Shihu-Danhu

記事名読み
しふぅだんふぅ
NPCの一人。フェイスタイプタルタル♂F8A(プルダパゴッパ金髪)。アルザビ(J-10)(居住区出口付近)に通常配置されている(後述するが、いないこともある)。通称「デジョンタル
注釈1
NAでも"Warp Taru"(Warpはデジョンの英語名)と呼ばれている。
」。

彼は人をジュノに送る魔法の修行中であり、彼の実験台になってあげることで、無料でジュノ方面に移動することができる。

ただ、修行中の身であるためか、彼の魔法はいささか精度に難があり、狙い通りジュノ(ル・ルデの庭噴水前)に送り届けてもらえることよりも、近郊の他の場所についてしまうことの方が多かったりする
注釈2
電撃の旅団本による調査結果によると、全ての場所に同確率で送られるようで、ル・ルデの庭に正しく到着するのは5分の1の確率と言う事になる。完全なランダムではなく、ヴァナ・ディール時間が関係しているという噂もあり、パーティなどでほぼ同時に確定した4名と数秒遅れで確定した2名で、移動先が2箇所に偏るといった結果になることもある。
。なお、兄のKaduru-Haiduruも同様のテレポ・サービスを有料で行っているが、こちらは確実に成功する。

アトルガンの秘宝リリース当時はHome PointワープSurvival Guideも存在せず、このサービスが極めて便利だったため、ビシージの際に捕虜になると即座に傭兵軍団が蛮族拠点を蹂躙してしまう-もはや逆ビシージといえる-ほどの重要NPCとされ、拉致されたのが発覚すると、既に捕虜を救う鍵を持っている冒険者ワープを利用して単独で救助に向かい、拉致から5分後にはすでに解放されているという光景も珍しくなかった。

その利便性だけでなく、なんとか魔法の実験台になってもらおうとお願いする仕草の可愛さや、お願いを断られた時のうなだれよう、失敗はもちろん成功でも詠唱後に「あ!」と叫ぶ(しかも仕草もなかなか)など、的確にツボを押さえており、アトルガンミッションが本格的に展開する以前は「聖皇よりも人気がある」と持て囃されるほどの抜群の支持を得ていた。その後は五蛇将などクエストキャラクターの魅力が表現される機会が増え、逆にデジョンタルに関しては冒険者ワープできることに慣れてきたことや兄の利便性が知れ渡ったことで、人気に翳りが見える。「デジョンタルとその兄にまつわるクエストが追加される日がきっと来る」と淡い期待を抱くファンもいたとか……
注釈3
なお、兄Kaduru-Haiduruは、Zazargクエイベント中に登場している。


モーション集

デジョン先のロケーション
魔笛がある場合
本来の目的地であるジュノ(ル・ルデの庭噴水前)以外の到着地点は以下の4カ所。ロランベリー耕地ソロムグ原野の着陸地点は通常PCが行けるはずが無い場所でもあるので、知ってるエリアの割りには新鮮に感じるかもしれない。


どれも徒歩ですぐジュノに入れるほど近いので、外れてもあまり問題はない。
しかし、転送場所近くにはLv30前後のアクティブモンスターがいることがある。転送の際は可能ならばあらかじめ絡まれない高レベルのジョブになっておいたほうがいいだろう。
特にゴブキャンプの真ん中に飛ばされるバタリア丘陵ジュノまでの狭い通路にイビルウェポンがいるクフィム島は危険度が高い。
一見安全地帯に見えるロランベリー耕地ソロムグ原野も、付近を徘徊するアクティブモンスターが少ないため頻度は少ないが、絡まれる可能性はあるので注意が必要。
魔笛蛮族に奪われている場合
魔笛を奪われている場合、ジュノ以外の到着地点がエリア内のとてもとても遠い位置にずれてしまい、さらにヴァナ時間一日一回しか彼のサービスを受けられないので注意が必要である。

魔笛を奪われている際の到着地点は以下の4ヵ所。

彼さえ奪還しておけば、ちょっと不便だけど魔笛はどうでもいいという雰囲気も一時期はあったが、06/07/25のバージョンアップビシージ蛮族強化され、以下のような変化が生じた。


この結果、彼が利用できないケースが従前と比較し非常に多くなり、一時はこれによって三国テレポ(ホラデムメア)そばのチョコボ料金の値上がりという影響が出る鯖もみられた
注釈4
最近では、呼び出しチョコボ実装により、チョコボの値段はむしろ下落した鯖も多い。
チョコガールに何千ギル払ってまでアトルガン白銀貨の支払いを拒否されるも不憫といえるかも知れない。

その後
その後、各種ワープ手段の充実によって、兄弟共に全く利用されなくなっていると思われる。
ビシージの人離れ、アルザビアトルガン白門)の凋落と併せて、恐らく多数派であろう拉致されたまま長期に亘り放置ワールドと、ビシージに今でも一定の参加者や熱心なボランティア冒険者の居る一部ワールド
注釈5
この場合、IL冒険者との完全な力量逆転現象によりLV8でも慣れた冒険者数人も居ればほぼ無傷で完勝出来てしまう。
の両極端な状況となっている。

いずれにしろ、アトルガン白門はともかく、アルザビは週末の夜でも平均数名(場合によってはゼロ)しか居ない状況であり、昔日の栄光の面影は全くないと言える。
言行録
平時
あの……、ボク……、
魔法の修行中なんですけど……。
とおいとおーい中の国……、
ジュノ大公国ってところまで、
人を運ぶ魔法を練習してるんです……。
ボクの……、(←ここで「モジモジ」した仕草を見せる)
じっ、実験台になってくれませんか?

[選択肢]実験台になりますか?
なる
ならない

[なる]
や、やった!
ありがとうございます!! (←ここで一回転して飛び跳ねる)
それでは目をつぶって~っ!!!
あ!(←ここで口に手を当て驚く。冒険者は既に転送済み・・・)

[ならない]
そうですか……。(←ここでガックリとうなだれる)
すみません、ありがとうございました。
はぁ……はやく兄さんみたいになりたいなぁ……。



捕虜
 兄さん、こわいよぉ……。
 こ、こんなことなら、まっさきに自分に使える
 移動魔法を練習しておくんだった……。

 兄さん、あついよぉ……。
 こ、こんなとき兄さんなら、華麗な脱出魔法で
 ささっと逃げちゃうんだろうなぁ……。

 兄さん、さむいよぉ……。
 こ、こんなとき兄さんなら、華麗な炎の魔法で
 ほんわか温まるんだろうなぁ……。

 わーい、たすかった!
 ど、どこのどなたか存じませんが、
 とってもありがとうございましたっ!!
も……もしかして、
あのときの……冒険者さん!
こ、これはお礼です、受け取ってください!!

五蛇将Shihu-Danhuに纏わる話
そんなデジョン修行中の彼にも実は、五蛇将に入れるチャンスがあったエピソードがある。このエピソードは、「Fan Festival 2007」のQ&Aで語られた。
Q:五蛇将タルタルがいないのはなぜ?

A:アルザビデジョン樽(弟)は知ってますよね?
 ある日、彼にビッグチャンスが到来しました。
 五蛇将マムークまで同行し、任務完了後にアルザビまで送り戻す任務が与えられたのです。
 これに成功すれば、6人目の将軍に昇格できるかもしれない大チャンス!
 マムークでの任務を随行する5人を、外で待っていたデジョン樽。
 待ってるうちにお腹がすいて、5人がエスケプで戻ってきたころには腹ペコ。
 集中力が持続するわけもなく、デジョン樽は5人をアルザビでなく翡翠廟へと飛ばしてしまう…
 そのヘマのせいで、タルタルが将軍になる夢は消えちゃったのでした。

Kaduru-Haiduruが嫌ってる理由なのかも知れない…。

関連項目
Kaduru-Haiduru

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