連続魔レイズ

赤魔道士の究極の宴会芸･･･であったはずのもの。

そのまんま、連続魔でレイズをかけまくるだけという荒技。コンバートを挟むとさらにかけまくれるが、使用後はHP、MP共に消耗しきった状態になるので素人にはあまりおすすめできない。

かつてはレイズと高位レイズのギャップゆえに、Lv50以上の戦闘不能者にとっては「 時間効率 ≫ 経験値　」となる状況にのみおいて許容される、ある種の宴会芸の域に留まっていた。

かかる状況を一変せしめたのはアトルガンの秘宝で実装されたビシージ（市街防衛戦）およびアルタナの神兵で実装されたカンパニエバトルである。

• 傭兵資格またはアライドタグがあれば経験値をロストしない。
  
• 敵の範囲攻撃が厳しく、戦闘不能に陥りやすい。

  注釈1

  特に自爆技ならガルカのモンクやナイトすら2回殺して釣りが来るほどのオーバーキルダメージなことも。
  
  
• フルアラ超で群がる頑強な前衛部隊が一瞬で全滅することも茶飯事。
  
• ホームポイントへ帰還すると活躍がリセットされる上に現地へ戻るにも時間がかかる為、戦線復帰には実質レイズかリレイズしか無い。
  
• （ビシージのみ）戦闘終結時に死亡していると経験値がもらえないため、蘇生は一刻一秒を争う。
  
• (状況によるが)テンポラリアイテムにより、MP回復及び最大MP補強が容易にできる。
  

こんな条件が整ったことから、「宴会芸」が突如として「一人で白魔道士数人分の蘇生能力」に化けてしまったのである。

さらに一回の蘇生による皇国軍戦績(または連合軍戦績)&経験値ボーナスが結構大きいらしく、短時間で一気に数人蘇生するため、ポイントを大きく稼げるという特典付き。結果として赤魔道士は、白魔道士諸氏からささやかな羨望と嫉妬を受けつつも救護班や衛生兵として活躍する道が開かれた。

ちなみに、その他の活用法としては以下のようなものがある。

• Lv50より下の全滅パーティの救助。
  全滅したパーティでも、瞬時に立て直すことが出来るだけの可能性を秘めている。
  
• 裏世界デュナミスにて死体が大量にできあがった場合。
  時間効率≫経験値の典型であり、やむを得ず甘んじる場合がほとんど。
  
• 機船でシーホラーが大暴れをした場合。
  被害者は低Lvの初心者プレイヤーにほぼ限定されるため、レイズで問題はない。