ウィンダスで主にレコーダーやラ
ジオの代わり、留守番等の雑多に使われる生きる人形。
冒険者たちには探索、察知用途で渡されることもある。
その
感知範囲は広く、
ヴァナ・ディールのどこにいても標的の場所を知る事ができて、かつ標的の規模とどこまで接近しているかを察知できるほどの正確さも持ち合わせている。
ウィンダスを詳しく知らない人たちに
カーディアンと混同されてしまいがちだが、
カーディアンは防衛用の人形で用途が異なる。とはいえ
魔法人形製作第一人者の
コルモルが
手の院に務めなかったことを不思議がられた事実があることから、製作に関するそれぞれの技術は通じるものがあるようだ。
人形の性格は
カーディアン同様製作者のものが反映され易いようで、例えば夢想家の
コルモルの作った人形は口調や性格に何らかしら難を持つ場合が多く、その毒舌で
シャントットをキレさせたり、突然妖しげな笑い声を発して
冒険者にウザがられている。
魔法人形の名前は
カーディアンと異なり法則を持っていない。大概は
ウィンダスのお国柄を反映してか用途に「くん」を付けている。「みつけるくん」「敵を見つけるくん・1号」「おるすばんくん」「かぞえるくん」などがそれにあたる。
「ケヒヒヒヒ!
オレ ニ マカセロ! 「キタ」 ニ イクベシ!」
「いくら隠れたってムダムダ!
みんな見つかって、オイラ以外はチ~ン!
……と、オダブツサ!」
「ドウモ ワタシハ
ゼンジドウ 「おるすばんくん」デス。
ゴヨウハ ナンデショウ?」
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魔法人形「かぞえるくん」