Honoi-Gomoi】【Uran-Mafran】【Gurebu-Ogurebu】【Garazu-Horeizu/ネタバレ】【蝕世のエンブリオ】【渦の理論
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