ゾンパジッパのサーカス団

記事名読み
ぞんぱじっぱのさーかすだん
ゾンパジッパ水晶大戦開始前に開発した10体のプロトタイプのカーディアンのこと。

当時はまだサーカス団とは呼ばれておらず、このように呼ばれるようになったのは大戦末期に実戦配備されてからである(後述)。

当時のウィンダス軍は深刻な前衛不足にあえいでおり、徴兵制の導入まで検討されていた。無機物に命を封じ込める魔術「封命術」に秀でていたゾンパジッパはこれを好機と捉え、開発したのがプロトタイプカーディアンである。

この頃のカーディアンカーディアン1体につき魔道士が1人ついていなければならないなど、コスト・運用面の問題があり、カラハバルハカーディアンを自慢しに行ったゾンパジッパがそれを指摘されてむっとしたというエピソードがある。

とはいえそれがゾンパジッパに与えた影響は大きく、開発を続けたゾンパジッパ天晶暦861年1月に遂に「星の木の実」を触媒とすることで自立行動を可能とするカーディアンの開発に成功、元老院は直ちに量産化を決定した。今日冒険者が見かけるカーディアンはこのカーディアンの流れを汲むものである。

初期の10体のプロトタイプは、新機軸を持ち込もうと躍起になっていたゾンパジッパにより移動方法や攻撃方法などで様々な試みが行われ、六足型、一足型、空中浮遊型、四腕に魔法剣装備、顎のついた双頭タイプなど、まさに異形の集団の様相を呈していた。

大戦末期にはこれらも自立型に改造されて実戦配備され、その不ぞろいな姿から「ゾンパジッパのサーカス団」と兵士に陰口を叩かれていたが、ザルカバード会戦では意外にも大活躍したという。

アルタナの神兵カンパニエバトル等)には登場していないことから、まだ自立型には改造されておらず、手の院に保管されているのだと思われる。その代わり、カルゴナルゴ城砦〔S〕にてこのカーディアンの話を聞くことができる。
Rormu-Rarlmu : 手の院ゾンパジッパ院長
発明したカーディアンには
10体のプロトタイプがあるんだ。
Rormu-Rarlmu : 見た目はキテレツで
かなりダッサーかったけど
威力はすばらしかったそうだよ。

現代ではその役目を終えているのか、やはりその姿を見ることはできない。

関連項目
Zonpa-Zippa】【カーディアン】【レビテト

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