燃ゆる高空

ENMの一つ。
2005年04月21日のバージョンアップで実装された。

帝龍の飛泉のバトルフィールドを舞台とする。
Lv40制限・3人推奨・制限時間は15分。

突入にはタブナジア地下壕の「Morangeart」より渡される「帝龍の逆鱗」が必要。

中に待っているのはボム族（クラスター）のNM「Razon」1体。

クリア時の取得経験値は2,500。
クリア時の報酬品としてウッズマンリングが出る可能性があり、ソロで攻略できることもあって人気のENMである。
道中でミラテテ様に変換可能なリヴェーヌワートを取得できるというのも大きなポイントだろう。

ENMモンスター「Razon」の特徴として、ハズレの魔法属性が存在していてハズレを引くと即ダメージの大きい自爆をするということ。
魔法属性なので､連携や武器の追加ダメージ等でも発動する。この自爆はダメージもあるが､クラスターらしく3度目の自爆をした瞬間にENM失敗とみなされ即退出されてしまうので、自爆の発生した属性を使用しないように注意が必要となる。

具体的には、突入時にランダムで1種の属性がハズレとして設定されている。
そして一定HPを削ると0ダメージ自爆を行い、新たにハズレ属性が1つ追加される。
同様に一定HPを削り、自爆して更にハズレ属性が1つ追加され、最終的にハズレ属性は3種類になる。

例えば、突入時にウォータを撃って着弾した瞬間に自爆の構え(ダメージあり)をしたのならハズレは水＋残りの属性から1種追加。
1回目の自爆後、サンダーを撃って着弾した瞬間に自爆の構え(ダメージあり)をしたのならハズレは水＋雷＋残りの属性から1種追加。
2回目の自爆後、この例の場合は水・雷・残り6属性(土風氷火光闇)のうち、何れか１つがハズレとなる。

※「3度目の自爆が敗北＝退出」なので、1・2度目の自爆はダメージありでも無しでも勝負に影響しない。また、自爆を引き起こした攻撃で倒した場合、ダメージは受けないが退出となる。
　RazonのHPは約2000で、自爆により減少する事はない。

赤魔道士ソロで行う場合は、サポ忍・メロンジュースやヤグードドリンク1本さえあれば装備無しでも勝つ事が出来る。もちろん精霊魔法のレジスト低下、ダメージアップの為にワンド二刀流や、INT装備、食事は非常に有効。

突入したら空蝉・ストンスキン・バファイを張り、ドリンクを飲んだ後に連続魔を発動し精霊魔法を撃っていくが、その間は空蝉が切れないように最優先で張りなおす。残MPが100前後と少なくなってきたら一度空蝉を張替え、すぐにコンバートしケアルで回復する。そして上記のハズレ属性に注意しつつ精霊魔法を当てていけば容易に勝利する事が出来る。連続魔中に空蝉の張替えや回復をしても十分に時間があるので落ち着いて行動しよう。

ただし前述のとおり、はずれの魔法を撃つといきなり大ダメージを伴う自爆を行うため、最初の一発は自爆しないか様子を見るようにしたい。また初回の自爆がダメージ0でも、直後に新たな外れ属性を引き当てる可能性があるため様子見は必要である。もっとも、どんなに注意しても最後に引き当てる可能性は残っているので、運試しの性格が強いENMである。

もうひとつ、獣/忍が呼び出しペットで強引に力でねじ伏せる方法もある。
獣使い二人がアントリオンのしもべ（苗床でも可）を呼び出し、ただ殴っていくだけ。前述のとおりはずれの属性が出ると即自爆してしまうので、連携は禁止。ただ殴って減ってしまったペットのHPはペットガンマで回復しているだけで勝ててしまう。しじをさせろの実装により、属性のないM.バイトを指定可能となり、より安全性が向上している。
獣使いを二人集める手間はあるが、LS内でまかなえる場合気楽に挑戦できるといえるだろう。

経験値もしくはリミットポイント2500と以下のアイテムからランダム（複数の場合もある）

1. ウッズマンリング
   
2. エーテルリング
   
3. クロスボマンリング
   
4. サグザンバーハ
   
5. ホラーヴォウジェ
   
6. 祈雨石
   

名称の元ネタは軍歌「燃ゆる大空」もしくは同名の映画だと思われる。
映画「燃ゆる大空」は1940年頃作成の映画で、旧帝国陸軍所属の航空隊の奮闘と悲哀を描いた映画である。「1940年」「航空隊」の2つのキーワードと、本ENMの内容をあわせて考えると、なぜこのような題名になったのか、ピンとくる人も多いのではないだろうか。

NMの名称Razonは、ボム族であることから第二次大戦中にアメリカ軍が開発した誘導爆弾の名称Razonが元ネタであると思われる。

【ENM】